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“メンタルヘルス分野”にも参入中のGoogle
2014.09.12|shiozawa
アメリカの大企業は特に将来性のある会社をどんどんと買収して市場の多角化を進めているイメージがありましたが、
その範囲は思っている以上に広く、
例えばGooldeは最近このような会社も買収しました。
■Google、“ハイテクなスプーン”開発企業を買収
米Googleは、ハイテクなスプーンを開発する米Lift Labsを買収した。
Googleが力を入れているヘルスケア分野を強化する狙いがあるとみられる。
同社が開発・販売しているのは、パーキンソン病などで手の震えを抱えている人のために、スプーンの先を震えに応じて細かく動かすことで震えを緩和し、食事をしやすくするスプーンだ。
Googleは買収金額を明らかにしていないが、Liftの技術が同様の症状を抱えている人々の生活改善に役立つと考えている。LiftはGoogle X部門に組み込まれるが、同社のスプーンは今後も販売が続けられる。
Google創業者のサーゲイ・ブリン氏は、母親がパーキンソン病と診断され、自らもパーキンソン病リスクがあることを明らかにしている。
引用:IT Media
Lift Labsというベンチャー企業
ヘルスケア分野の強化と言っており当然、金の卵を孵化させるためと言った事も買収の目的にあるかと思いますが
人の役に立つ製品をより世界的に広げ、製品自体の性能向上へのチャンスを与えるといった意味で、良いイメージの買収もしているんだなと改めて感じました。
それにしても、いい感じに転がりやすそうな豆がスプーンから落ちませんね☆
昨年の時点でGoogleはすでにバイオテクノロジー系の会社を設立したりと、メンタルヘルス事業には力を入れていたようです。
■Google、老化と病気に取り組むバイオテクノロジー企業「Calico」設立 Apple会長がCEOに 2013.09.
自動運転カーや気球式インターネット網などの“ムーンショット”を手掛けるGoogleが、老化と病気に取り組む新企業「Calico」を設立し、Apple、Genentech、Rocheの会長を務めるアート・レビンソン氏をCEOに迎えた。
米Googleは9月18日(現地時間)、老化と病気に取り組むヘルスケア関連の新企業「Calico」の設立を発表した。
CEOには、米Appleの会長で、遺伝子工学企業の米Genentechおよびスイスの製薬会社Hoffmann-La Rocheの会長も務めるアーサー(アート)・D・レビンソン氏(63)を迎える。
ラリー・ペイジCEOは発表文で、「病気と老化は家族すべてに影響を与える。ヘルスケアとバイオテクノロジーに関するムーンショット的な考察で、数百万人を延命することができると信じている」と語った。
同氏は個人のGoogle+では、このプロジェクトがGoogleの他の事業とあまりにもかけ離れていることを認めながら、このプロジェクトへの投資は“非常に少なく”、ヘルスケア部門におけるテクノロジーの可能性は非常に大きいと説明している。
引用:IT Media
まさに、上記の内容の通りで、Google本来の業務とは大きくかけ離れいているからこそ、面白く、そこでしかできない事が数多く成長するのかもしれません。
はたしてGoogleのヘルスケア分野。
数年後には大輪の花を咲かせるでしょうか。
ありがとうございます。