Mykoちゃん、Cたん


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「坂の上の雲」「日露戦争」と日本人。

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2010.12.28|iwamura

「坂の上の雲」視聴率が9.7%(!)とのことであり、小生もちょっと泣きそうであります!

ネタブログを発見したのでまずこちらから。

『坂の上の雲』は素晴らしいドラマです。

このドラマの制作に関わる人、そのすべてに、志があります。ドラマ化が決まった時、現代の風潮に合わせて反戦主義ばかりを強調し、女性がずっと出ずっぱりの内容にすることもできたでしょう。しかし、スタッフは別の道を選びました。

人気取りもいいでしょう。華やかな内容も悪くありません。
ですが、『坂の上の雲』にはそぐいません。

歴史ドラマは特別なものです。それは鏡のようなものです。水面に映る自分たちの姿のようなものです。私たちが考えたり、学んだり、自らのルーツを確認することができる番組です。この国の人間一人一人に歴史の大切さを届けるという、大切な使命でもあります。

一人一人に。

もし一億三千万人の日本人の半分が、『坂の上の雲』を本放送で観たとすると、視聴率は50%になります。歴史ドラマは戦後日本において、国民と歴史を繋ぐために努力してきました。私たちは使命を果たします。どこかの政府のように歴史を否定したり、蔑ろにしたりしません。

木曜日の再放送と、そして来年の第三部、歴史ドラマの未来を守り維持するために、20%、35%、50%、その他いくらであれできる範囲のご視聴を、どうかご検討ください。

よろしくお願いいたします。

ボリス・ビルキツキー

ロシア海軍士官

元ネタ

…たしかに、M-1、フィギュア、ボクシングと、「生で観てナンボ」の番組をぶつけられれば、致し方ないのかもしれない。
でも、本放送で10%を切るってのは、あまりにも、気の毒ッ…!

視聴率9.7%の内容とは、到底思えない。

本当に良いドラマなので、多くの人に観てもらいたい。

妄想大河ドラマさんより抜粋(部分略)

そおなんだよなあ。

論より証拠で、去年の5話分のHHKさんのdvd紹介動画があるからまずこちらからどうぞ。

戦艦のCGから騎兵の突撃から、これはNHKの総力を挙げたドラマであるわけです。もうドラマというよりは「映画」。

毎週々々の「大河ドラマ」だと、セットもCGも間に合わないと判断しての、「3年間で5話づつ」という、空前の撮影体制で臨む、国営放送の本気。

元ホンというか、原作はコチラ。

戦争の是非とか、司馬史観とか、その賛否はあるんだけれども、小説はドラマの10倍面白いんだけどなあ。(時間かかるけど、読んでつまらなかったら俺が買い取る!と言えるぐらいのホンである。)

ときは1900年。今から100年前の物語です。

当時、ロシア帝国の歳入が20億円。日本は2億5千万円。

常備兵力、ロシアが300万人に対し、日本は20万人。

一等戦艦(1万トン以上の戦艦)、ロシア10、日本0。

二等戦艦7千トン以上、ロシア8、日本0。

三等戦艦7千トン未満、ロシア10、日本0。

それを明治29年からの10年間で一等戦艦と二等戦艦を各6隻までつくった。ときに軍事費は国家予算の55%を割いた。米と絹しか産業のない国が、である。

同時に「学費がタダ」を呼び水に、「貧乏だがやる気のある」若者を士官学校(軍人をつくる学校ね)へ入れまくった。本木雅弘さん、安部寛さんの秋山兄弟は、本当は軍人なんかになりたかなかったんだよなあ。

兄ちゃんの秋山好古(安部寛)はドイツ、フランスへ留学し、「騎兵(当時の戦車の役割、かな)」を学び、陸軍で日本を守った。弟の秋山真之(本木雅弘)はアメリカへ留学し、海軍作戦を学ぶのである。

そして、東郷平八郎連合艦隊司令長官による「バルチック艦隊殲滅作戦」は実は秋山真之彼一人の脳みそで立案したものであったのだ。

という、オハナシ。

オーバーに言えば、日本は飲まず食わずで、青春もかなぐり捨てて、祖国防衛の為に一丸になった。

だが、青春も、そして個人の喜びも、捨てたはずのあの時代であったが、

思えば。

「坂の上の雲」を無我夢中に追いかけて走っていた、まさにあの瞬間が、日本のウツクシイ、最期の青春時代ではなかったか。。。

降る雪や

明治は遠くなりにけり

※中村草田男

と、いうことで、「坂の上の雲」。日本の青春、NHKの本気、再放送土曜日昼、チェックして来年へつなげてください。

来年から日露戦争が本格化します。ここから盛り上がりますので。

それから、日本海海戦における日本の完全勝利(バルチック艦隊を全部沈めるか武装解除した)は、秋山真之(本木雅弘)による「T字戦法(上記図解)」「7段構えの戦法」によるだけのものではなくて、バルチック艦隊との合流を待っていた「旅順艦隊」を陸軍の努力で事前に殲滅しておいたからできたことであって。

この旅順艦隊が隠れていた旅順港(旅順要塞)への陸軍攻撃作戦で、日露戦争における大多数の死傷者が出ています。

陸軍にフィーチャーした映画です。既出だが下記も必見。

脚本は仁義なき戦いシリーズの笠原和夫

旅順要塞攻撃対象乃木希典に仲代達也

乃木を助ける陸軍大将を丹波哲郎

内閣総理大臣伊藤博文が森茂久弥で明治天皇が三船敏郎

そして主題歌がさだまさし防人の歌」(やばし)。

☆二百三高地

本日12月28日は日本海軍連合艦隊発足の日です(1903年)。

決して戦争賛美ではないが、「坂の上の雲」「二百三高地」お正月休みにぜひ。

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