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準国産の旅客機“ボーイングB787”

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2011.10.14|shiozawa

最新のボーイング社製旅客機“B787”が先日の9月28日に羽田空港に到着しました。

 

■ボーイング787初号機、羽田に到着

全日空が次世代の主力機と位置づける中型新旅客機「ボーイング787」(ドリームライナー)の納入1番機が28日朝、ボーイング社工場のある米ワシントン州エバレットから羽田空港に到着した。

全日空は世界で初めてB787を運航する「ローンチ・カスタマー」となる。

米国からのフライトを担当した早川秀昭機長は「この歴史的フライトに参加できて大変光栄であり、感動しています。

この機体はとても素直で旋回したいと思えば思った通りに旋回できる感じ。客席も窓が広くなるなど快適性が増している」と説明したうえで「ぜひ、みなさんも搭乗して体験してみてほしい」と話した。

B787は長さ約56メートル、主翼の幅が60メートル。同級の767-300ERよりも長さが2メートル、翼幅で13メートルとやや大きく、長距離用の777-200ERよりは長さが6メートル小さく、翼幅はほぼ同じ。

座席数は約180席(国際線長距離用)~約260席(国内線用)。

引用:毎日.jp ANA 

長距離国際線仕様

 

引用:YouTube

何か映画で出てくる未来の乗り物のような内装で、中型機のわりに結構広そうに見えます。

この飛行機、紛れもなく米ボーイング社の製品なのですが、

とにかく日本企業の部品を数多く使用している飛行機のようです。

機体製造における日本メーカーのシェアはボーイング社の35%と同じ35%。

 

 

その機体製造の35%は富士重工業、川崎重工業、三菱重工業の3社が担当しているようです。

<富士重工の中央翼>

<川崎重工の前部胴体(中央の円筒)>

<三菱重工の主翼>

 

そして注目すべき点がもう一つ。

東レの炭素繊維

今回のボーインク787の機体は金属ではなくて繊維で作られているそうです。

下のような糸が飛行機のボディを形成する素材なんだそう。

<板状に加工される前の炭素繊維>

■ボーイング787のつくりかたは東レの繊維を“オーブンでチン”!?

一般的な航空機の機体は、アルミ合金(ジェラルミン)でできている。

だが787は、機体重量の半分以上が「炭素繊維強化プラスチック」(CFRP)で構成される。

炭素繊維は比重が鉄の4分の1しかないのに強度は10倍で、アルミに比べても大幅に軽量化できる。

787は、このCFRPを大量に採用して機体重量を軽量化したこと等により、燃費を同クラス比で20%改善できるという。

この787向けの炭素繊維を、全量提供しているのが東レだ。

東レというと繊維メーカーの印象が強いが、一次構造材のCFRP供給元としてボーイングに認定されているのは、世界で唯一東レだけ。世界市場でも東レがトップだ。

引用:ASCII.jp

この繊維。
軽いのに鉄より10倍も強度があるとはいいことずくめです。
   
ボーイング社は
この787型機で今後20年間820機の31兆円市場になる
と試算してるそうです。
さらに新興国の需要も今後一層増えていくはずですし。
準国産のような飛行機。たくさん売れる事を期待しています。
   
ありがとうございます。
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