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農業の完全自動化について
2015.01.02|shiozawa
あけましておめでとうございます。
今年2015年は世界をひっくり返すような新発明・新発見が見られるか、とても楽しみにしています。
最先端の技術開発に注目しますと、近い将来自動車はオートメーションで公道を走る様になりそうですが、
耕運機など農業で使うそれらの機械も完全にオートメーションの時代が近づいてきています。
■農業にIT・ロボット化の波 自動運転トラクター、作業効率3倍以上
日本の農林水産業の現場に、IT(情報技術)化とロボット化の波が押し寄せている。
無人で農作業をするロボット農機やITと連動させた漁業などの技術開発が進めば、生産効率は飛躍的に高まる。
少子高齢化に伴い就労人口が減少する中で、技術革新が日本の第1次産業の未来を左右する。
札幌市内にある北海道大学構内の広大な実習農場で、トラクターが畑を耕していた。
トラクターの運転席には誰もいない。
タブレット端末を手にした学生が、そばでトラクターの作業を監視しているだけだ。
このトラクターはGPS(衛星利用測位システム)による位置情報を使い、自動運転で農作業を行う「ロボット農機」だ。
農地の地図を使って作業内容を指定すれば、自動で農機が作業を行う。
農業の自動化を研究する北海道大学の野口伸教授は「誤差プラスマイナス5センチでの作業精度を実現する」と自信をみせる。
田植え機やコンバインなど他のロボット農機の開発も進んでおり、複数を同時に使用すれば「作業効率は3倍以上に高まる」と試算する。
引用:産経ビズ
これがあれば農業の大変な作業が大幅に削減できますね。
作業効率が3倍になるという事は、機械さえ手に入れば1/3近い価格で生産できる可能性があります。
そして、こちらは自動運転のトラクターとコンバインの動画です。
<無人ロボットトラクターによる耕運作業>
<世界初 無人ロボットコンバイン>
この動画を見て感じたことですが、
自動運転車が公道で走れるようになるには突然の人の飛び出しや道路工事や路面状態などを瞬時に感知しなければ、最悪は人命をうばってしまう可能性があり、非常に高度な技術が必要になるわけですが、
それに比べて農業用機械の場合は決められた農家の敷地内で動作させられるため、技術的には自動運転車ほど高度な技術を必要としないのではと感じました。
そう言った点では実現の可能性は近いように感じます。
最近はTPPやFTAなどにより、日本の農業を守る為にある関税障壁を破壊するような流れになってきています。
そうした場合に、如何にして他の農業国相手に低価格で農産物を生産できるかといった話になると今の日本は自動ロボットの発明にすべてかかっているのではないかと主観的には思います。
そのためにも、より幅広い農産物が自動化できるように新しい機械がどんどん誕生することを願っています。
ありがとうございます。