Mykoちゃん、Cたん


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9月末にさらりと発表された福島原発の重大ニュースまとめ

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2011.10.04|iwamura

ということで、またもや原発ネタで申し訳ないのだが、ニュースとして入手して、捨ておけない話題でもあるので。

①原発敷地外で初の「プルトニウム」検出

検出された地点と人体への影響

30日、原発敷地外で始めてプルトニウムが検出されたと文部科学省の発表があった。
場所は北西に約45キロメートル離れた飯舘村のほか、双葉町、浪江町の6カ所。

日本経済新聞
http://s.nikkei.com/pbXU1J

以下が特徴と人体への影響。

・「天然ではほとんど存在しない放射性物質」

ダイヤモンド・オンライン

・「本来遠くまで飛びにくい元素」

日本経済新聞

・「核分裂を起こして膨大なエネルギーを出すため核兵器の材料にもなる」

イザ!

・「プルトニウム238の半減期は87年、239は2万4千年」

日本経済新聞

つーか、プルトニウムが検出されてしまった事実は、なんだかtvのニュース等でもさらりと流され過ぎているが、これは完全に人災であり、それこそ2万4千年先まで、我々は子孫に頭を下げ続けなくてはならない。

②そしてストロンチウムも検出。

検出された地点と人体への影響

30日、プルトニウム検出の知らせと同時にストロンチウムの検出も発表された。
ストロンチウムの沈着量は原発の20キロ圏内と北西で高い傾向。

最も高かったのは双葉町の5700ベクレル。計測史上最大の数値を記録している。

asahi.com
http://bit.ly/oCpTUO

以下は特徴と人体への影響

・「人体に入ると骨に沈着する」

放射性ストロンチウム 影響 | Life Gear

・「水溶性のため植物等に蓄積しやすい」

放射性ストロンチウム 影響 | Life Gear

・「白血病や骨髄腫などの原因となる」

放射性ストロンチウム 影響 | Life Gear

・「半減期は29年」

第33号・「半減期」について

NAVER まとめより抜粋

むむぅ。。。

そして、チェルノブイリの放射能汚染について25年以上研究しているロシアの科学者、アレクセイ・ヤブロコフ博士のコメントを拾って今日は締めようと思う。

彼の発言も、ワシントンで3月25日に記者会見していたのだが、小生も全く知らなかった。

参ったな。なぜマスコミは報道しないのかな。やっぱり電力や利権の問題なのかな。

※小生の意見展開が疑心暗鬼であれば、ご指摘をお願いしたいです。疑心暗鬼なら、それにこしたことはない。

旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士が25日、ワシントンで記者会見し、福島第1原発事故の状況に強い懸念を示した。博士の発言要旨は次の通り。

チェルノブイリ事故の放射性降下物は計約5千万キュリーだが、福島第1原発は今のところ私の知る限り約200万キュリーで格段に少ない。チェルノブイリは爆発とともに何日も核燃料が燃え続けたが、福島ではそういう事態はなく状況は明らかに違う。

だが、福島第1はチェルノブイリより人口密集地に位置し、200キロの距離に人口3千万人の巨大首都圏がある。さらに、福島第1の3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使ったプルサーマル発電だ。もしここからプルトニウムが大量に放出される事態となれば、極めて甚大な被害が生じる。除去は不可能で、人が住めない土地が生まれる。それを大変懸念している。

チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は「最大9千人」としているが、ばかげている。私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。

セシウムやプルトニウムなどは年に1-3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。そういう事実を知るべきだ。

日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。直ちにではないが、影響はあるということだからだ。

=2011/03/27付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/233873

おそろしい。

おそろしいよ、原子力。原発。

もちろん賛成反対の二元論で決着がつくような問題ではない。

各国、各者利権が入り混じり、エネルギー問題は時に国家間の戦争まで起こるような、人類にとって極めてセンシティヴかつ、欲望に直結した問題であるのだ。

その是非を考えるのは我々ひとりひとり。

ただ、事実として、上記のような報道がなされているということは、我々日本人は日本人としての責務として、知っておく必要があるだろう。

ひ孫のそのまた孫まで、影響が残るという説は、重すぎると感じたので。

※関連エントリー

文科省発表の放射能飛散地図が拡大の一途をたどる件について。 | Pocketworks : Idea Portal

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