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私たちも監視されている?! ”NSA”について

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2014.06.27|shiozawa

NSA”。

米国家安全保障局の事です。

名前だけを聞くとアメリカの安全を守る組織とだけ一瞬感じますが、

昨年の6月、アメリカのNSAが世界各国の情報を傍受している事をエドワード・スノーデン氏が告発して以来、ちょくちょく耳にするようになりました。

ということで、今日はNSAや情報セキュリティに関するお話です。

まず、こちらが先ほど名前の挙がりましたスノーデン氏。

 エドワード・スノーデン(Edward Joseph Snowden)

 

そして、こちらが

NSAがどこの国の情報をより多くハッキングしていたのか”が一目でわかる地図です。

■NSAがどの国をターゲットにしているか、不正侵入の実態がわかる世界地図  2014.6.24

米国家安全保障局(NSA)が2013年に世界各地で行った「ネットワーク不正侵入活動の実態」がわかるヒートマップを紹介。
米国内部での活動の詳細がわかる資料もある。

上の画像はエドワード・スノーデンがリークした資料に含まれていたスクリーンショットで、米国家安全保障局(NSA)が2013年に世界的に行っていたネットワーク・ハッキングの実態がわかるものだ(濃い赤になるほど、活動が活発に行われていたことを示している)
この画像は、スノーデン氏がリークした資料からドイツの『Der Spiegel』誌が入手した53の文書の一部に含まれていたものだ。

『ガーディアン』に寄稿していたグレン・グリーンウォルドが2013年6月に発表したバウンドレス・インフォーマントに関する初めての記事で公開された資料と、情報源は同じようだ。
バウンドレス・インフォーマントとは、NSAが利用しているツールで、NSAが収集したデータの量や、収集地域の分布を分析するための手段だ。

今回の新しいヒートマップはこのツールからつくられたもので、2013年のある30日間における「コンピューターネットワークへの不正侵入」活動を示している。

この30日間、NSAによるネットワークハッキング活動のほとんどはパキスタンをターゲットとしていたらしく、諜報活動の分布を示すこのヒートマップ上で、同国は赤く塗られている。

この期間中、2番目に活発な諜報活動が行われた国はイランのようで、濃いオレンジ色で表示されている。

引用:Wired.jp

意外にもパキスタンに対して最もハッキングしているということで、ロシアや中国が一番ではなかったようです。

そしてわが日本に対しても地図を見る限りは傍受していないように見て取れますが、、、

それはどうでしょう。。。

ということで、例えばこちらの施設を見たことはございますか?

知っている人は一目でわかる、エシュロンです。

この画像は英空軍メンウィズヒル基地にあるレドーム(レーダーアンテナ保護用のドーム)ですが、

エシュロン(Echelon)は、アメリカ合衆国を中心に構築された軍事目的の通信傍受(シギント)システム

同国の国家安全保障局(NSA)主体で運営されていると欧州連合などが指摘している一方、アメリカ合衆国連邦政府自身が認めたことはない。

 

エシュロンはほとんどの情報を電子情報の形で入手しており、その多くが敵や仮想敵の放つ電波の傍受によって行われている。

1分間に300万の通信を傍受できる史上最強の盗聴機関といわれている。
電波には軍事無線、固定電話、携帯電話、ファクス、電子メール、データ通信などが含まれており、同盟国にある米軍電波通信基地や大使館・領事館、スパイ衛星、電子偵察機、電子情報収集艦、潜水艦を使って敵性国家や敵性団体から漏れる電波を傍受したり、時には直接通信線を盗聴することで多量の情報を収集していると言われている。
現代においては、データ通信の大部分は、光ファイバーを利用した有線通信によって行われており、傍受することは極めて困難である。

それでも例えば、20世紀末までは海底ケーブルの中継器に傍受装置を取り付けることで光ファイバでも盗聴が可能であったが、1997年以降からは電気アンプから光学的に増幅するアンプに変わったために不可能になった(ところが2013年には、エドワード・スノーデンの告発により、PRISMで有線データ通信さえも盗聴されていることが明らかになった)。

引用:Wiki

そしてなんと、この施設、日本にもあると言われています。

 

ジャーナリストの池上彰によれば、日本にもエシュロン傍受施設は存在し、青森県の三沢基地に置かれている
また朝日新聞も2001年に、日本を含むアジア・オセアニア地域に置かれた傍受基地の存在を報道している。

日本政府、日本企業も監視の対象とされており、無線、短波無線、携帯電話、インターネット回線など、ありとあらゆる日本国内の通信が常に傍受され、データはニュージーランドの通信所に送られてエシュロンに蓄積されているという

日本に関する情報収集の対象は主に経済分野であり、経済活動をアメリカ政財界に更に有利にするための、トップの意思決定についての情報収集を重点的に行っているとされる。

<青森県の三沢基地>

 とのことなので、この瞬間も例外なく私達自身が世界から監視されている可能性があります。

“自分の情報は自分で守る”ことが今まで以上に大切になってくるはずです。

例えば、こちら。

ハーバードとMITの学生が NSA-proof e-mail システムを開発 < Proton Mail >

<These Harvard And MIT Kids Say They’ve Made NSA-Proof Email>

http://www.huffingtonpost.com/2014/05/20/protonmail-privacy-email_n_5352530.html

NSA-proof なプライベートクラウドを手掛ける企業は、クラウドファンディングで89分で1億円を調達

http://rt.com/news/163968-nsa-proof-server-crowdfunding/

 

NSA-proofということで、NSAから情報を守るためのシステム。

常に監視されている可能性を意識したうえで、こういったツールなどを駆使して重要情報は各自で管理・対策を講じなければならない時代がもう来ているようです。

世知辛い世の中です。。。

ありがとうございました。

 

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