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タンザニアの写真~ザンジバル/ストーンタウン~

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2010.10.24|iwamura

ということで、前回のケニア写真に引き続き、タンザニアの写真を編集したのでアップします。

サファリも良かったのだが、今回は旅後半の「ザンジバル」が良すぎた。

ザンジバルについて調べてみよう。

そうなのだ。アフリカ大陸(タンザニア)東岸に位置する島なのである。

一言でいえば、写真としては以下のうような感じだったのだが(世界遺産/ストーンタウン)、この異国情緒あふれる風景はなぜ美しいかというと、この国の歴史が諸処の勢力に支配された歴史だったからに他ならない。

ザンジバルはアフリカ大陸タンザニアの東に浮かぶ群島である。10世紀ごろからアラブ商人が定住し、大航海時代にはポルトガルが占領した。後にオマーン、さらにイギリスへと支配者が代わっていく。アフリカからの奴隷象牙などの輸出、東西交易の中継、クローブ栽培などで栄えた。

主島であるウングジャ島(ザンジバル島)には首都ザンジバルシティがあり、ストーン・タウンはその旧市街地である。支配層であるヨーロッパとアラブ双方から文化の影響を受け、3階建て以上の石造建築物が連なる街並みは、東アフリカ地域において特異な歴史的景観をなしている。

wikipediaより抜粋

アフリカ⇒アラブ商人⇒ポルトガル⇒オマーン⇒イギリス⇒アフリカ、という支配の歴史。

論より証拠で、それでは写真を見てみましょう。人生で一番美しい街に出会った、というのが、小生の感想でした。

ヒコーキは国際線のクセに全席オープンシート(勝手に座ってね)。

ナイロビからの行きは右側、帰りは左側だと、上空からキリマンジャロを見ることができます。

ホテルロビーから海。

ロビーを暗くしているのは明らかな演出だなーこりゃ。

う、海が見えてきたー!

インド洋なり。ふう。

ザンジバルは「インド洋の宝石」と呼ばれているそうです。

なんで「インド洋の宝石」かというと、石造りの街が美しいから。ストーンタウンは世界遺産であるとともに、フレディ・マーキュリーの出身地としても有名。

当時の要塞が立ち並ぶザンジバルの港へ足をのばしてみました。写真左側は公園になっていて、船が繋がれています。山下公園みたい。

要塞がそのままレストランに。

んん?

「SHOW TONIGHT」!

夜は公園で毎晩開かれる「ナイトマーケット」に出かけたのですが、これはこれでスゴイ賑わいだったのだよ。

公園(港)からの海。

浮かんでいるのはカタール国プリンスのクルーザー。どうも、アラブのボンボン(失礼)の遊び先としてもザンジバルはポピュラーらしい。

アラブのボンボンを見ながら、港では地元の男の子たちが海遊び。

日本の地方港町でも昔はよく見られた「服のまま海で遊ぶぜー」の風景。

こういうの、いいよなあ。

さて、それでは港町から世界遺産の「ストーンタウン」へ入っていきます。

路傍で絵とか売ってるのはフツーによく見られた風景だった。

「モロッコ」「トルコ」に行ってみたい、と昔から思っていたのだが、「キリスト教」、「イスラム教」という要素に加え、「インド」、「アフリカ」、「ビーチリゾート」の要素も混ざっている部分で、ザンジバルはもっともカオスな街なのかもしれない。

とにかく道が迷路みたいで迷いまくるのだが、街の真ん中あたり、学校の近くの広場に出た。

おお!子ども発見!

そうなのである。男子は海。そして、女子は街で遊んでいるのだな。

写真を撮りまくってみんなに見せてあげる(古典的なズルい方法)。

わが人生でこんなにも女子に囲まれモテモテだったのは初めてであった。

写真に飽きて広場から消える子どもたち。

頭の中にリフレインはもちろん「異邦人」。

街の散策を続ける。

ところどころにあるポスターはこの秋の大統領選挙のもの。タンザニアとは別の大統領をザンジバル独自に選ぶそうで、「独立国」意識はとても強く、ホテルのツアーガイドカウンターのオヤジに30分歴史を語られた。

街中に突然現れるホテルとその入り口。

なんだか、全てにおいて夢の中のように建築がキレイ。特に、「ドア」がキレイ

ストーンタウンを抜ける手前。

マーケットが近くなってくるせいか、お土産屋さんも増えてくる。

旅行客は白人がほぼ100%。中国人も日本人も皆無だったなー。

ストーンタウン出口周辺。

海産物や果物といった生ものがだんだんお目見え。

ストーンタウンを抜けたら夕方のマーケット(海岸とは真逆のいわゆるダウンタウン)。

個人的に港で開かれるナイトマーケットが怪しく面白そうだったので、夕方マーケットは早めに切り上げホテルへいったん戻った。

ホテルからの夕焼け。クルーザーもあれば、地元漁船も行きかう。それがザンジバル。

そして筆者はこのあと、ナイトマーケットに出かけて夜中過ぎまで遊びまくることになるのだが、ナイトマーケットはだいぶ怪しくも活気があり、そこで小生、いささかはしゃぎ過ぎてしまった。

「ナイトマーケットでまさかの『ホントにストーンになっていた』日本人を見た」とする証言情報もあり、写真は翌朝のものに、いきなり飛んでしまうのであるが、ご勘弁ください。。。

※お会いした方々にはナイトマーケットの真相をお話し申し上げよう。すまぬすまぬ。

ホテル玄関。朝は眠いのね。というか、昼寝みんなへーきでするのだ。このへんがうらやましい「アフリカ」なのだ。

ザンジバル空港前のカフェテリア。

オーナーが新聞を読み、アルバイトのねーちゃん一人で切り盛り。

「八丈島空港」みたいな相変わらずゆるいテンション。

そして、このカフェで、期せずして小生は「落涙」しまったのであった。

※飛行機窓から見た涙で滲んだストーンタウン

旅の最後に泪する、という経験は、小学校の修学旅行以来の経験ではないか。

数々の国を、アジアもそのほとんどを周り、オーストもアラスカも、様々の旅をヒッチハイクで、バックパックで駆け抜けた小生にとって、アフリカは「まったく別の場所」であった。

服は着れればいい。車は乗れればいい。飯は食えればいい。

日本と全てが真反対。「付加価値」という概念が薄い。

いや待てよ。そもそも「付加価値」とはいったい何なのか。人間の幸せに直結するものなのか。

アフリカのエネルギーは、タイのそれより、メキシコのそれよりキョーレツであり、特に動物を眺めていただけのサファリと違い、人々と会話し、自身の足で歩き周ったストーンタウンはそのエネルギーを深く私の胸に残した。

付加価値で商売する、弊社は広告代理店ではある。

しかし、10年前タイの旅先で痛切に感じた「愛する人と生きることがベースでありそれが『幸せ』の正体である」という事実を思い起こした旅であった。

弊社がこれから扱う「付加価値」も、すべからく「愛」に准じたものでなくてはいかんと再考。

励みます。

お休みの日に長いブログ閲覧、ありがとうございました。

写真を撮りまくってみんなに見せてあげる(古典的なズルい方法)。
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