HOME >
夢を乗せて☆ ~リニアモーターカー~
2010.12.17|shiozawa
現在開発中の“リニアモーターカー”の道が正式に決まったようです☆
「夢の超高速鉄道」がいよいよ動き出す。
国土交通省の交通政策審議会小委員会が15日、リニア中央新幹線整備計画の土台となる中間とりまとめを行い、東京-名古屋を一直線に結ぶ「南アルプスルート」を正式に選定した。
JR東海は2014年度にも着工し、27年に東京-名古屋、45年に大阪までの全線開業を目指す。“政治介入”を排除したことで、計画はスムーズにまとまったが、全線開通必要な9兆円を同社がすべてまかなう民間単独の巨大事業だけに課題も山積している。
引用:産経ニュース
一旦道が決まったので一歩前進!
でも、民間単独と言う事でお金のリスクをすべて民間に任せるのにはがっかりですね。
国はお金はかかるけど付加価値に大きい事にはことごと消極的です。
今回決まったのは下のCルート“南アルプスルート”です。
引用:ケンプラッツ
弊社社長の出身地“飯田市”は今回決定したCルートの中間駅になる
可能性が高いとの事!
私としても親近感が沸き、非常にうれしいです(^^)
今でも中央高速道路を八王子から大月方面に向かっている時に
リニアモーターカーの実験場の駅が見えますね(^^)
あれを見るたびに少しわくわくします。
そして次の表がこの3ルート候補の内訳表です。
引用:Gigazine
この表を見ますとどう考えても今回決定した南アルプスルートが良いですね。
東京~大阪間の所要時間は67分で、最も早いですし
その他の費用もほとんど一番安いです!
一番安いといっても約9兆円ですが(笑)
この“リニアモーターカー”
歴史は意外と深く日本のリニアモーターカー研究開始は1962年のようです。
その歴史の簡単なまとめです。
1974年4月 浮上テストに成功
1978年2月 HSST-01 無人走行で307.8キロ達成
1978年5月 HSST-02 公開試乗開始(川崎市東扇島で)
1985年3-9月 HSST-03 科学万博(つくば市)で展示走行 61万人
1986年4-10月 HSST-03 交通博(バンクーバー市)で展示走行 47万人
1987年3-5月 HSST-03 葵博(岡崎市)で展示走行 9万人
1988年3-5月 HSST-04 埼玉博(熊谷市)で展示走行 24万人
1989年3-10月 HSST-05 横浜博で初の営業運転 126万人引用:われら科学の子
もうすでに約40年。
大阪までの全面開通が2045年といってますから80年計画です☆
しかし、
実は世界でリニアを研究してるのは、日本とドイツだけ。
ある意味これだけ苦労をして開発しているわけで、需要さえあれば
すごくいいビジネスになるのではないかと思います☆
現にドイツ製の“上海リニア”がありますし、世界を見れば需要はあるはずです。
引用:youtube
この上海リニアは最速で431km/hもでるそうです。
ですが、
日本(JR東海)で開発中のリニアモーターカーは
JR方式(マグレブ)は超伝導というのを使っており、ドイツ方式(トランスラピッド)
とは違うようで“理論的にはいくらでも加速出来る”そうです!
物価がやたらと高くなってしまった日本。
薄利多売では新興国にはどう考えてもかないません。
単価の高いインフラビジネスに国レベルでもっともっと注力して進めるなど
したほうが、初期投資が大変でもビジネスモデルとしては未来が開けると
私は感じます☆
日本の将来を乗せてどんどん加速していってほしいですね(^^)
ありがとうございます☆