HOME >
六ヶ所村の新しい試みに世界が注目☆
2010.11.12|shiozawa
”六ヶ所村”
なんーとなく耳にした事がある名前かと思います。
わずか角砂糖5個ぶんで日本国民を全滅させることができる史上最強の
猛毒「プルトニウム」を何万トンも生産する原子燃料サイクル施設がある
青森の太平洋側の村です。
運び込まれる放射性廃棄物
引用:JANJAN news
これだけを聞くと恐ろしい村のように感じてしまいますね~!!
しかし原子力施設だけではなく風力発電などのエネルギー関連施設が
集中している村でしてこんな希望の持てる挑戦もしている村でもあるようです。
◇太陽と風だけ、世界初の試み 「4年で確立」目指す
ITを活用した次世代送電網「スマートグリッド」の実証実験が六ケ所村で進められている。温室効果ガスの排出量抑制のため、太陽光や風力といった自然エネルギーを効率的に利用する技術の開発が目的。
風力発電大手の日本風力開発は「太陽と風のエネルギーだけ」を使った世界でも例のない取り組み。
引用:youtube
悪い印象を払拭する明るい世界を切り開くきっかけになる挑戦をしている村のようです。
そして世界がこの挑戦に注目しているようです。
出典:電気事業連合会
1軒あたりの年間事故停電時間の国際比較
このグラフのとおり世界は日本より停電の発生確率が高いようです。
特にアメリカは送配電インフラの整備・性能の向上は急務のようですね~。
お話の途中で出てきました
”スマートグリッド”
最近耳にするようになってきましたね。
ザックリ言えば
必要のないところには電気を流さず、必要なところに電気を
流すなど電気の需要と供給を効率よく(電流損失を減らして)する伝送網
のことを言いますね。
スマートグリッド展開催(10/06/16)
引用:YouTube
このように家電製品の一つ一つまで制御することで電気の効率化をするようです。
さらには最近人気のiPhoneを使って
積水ハウスと大阪ガスの「スマートハウス」の実証実験で
米アップル製スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けに
つくった家電、照明などのスイッチのアプリを使い、エアコンや
照明を操作。テレビなどを活用し、エネルギーの見える化もできる。
引用:日刊工業新聞
との事。
家の家電がiPhone一つで操作できるようになる便利な未来もそう遠くないようです☆
そしてCo2や有害廃棄物が排出ゼロされないエコロジー都市の未来。
六ヶ所村が切り開いてくれたらいいですね☆