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そろそろLED照明へ!
2011.01.28|shiozawa
使わない日は絶対にない“電気”。
この“電気”が世界中に配備されるきっかけを作ったのは間違いなく“電球”です。
1879年にエジソンによって発明された白熱電球から130年。
白熱電球の発明
エジソンの名声をより強固にしたのが、1879年に発表した白熱電球の発明です。当時、電燈は実用化されていましたが現在のような電球や蛍光灯ではなく、「アーク灯」と呼ばれるものでした。
引用:関西電力
白熱電球は基本原理はそのまま、今でもたくさんの場所に使用されています。
そんな光を照らす電球業界において
2009 年が“第一次世代電球普及期”となったようです。
その次世代電球として現在非常に伸びているのは最近では電気屋で誰もが
目にする“LED電球”です。
今売り上げが伸びているのがLED電球。
現在主流の蛍光灯や白熱電球と比較して圧倒的に勝るのが
消費電力と長寿命。
その売り上げの伸び率が想像以上でした。
■昨夏比55倍 低価格化が追い風に
発光ダイオード(LED)電球の市場が急速に拡大している。市場調査会社GfKジャパンのまとめによると、5月のLED電球の販売数量は、市場が本格的に立ち上がった昨年7月の55倍に増加した。低価格化に後押しされ、拡大傾向はさらに強まりそうだ。引用:中日新聞WEB
昨年は2009年を皮切りに国内ではたった1~2年でLED電球がトップシェア
になっています。
また、この大転換は国策も一つの要因かもしれません。
政府は2012年に白熱電球を廃止する。代わって白熱電球や蛍光灯よりも低消費電力で長寿命なLEDに、次世代の省エネルギー光源として注目が集まっている。
すでにコンビニエンスストアや外食産業では、来春の改正省エネ法
施行を前にLED照明を導入する動きが活発だ。これまでに国内の主だったメーカーはすでに、LED電球の発売を発表しており、市場調査会社の富士経済は、店舗やオフィスなどの屋内施設照明に使用されるLED照明市場は、2009年度が36億円と見る。
12年度には対09年度比186・1%増の103億円と予測している。
引用:週刊LEDニュース
さらにLED電球の次の次世代照明として“白色有機EL”の照明の研修開発も
急ピッチに進んでいるようです。
白色有機EL素子の発光効率(15cm角のパネル)は25lm/W程度であり、ようやく白熱電球を超えた段階である。約5年遅れてLEDを追いかける形だ。
しかし、LEDには無いメリットがあり、LEDを採用した場合とは異なる機器を設計できる可能性がある。
パネル全体が光る面光源(拡散光源)として利用できること、基板材料が比較的自由に選択でき、薄くて軽い素子を製造しやすいことが特長だ。
例えば、携帯型機器や車載部品に使ったとき、形状に制限が少なく、重量を抑えやすい。
引用:EE Times
■有機ELシャンデリア
引用:ニコン(株)
デザイン性にとんだ自由な新しい照明が出来そうで非常に興味があります。
今後いっそう、低消費電力、超寿命化が進んだ電球が開発されると思います。
世界がそういったながれですから。
この流れがずっと続けば
電気はつけっぱなし、照明は取り替えを必要としない時代が来るかも知れませんね。
ありがとうございます。