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【映画】チェルノブイリ・ハート
2011.08.25|iwamura
まあ、紳助さんの件は、橋下知事もフォローしているようだし、今後は週刊誌の動向を見守りましょう。
さて、エントリーの件。
「ブレーキの効かない自転車に乗ったら危ないでしょう?」
という部分が、本理論の根底に流れていると思うのだ。
世界史に残る重要な転機となったマンハッタン・プロジェクト。
一流の頭脳が集まり原爆の開発に総力挙げる中、ひとり道義的理由から開発を降りた核物理学者がいました。ポーランド生まれの故サー・ジョセフ・ロートブラット(Joseph Rotblat)です。
『The Strangest Dream』は、氏の決断を丹念に追う2008年のドキュメンタリーです。
M計画離脱後、氏は「ソビエト共産党のスパイ」と揶揄されます(後に証拠が捏造と判明)が、そんな誹謗中傷には動じず、「ナチスが原爆開発してないなら意味ない」(ナチスより早く原子爆弾を完成させるのがM計画の大義名分だった)と帰化先のイギリスに戻って、死の灰の人体に及ぼす影響を研究します。
やがて長崎・広島の原爆投下のニュースに衝撃を受け、世界中の科学者に核軍縮を呼びかける運動を生涯続け、晩年その功績が評価されノーベル平和賞を受賞するんですね。これはサー・ロートブラットの苦悩だけでなく、核の利用についても深く考えさせられる映画です。
※GIZMODE JAPANより抜粋
ということで、映画画像貼っておきます。
ご興味のある方はぜひ。
さて。
しかし、実は小生が今週末、本当に見たい映画はこっちなのだ。
今日現在(2012年8月以降~)、銀座はテアトルシネマでやってるこの映画です。
「汚染地域の新生児の85%が何らかの障害を持っている。」
「放射能の影響で、心臓に重度の障害を持った子どもたち。
それを、『チェルノブイリハート』と呼ぶ。」
※映画「チェルノブイリハート」公式サイトより抜粋
これマジか。。。
まあ「ザ・コーヴ」の件もあるから、なにも「アカデミー賞獲ったから絶対!」みたいなのは、[「ステイツの好きにヤられてる感じ」も、しなくはない。
しなくはないが。
以下、この1週間で集めた放射能関連、原発関連記事リンクはっておきます。
川崎市プールの件はショックだった。
◇「もんじゅ」炉内装置、来週にも復旧に着手 :日本経済新聞
◇asahi.com(朝日新聞社):もんじゅ廃止、公明党が方針 幹事長代行が明言
◇市営プール近くで放射性物質を検出…川崎 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
◇火力発電8基故障…原発補う連続運転で (読売新聞) – Yahoo!ニュース
◇asahi.com(朝日新聞社):福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明 – 東日本大震災
◇代替「火力」は故障多発 フル稼働しわ寄せか +(1/2ページ) – MSN産経ニュース
◇原発1時間最大2億ベクレル放出 事故後の1000万分の1 :日本経済新聞
◇asahi.com(朝日新聞社):「泊原発の営業運転前に安全策を」 北大教授ら緊急声明 – 社会
◇asahi.com(朝日新聞社):メルトダウンの可能性、事故直後に認識 寺坂・保安院長 – 社会
◇【速報】毎時1万ミリシーベルト観測されてる件 : 妹はVIPPER
子どもたち、孫たちには、苦しい思いをさせたくない、と思うのが、「ひと」の正直な気持ではないだろうかと思う。
ブレーキ効かなくても、自転車は便利。
しかし、命が効率より大事である事実は変わらないよな。