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夏を乗り切れるか? ~6/29電力ピーク時は残り6%~
2011.07.01|shiozawa
ここ最近、30℃を超える猛暑日が多くなってきました。
それに伴って電力大丈夫かな? と思う日があるのですが、
一昨日の6/29のピーク時は結構使用量が想像以上にあがっていたようです。
■東京電力エリア、電力使用率ついに94%に
東京電力エリアの「推定電力使用率」が6月29日14時台に、ついにこれまでの最高の94%を記録した。
予想では、18時まで90%を超え、その後やや下がるとされている。
29日の電気予報では、「午後の東京電力エリアの電力使用率は、88~95%程度でしょう。特に電力消費が多くなるのは16~17時で、電力の使用に、より一層の注意が必要です。」とされている。
引用:Response
マージンはわずか6%。
7月、8月このままで大丈夫か!?
と思ってしまいます。
政府が消費電力15%を節電目標にして1ヶ月程。
引用:youtube
家庭だけでなく企業も大きく省エネに動き出しています。
というのも、15%以上削減していない企業に対してペナルティがあるようです。
■「15%節電」違反は罰金1時間100万円―企業「知恵と我慢」で乗り切れ!
7月1日(2011年)から電気事業法27条の「電力使用制限」が発動され、契約500KW以上の大口使用者は節電が強制になる。
しかも、1時間あたり100万円以下の罰金付きだ。
5時間違反すると500万円以下。
これが東電管内では9月22日まで、東北電力では9月9日まで続く。
平日午前9時から午後8時まで。これはきつい。
引用:J cast
一時間当たりに100万円はなかなか大きいです。
そんな中、多くの企業が急ピッチでおこなっている省エネ対策をご紹介。
■「遮熱フィルム」
この対策、多くのオフィスビルで最近行われています☆
意外とこのフィルム効果あるようで、光は90%近く通すのに熱は50%以上遮断するようです。
しかも保温効果もあるので、エアコンの熱が逃げにくい。
エアコンの設定温度を1度上げると10%程度の節電になるといいますので意外とこういったシンプル
なものが一番効果的かもしれません。
ソフトバンクの省エネ対策は
■電力ピーク時はiPadで業務、ソフトバンクが夏の節電体制を明らかに
ソフトバンクグループは、夏の電力不足に対応するため、電力使用のピーク時にiPad(アイパッド)で業務をするなど新たな節電体制を発表した。
ソフトバンクではすでに、節電のためにクラウドサービスを利用した在宅勤務体制を導入しているが、2011年7月1日―9月22日の期間、東京電力・東北電力サービスエリアのオフィスビルで、追加の節電対策をとり、消費電力を前年に比べ30%減らす方針だ。
引用:DigitalToday
三井物産の省エネ対策は
■三井物産、本社窓に遮光フィルム、屋上は太陽光パネル稼働
三井物産は東京本社ビルの窓ガラスに遮光フィルムを張るなどの節電対策に乗り出す。
太陽熱による気温上昇を抑え、冷房使用を減らす狙い。屋上には100メートル以上の高層ビルで国内最大の発電量となる太陽光発電パネルを設置、今月稼働させた。
他の省エネ活動とあわせ今夏に前年比25%以上の節電を実現する。
引用:日々産業新聞
アパホテルの省エネ対策は
■アパホテルがLED化 夏の節電対策で
ホテル、マンション開発事業を展開するアパグループは6日、夏場の節電対策の一環として、全国のアパホテル75店で発光ダイオード(LED)電球を導入すると発表した。
第1弾として6月下旬までに約2万5000個、その後第2陣として約1万7000個を導入する。これにより、年間で約300万キロワットの電力削減につながるという。
さらに、ホテル共用部で使う特殊なLED電球などについても商品開発動向をみながら導入し、最終的にはグループで運営する83店に導入を拡大していく計画だ。同社では、「夏場の電力不足に、企業の社会貢献として協力する」としている。
引用:MSN産経ニュース
節電対策も安くはありません。
この大変なご時世、企業も必死です。
みんな一致団結してこの夏を乗り越えましょう。
ありがとうございます。