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クライマックスシリーズの意義
2014.10.28|umiushi
みなさんこんにちは、野球も好きなumiushiです。
ということで、日本シリーズたけなわの現在、その前段階であるクライマックスシリーズ(CS)について思うところを述べてみたいと思います。
といいつつ結論から申しますが、「リーグ3位まで参加できるのは多すぎる」であります。
代案としたしましては、CSは1位のアドバンテージ1勝を残しつつ、2位といきなり対決する形式でよろしいのではないでしょうか。
何でもアメリカ様に追従するのが日本のいかんところでもありますが、たとえばあっちは全30球団中、ポストシーズンに進めるのは10チーム。つまり全体の1/3なわけです。
日本は全12球団ですので、1/3といいますと4チームとなり、整合性もばっちりです。
ここでは比率で比べてますが、そもそもの人口比ではどうなっておるのか、というと、
アメリカ合衆国:3億1700万人に30チーム、1000万人強につき1チーム
日本:1億2700万人に12チーム、つまりアメリカ同様1000万人強につき1チーム
人口比ではほぼ同じようなチーム数ですね。面積はおいといて。
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さて、別の視点から考察してみますと、
向こうは各リーグの各地区が5チームで、それぞれの優勝3チームと、ワイルドカード2チームが進出できるわけですが、キビシク見ればこの地区が日本の1リーグと同等とみなすこともできるわけで、ハンデのあるワイルドカードが任意の地区から1チームずつ出るとなると、つまりはセパの1位2位でアドバンテージ込みのCS、とほぼ同じ状況になるわけです。
しかしここでわたくし気付いてしまったのですが、かように対比して考えてみますと、日本シリーズ制覇というのは、アメリカンもしくはナショナルリーグ優勝、に相当するんではないか、という一抹の不安もございます。というか向こうのリーグ優勝は15チームの中での優勝なので、日本全体12チームで優勝よりキビシイわけであります。
だから何だというわけではないのですが、そのさらに頂上決戦であるワールドシリーズ、そのMVPを獲得した
松井秀樹さん
はやはりスゴイ人なんだなあ、という、自分でも思ってもみなかったオチにて失礼いたします。