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リチウムイオン電池の生みの親

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2014.12.26|shiozawa

携帯電話や自動車やPCなど、最近の電気製品の多くに利用されている“リチウム(Li)イオン電池”

実は、

このリチウム(Li)イオン電池の基本原理を発明したのは日本人でした。

■ノーベル賞有力候補、リチウムイオン電池の「未解決リスク」

2014年のノーベル賞が、日本の技術者や産業界に大きな活力を与えている。

従来は基礎研究を重視する傾向があったが、青色LED(発光ダイオード)の受賞のように、実社会への影響度などを考慮する傾向が強まっているからだ。

ノーベル財団は「世界の電力消費の4分の1は照明用に使用されているので、LED照明は地球資源の節約に貢献している」とのコメントを発表した。

技術の実用化が得意な日本で“受賞ラッシュ”が起きるのではという期待が高まっている。

 その点で、注目度が高いのがリチウム(Li)イオン電池だ。日本の技術者たちが基本原理を発明しており、長らく「受賞の可能性あり」とみられている。

2014年2月に元ソニー技術者の西美緒氏と旭化成フェローの吉野彰氏ら4名は、「工学分野のノーベル賞」と呼ばれる「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を受賞した。

引用:日経新聞

確かに、最近のノーベル賞受賞者は基礎研究での発明者より応用技術に近い方の受賞が比較的多い気がします。

そういった観点からみると、

リチウムイオン電池の発明は間違いなく世の中に大きな影響を与えていますのでノーベル賞の受賞に近そうです。

そのリチウムイオン“電池の生みの親”と言われているのがこちらの方。

 

<吉野彰氏>

難しくてよくわからないのですが、こちらが原理のようです。

そして、

本当に実現できる研究内容なのかは不明ですが、こんな最新研究報告もあります。

■2分で充電、20年もつ次世代リチウムイオン電池できました

シンガポールの南洋理工大学が2分で7割充電できる次世代リチウムイオン電池を開発しました。

電気自動車は15分で満タン。電池寿命もドーンと伸びて20年です!

141015LiIonBatteriesBreakthrough.jpg

新電池技術はとりあえず疑ってみるのが正解ですが、今回のブレイクスルーはかなり期待が持てそうですよ。というのもこれ、全く新しい技術というわけではないんです。既存のリチウムイオン技術を改善しただけなので、すぐにでも応用ができるメリットがあります。

鍵を握るのは、ナノ構造という形です。

今のリチウムイオン電池は陽極を黒鉛(グラファイト)で作ってますけど、この新技術では黒鉛ではなく安価な二酸化チタンのジェルで作っているのです。そう、日焼け止めクリームに紫外線吸収剤として配合されてる成分ですね。

科学班が発見したのは、この化合物(二酸化チタン)を、充電スピードが上がるナノ構造に変える方法です。たったそれだけのことなのに、この新技術を使うとリチウムイオン電池は充電が20倍速くなり、20倍長寿になるんでありますよ。これぞイノヴェーション。

「われわれのナノ技術では、電気自動車もたった5分の充電でも走行距離はだいぶ稼げる。今のクルマのガソリン給油時間と並んだかたちだ」(ナンヤン工科大学Chen Xiaodong准教授、プレスリリースより。チームのお写真はこちら)

引用:Gizmode

 

今のリチウムイオン電池には安全性と充電時間というおおきな課題があるうえでここまで普及しています。

そのうちの一方が改善されれば、さらなる劇的な普及が見られるかもしれません。

ありがとうございました。

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