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ザトウムシ 3億年も 進化せず

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2011.08.30|umiushi

長いことごぶさたしておりました、umiushiです。はじめましての方も多いかと思いますが、一席うかがいます。

早速ですがこちらのニュース。

ザトウムシ、3億年前からほぼ進化せず

ザトウムシ、別名「あしながおじさん」と呼ばれるクモに似た生物は、3億500万年前から現在と同じ不気味な姿をしていたという。最新のコンピューターモデルにより、ザトウムシは早くから現在の姿に落ち着いていたことが明らかになった。

引用先にも解説がありますが、ザトウムシというのはクモに近い仲間でして、ちっちゃな胴体にものすごく細長い脚が生えてます。植え込みの陰とか林の中とか、わりと日影を行く生き物です。

以前はそのものズバリ「メクラグモ」と呼ばれてましたが、前半部分がアレなので改名された経緯があります。

さて、進化してないとなると、遅れてる、とか、原始的、なんて思ってしまいます。確かに進化と言うのは環境に適応した結果なので、「以前より(祖先より)良くなっている」ことが非常に多いですが、絶対ではありません。

生きていくうえで変える必要がないのなら、変わらなくてもいいじゃないですか。

今回の3Dモデルによって、化石で見つかった古代のザトウムシ2種は、いずれも森に生息していた可能性が高いことが明らかになった。

例えば、カイキザトウムシ亜目に属する化石のモデルは、長い肢が末端部で曲線を描いている。この特徴は、現在のザトウムシの一部が、葉から葉へ乗り移る際に植物をつかむために有するものだ。

一方、ヘイキザトウムシ亜目の化石は、背中にトゲを持っていた。これは、捕食者をおどかすのに用いられた可能性がある。

現在のザトウムシも、林床の湿った木屑の中に生息する種に似たようなトゲがあり、古代のヘイキザトウムシ亜目も同様の生活をしていたのではないかと研究チームは考えている。

とのことですので、逆に考えれば、向こうウン億年も有効な生き方を既に開発していた、とも言えるわけです。

————-

以上は生物学的な話でして、工業・工学的には、進化イコール改良なのですが、それでももう改良しようがない、とされるものがあります。

素材がどうのとか、折りたたみ傘のコンパクトさがどうのと、そういう改良はあるのですが、骨と布から出来ているという基本の構造じたいは完成されているそうです。なかには


こんなの

も作られたりしていますが、これが普及するとはちょっと思えませんな。

他には

ワイパー

野良仕事に使う軽トラから船舶、旅客機のコクピット、果ては戦車まで、窓についた水滴を払う機械はすべてこの形状ですね。それこそ改良するにしても、ゴムの素材くらいしかいじるとこないらしいです。

それにしても、濡れないための道具ばかりが完成されていますね。やっぱり人間濡れるのはイヤなんでしょうか。

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逆に、

そこ行くとPCやらケータイやらは、まだまだまだ改良の余地ありまくりですね。いつものテンションだと野狐禅ふうのオチになだれこむところですが、若年寄決め込んでる場合じゃないですな。

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