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極限環境微生物は放射性物質を食べるか?!

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2014.10.03|shiozawa

現在の日本は原発は停止しているのですが、原発を稼働すると発生する

放射性廃棄物

処分する場所も見つからなければ、再処理技術も中途半端な様子の現在。

原発を稼働するしない関係なしに、“放射性廃棄物”処理する方法をどんな手段にせよ考えなければいけません。

今回は “放射性廃棄物の処理”に関しての将来技術についてご紹介☆

 

■放射性物質を食べるバクテリアが発見される! 核廃棄物の処理研究が大きく前進か? 2014.09.22

イギリス・マンチェスター大学の科学者達は、放射性物質の処理場地下にある古い石灰窯に入った土に、極限条件下のみで増殖するバクテリア「極限環境微生物」が存在することを初めて確認した。

MailOnline


 微生物生態学の総合専門誌「ISMEジャーナル」は、この極めて小さな単一細胞のバクテリアが廃棄物を食べることで、イギリスが頭を抱える「増える一方の核廃棄物の問題解決に一役かってくれるかもしれない」としている。

 これが本当ならば現在の日本にとっても朗報であることは間違いない。

今回発見されたバクテリアは、イソサッカリン酸(ISA)を食料源として利用するというのだ。

ISAの分解を手助けする酸素がない場合、このバクテリアは硝酸カリウム、又は鉄などの化学物質を水の中で利用して呼吸する事さえできる。

マンチェスター大学、地球大気環境科学研究科のジョナサン・ロイド教授は「私達はこれらの地域に生息している微生物達に非常に注目しています」と語る。

さらに「核廃棄物は、地中深くに何千年もの間埋められるが、その間バクテリアもその環境に順応できるようになっているのではないか」と予測している。

 またロイド教授は「私達の次のステップは、このバクテリアが放射能を含む物質に対し、どのような影響を及ぼすのかを確認することです。

そして将来的には、バクテリアの特殊な摂食習慣、及び自然にISAを分解する能力を用いて、地中に保管された放射性物質を安定して保つ手助けとなってくれる事を期待しています」と述べている。

つまり次のステップは、極限の状況の中、バクテリアが生命を維持する過程と、この生物が核廃棄物にどのような影響を及ぼすのかを研究する事であるというのだ。

引用:TOCANA

今回は極限環境微生物」を初めて確認したというところまでで

実際に放射性物質を食べて非放射性物質に分解する所まで確認できていません。

可能性を信じるのみです。

もし実現できれば、地下に放射性物質とその「極限環境微生物」の二つを一緒に埋めておくだけで問題解決。

分解のための時間のみが必要で電気も必要なさそうです。

はたして、

高速増殖炉“もんじゅ”が本当に問題を起こさず常時フル稼働できるようになるのが先か、

極限環境微生物が放射性物質を分解するのが先か、

とにかく、この問題は早く解決することを願うばかりです。

 

ありがとうございます。

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