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2010年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞
2011.01.22|iwamura
映画好きな小生としては、見逃せないランキングを発見したのでご紹介。
下記には1位~5位(ダメな順ね)を引用とともに紹介するが、5作品のうち2作品を見てしまっていたという自分が憎い。。。
※この2作品については、小生のコメントも追記しておく。
それでは行ってみましょう!
2010年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞順位は以下です!!
- まさか二年連続で150票超えが出るとは思わなかった。バラエティ番組の1コーナーを映画化した『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』が一位に。プロデューサーは亀山千広。
- 「とんでもない駄作だ!」「違う!つまんないけどそこまで酷くない、頑張ったほうだ!」と賛否両論ではなくて、否否両論という奇妙な状態になっている『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が二位。
- 香取慎吾、石原さとみ、反町隆史という豪華キャストにも関わらず、製作費が回収できないほどの惨敗興行だった『座頭市 THE LAST』が三位。プロデューサーは亀山千広。
- 四位には韓流ブームに便乗したハリウッドリメイクの日本映画という、複雑な状態になった『ゴースト もういちど抱きしめたい』。
- 五位には値崩れした50円のチケットが話題になった『恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~』
- 同じく五位に『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』。映画ファンから批判された2と違って、3は踊るファンからの批判が強かった。プロデューサーは亀山千広。
世界の亀山モデルが気になります。
それでは各作品、観てゆきましょう。
第1位/『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』
「まさかの映画化」と言う時には、「まさかあの原作を映像化できるとは思わなかった」という場合と「まさかこんな冗談みたいな企画が通るとは思わなかった」という場合があり、最近の日本映画は圧倒的に後者が多いと思う。
マヌルねこ さん
これはこれで、「ネタ」としてはアリだと思うんだけど(とんねるず好き)、たしかに1800円払ってと言うのはなあ。。
第2位/『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
波動砲は一発命中でした(もちろんエロい意味で)
テルミンわちこ さん
観てしまいました。。。
映画ヲタな友人と観に行ったのだが(小生もそこそこ映画ヲタ)、2人とも手を叩いて終始爆笑し、のけぞって観ていた。友人の鑑賞後の感想。
「アルマゲドンっすね!」
第3位/『座頭市 THE LAST』
「徹子の部屋」で、ゲストの香取に
「座頭市は版権の都合で、これで 映画化されるのは最後なんですってね。あたしビックリしました。あなたで終わりでいい のかって」
と黒柳さんからゴルゴ13並に的確なツッコミがあったのにはスゲー驚いたよ!ワタル さん
座頭市は、たけしさんのもいいが、やっぱり勝新の最初のが断然一番いい。
めちゃくちゃカッコイイから、会社休んででも観るべき。
第4位/『ゴースト もういちど抱きしめたい』
米国の人が「世の中奇特な人も居るんだなぁ」と契約書を書いている様子が思い浮かびました。
ホルマン さん
これも公開前からヤバヤバ感全開だったもんなあ。
オリジナルは中学生時代に見て、生まれて初めて恋愛映画で号泣した作品です。恋愛×号泣だと、「ある愛の詩」と「ひまわり」が二大巨頭だと思うけど。
第5位/『恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~』
女性しか狙っていない映画だが、レディースデーに客はオレ一人でしたよ。
AIS さん
う~ん、キャスティングがダメだったのかな。
でもそもそもが相当頭おかしい系だった、とするレポートがこちらに載っており、これがホントウなら結構危険な映画だったのかもしれない。
第5位/『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』
映画としての出来は最初から期待してなかったので、それなりに楽しめればと思ってたら、もはや『踊る』としても完全にアウトの作品だった。
しかも、青島、室井の絡みがほとんどなく、織田・柳葉不仲説を決定づける作品になってしまった…。NO NAME さん
※以上、破壊屋さん「2010年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」より抜粋(部分略)
これも観に行ってしまった。。。
あまりに殺気立つ上映後の劇場も怖かったが、その後、もっと怖い話があった。
知り合いのデザイナーさんは、「踊る3面白かった」と発言したことで取引先をいくつか失っt
と、いうことで、個人的に2010良かった映画で〆。
昨年2010年はアリス・イン・ワンダーランドが国内興行収入はトップの117億円。2位がトイ・ストーリー3で108億円。ディズニーはやっぱ映画の会社。どっちも個人的にそんなに。。。だったが。
※トイ・ストーリーの1はとても好き。
興業収入ランキングでは、「インセプション」(11位)が35億円で、「のだめ」(10位)も36億、まあ、上記「誰観」でも登場の「踊る3」も(5位)73億と健闘したのだが、小生的には、興行的に前作は超えられなかったが、1より2が面白くてビックリしたのはSATC2(26位)17億であった。
日本の映画に比べると、「エンタテインメント!」って意味で、だんぜん2010年では面白かったぞ(他が不作だったってのもある)。
「井戸端会議」⇒「ガールズトーク」という世界的なムーブメントを創りだしたって意味では、非常に興味深い一連の流れが、一般人にも共感できるよう、2では着地している。
ゲイの友人からは(tvシリーズじゃなくて)映画のほうが評判悪い理由が解った気がするが、比較的堅い人も笑って見れる、「ありそうで絶対ない!けど、あってもいいじゃん。」な素敵な友情ムービーになっております。
土曜日。夢見させてくれる、映画の一本も、たまにはいいかもです。
カテゴリ:映画