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アメリカで新種のエビラもといザリガニ発見
2011.01.25|umiushi
生き物の新種、というと、深海だの熱帯雨林だの、まあ大多数の方にとっては非日常の環境から発見されるものですが、まるでメーテルリンクのように、新種が足元に転がっていた、というお話。
2倍のサイズ、巨大な新種ザリガニ
新種のザリガニ「バルビカンバルス・シモンシ(Barbicambarus simmonsi)」はアメリカ南東部で一般に見られるザリガニのほぼ2倍の大きさで、遺伝学的に最も近い種はロブスター並みの大きさにまで育つこともあ る。2009年以降、数件の目撃報告があり、今回のショールクリークでの徹底調査となった。
でかいよう!
・・・ていうか、もはやロブスターと何が違うんだコレ。
じつは気になって調べてみたんですが、
ザリガニ(蝲蛄,蜊蛄)( Crayfish )は、ザリガニ下目内の淡水性のグループの総称。
分類学的には単一のタクソンではなく、現生のものはザリガニ上科とミナミザリガニ上科に分類される。
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ロブスター(Lobster)は、狭義にはエビ目(十脚目)・ザリガニ下目・アカザエビ科(ネフロプス科)・ロブスター属(Homarus)に分類される甲殻類2種を指す。
もともとロブスターとザリガニって似たようなもんなんですね。例えるならヒトと類人猿くらいの違い(意味)ですか。確かに見た目もそっくりです。
それにしても、アメリカ人が「でかい!」って言うんだから、本当にでかいんでしょうね(偏見)。
見つけた方によりますと、
新種のザリガニを発見した水生生物学者チームの一人で、イースタン・ケンタッキー大学で生物学を教えるギュンター・シュースター教授は声明で、「アメリカ は毎年数百万ドルもの助成金を交付して、生物学者をアマゾンや東南アジアなど世界各地へ派遣して生物多様性の調査研究を行っている。しかし皮肉なことに、 国内での同様な調査への助成金はごく限られている。国内にも調査するべき地域がまだ数多く存在しているのだが」と述べている。
はて、こういう話、どっかで。
スパコンで2年連続受賞
長崎大准教授、低価格部門スーパーコンピューターの分野で最も権威のある賞の一つとされる米国の学会の「ゴードン・ベル賞」を、長崎大の浜田剛准教授(情報工学)のチームが2年連続で受賞した。浜田さんが25日、文部科学省で発表した。低価格で高性能なスパコンを選ぶ価格性能部門での受賞。長崎市の出島にちなんで名付けた同大のスパコン「DEGIMA」で達成した。(後略)
なんでも、パーツは秋葉原でそろえた(そろう)とか。つまり理屈のうえでは、別注しなくても市販パーツだけで誰でもスパコン作れちゃうわけですよね。
秋葉原と言えば、
ソ連が崩壊したあとでKGBのスパイやってた人が
秋葉原のラジオデパートを見て「俺、昔はこの部品一個手に入れて運ぶために命削ってたのに、
何だよぉこんなとこで大量に、しかも安すぎ」って泣き出しちゃったって話だけど、本当かな。
なんて話もあります。さすが世界に名だたるアレな街。
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閑話休題。
最低のコストで最高の結果、といえば、高校の理科で出てくると思うんですが、
なんてのは鼻血が出るほどエレガントな仕事ですね。やっぱりお金は大事です。でも無いなら無いで・・・
・・・うーむ、どうしても斜に構えたオチになりそうなので、本日もまとまらないままフェードアウトいたしまする。