Mykoちゃん、Cたん


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海と空の無人機☆

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2014.09.26|shiozawa

最近よく聞く“ドローン”といえば、こんな感じの

荷物を自動で運んでくれるプロペラ機を想像しますが、

これとは大きくかけ離れた多種多様なドローンが近い将来見られるかもしれません☆

■ジャンボ機サイズの「無人Wi-Fiドローン機」をFacebookが2015年にも飛行実験を実施予定

Facebookは「空飛ぶWi-Fiステーション」としてドローンの導入を計画していることをすでに明らかにしているのですが、その機体はジャンボジェットとも呼ばれるボーイング747型機と同等のサイズを想定しており、2015年の初飛行を目指して計画を進めていることが明らかになりました。


Facebook Further Reveals Plans for Internet-Connected Drones
http://mashable.com/2014/09/23/facebook-drones-internet-org/

Facebook Wi-Fi Drone the Size of 747 Could Fly in 2015 – NBC News.com
http://www.nbcnews.com/tech/innovation/facebook-wi-fi-drone-size-747-could-fly-2015-n210546

これは、世界中にネット環境を提供することを目的にした「Internet.org」と共同で計画を進める「Facebook Connectivity Lab」でエンジニア・ディレクターを務めるヤエル・マグワイア氏が明らかにしたもので、マグワイア氏はその機体について「ドローン」とは呼ばずに「プレーン(飛行機)」と呼んでほしいと語っています。

マグワイア氏は機体のデザインについて「ボーイング747型機など、一般的な航空機と同じぐらいのサイズになる」と語る一方で、効率的な飛行のためには機体の軽量化が不可欠とも発言。

現在進められているデザイン案の1つでは「トヨタ・プリウス6~7台分の機体長を持つ一方で、重量はプリウスのタイヤ4本分程度の重さのものもあります」と語っており、仮にこれが実現されると機体の重量は50kgを切るという超軽量プレーンになるものとみられます。

 

機体には太陽光発電パネルが並べられ、機体の飛行とWi-Fi電波の送受信に必要な電力を発電するシステムを搭載することになっており、その機体イメージは以下のInternet.orgによるムービーでみることができます。

引用:Gigazine

WiFiの基地局を無人飛行機で作っちゃおうというつもりのようです。

しかも羽についた太陽電池から得られる電気だけで飛行と電波送受信機の動力を作り出そうとしているよう。

太陽電池の寿命の問題がなければ半永久的に飛べるかもしれません。

ただ、台風や積乱雲にこの無人基地局が巻き込まれて墜落しなければいいのですが。。。

 

次は空ではなく、海の上を航海する無人機です。

 

■無人で航行する自律航行船:ロボット貨物船「MUNIN」

自動航行するロボット貨物船を開発する「MUNIN」プロジェクトが、EUの支援を受けて進められている。

オペレーターひとりで10隻まで操舵できる可能性があるものだ。

<「プロジェクトMUNIN」に基づいて、ロールスロイスが設計したロボット船のイメージ図。なお、MUNIN(ムニン)という名前は、北欧神話の神オディーンに付き添うワタリガラスの1羽、ムニン(記憶)にちなんでいる。>

ドイツのハンブルクで開催された海運カンファレンス「SMM」で9月10日(現地時間)、「プロジェクトMUNIN」のワークショップが行われた。

これはEUが支援する研究プロジェクトで、港から港まで無人で航海できる「ロボット船」を開発しようというものだ。
MUNINを主導するのは、Fraunhofer Center for Maritime Logistics and Services(海洋ロジスティクスとサーヴィスのためのフラウンホーファー・センター)の研究者らだ。
自律航行船には、いくつかの利点があると期待されている。

 

https://www.youtube.com/watch?v=gtzUjqJHcms

 

まずは効率性だ。研究者らによると、陸上のコントロールセンターから毎秒3~4メガビットで各船と通信することで、オペレーターひとりで10隻まで操舵できる可能性があるという。
さらに研究者らは、ロボット船を自動反応にしてスピードを抑えることで、衝突などの海上の事故が減少すると主張している。

ノルウェー海洋技術研究所のエルヌルフ・レドセスによると、海の事故の75%はヒューマンエラーが原因なのだという。

さらに、エネルギー消費量が減少することも期待されている。船上で必要な照明が減り、乗員のために必要な淡水製造もなくなるからだ。

引用:Wired.jp

なるほど。

空に比べれば海の方がまだ安定しておりますし、より多くのものを長時間かけて運ぶ事ができそうです。

人を載せるがために発生する非効率な点が改善できるのは大いなるメリットです。

しかし、無人船が万が一海賊に襲われたり、トラブルを起こした時にはどうしようもなさそうです。

 

空も海もともにどんどん無人化していく可能性を感じる記事。

感想としてはまだまだ問題は山積みでスタートラインに立ったところ。

もしかしたら技術以上に法律や国際ルールが障壁になるかもしれません。

無人機であるが故のデメリットをすべて克服できるかが無人機普及の大きなカギとなりそうです。

もうちょっと先の将来には人工知能の技術も同時に発展し、めんどくさがり屋の人間たちはもはや何もせず、全ての仕事はドローン任せっぱなしになってしまうかもしれません。

はたしてそんな時代が訪れるでしょうか。。。

ありがとうございます。

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