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TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について。

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2011.10.25|iwamura

昨今世論を揺るがすTPP(環太平洋パートナーシップ協定)だが、簡単に言うと、参加各国の関税撤廃なわけですよね。

今の日本にとっては、デメリットもありつつも、飛び込まなきゃいけないイマジンノーボーダーな政策のような気もするが、実質的にはアメリカと日本2国間における自由貿易の域を出ないからソンだろ結局(最初は)!という論調がメインを占める。

下記動画が解り易い。

☆中野剛志先生のよくわかるTPP解説

中野「そうです。東アジアでこれがその、東アジアや太平洋のルールになるためにはですね、韓国と中国が入らなければいけないんですけど。韓国は、FTAを選んでるんですよ。その理由はですね、こんなところに入ったら、日本とかアメリカとかに輸出したい国が7か国もあって、みんなアメリカの味方になるので、ルールメイキングをしたらそれは、韓国や日本の味方にならないから、韓国はだから2国間で勝負しようとしてるわけです。だからこん中に入るのは不利だから韓国は二国間でやってるんですね。それから中国が入らないと意味が無いんですが。中国が入りっこないわけです。中国は自由貿易、関税以前に、人民元問題と言って、為替のコントロールをしちゃっているので、もっと自由貿易の以前の問題の基本的な段階でつっかえちゃってるので、中国も入らない。そうすると大体このメンバーなんですけど。ほぼ日米なんですよこれ。

西部「アメリカに対して、こういう製造業の輸出増などは関税撤廃しても見込まれないってのはどういうふうに」

中野「それはですね。まず日本は輸出を先にってのは、アメリカに輸出するってことを考えなければいけないんですが。アメリカは、オバマ大統領がこう言っています。5年間に2倍に輸出を拡大すると。アメリカは貿易黒字を増やすと言っています。貿易黒字輸出拡大戦略のためにTPPを活用すると言ってるんですね。つまりアメリカはこのTPPを活用してアメリカの輸出を拡大すると言っているんです。そうするとですね、アメリカが輸出できそうな国ってこの中みると日本しかないので。そうなんですよ。日本に輸出したいとアメリカは言っているんです。しかもアメリカは失業率が9.8%とかいって、ものすごいことになっていて。そんなところに日本が輸出なんか出来っこないんですよ。その逆なんですね。1つそこで疑問なのは、じゃあなんで貿易黒字を増やしたいんだったらアメリカは自由貿易をしようとしているのか、なんですよ。なんで自分は関税を撤廃しようとアメリカはしてるのかなんですが。これ理屈は簡単で、もはやですね、アメリカが輸出を拡大する方策は関税じゃないんです。為替なんですよ

西部「そうですよね」

中野「だから関税なんかもう関係が全然ないんです」

西部「要するにドル安によって輸出しやすくするということね」

中野剛志(経産官僚・京大准教授)の、TPP解説がわかりやすすぎる!…より抜粋

ビジネスや貿易は「ルールの中」で行われるものだから、アメリカ主導の円高ドル安ルールの中で、2国間貿易やって日本のメリットはどこにあるのか、ということが、上記動画では論じられております。

そうだよなあ。オバマさんも、「輸出を伸ばすぜ!」とでも言わなきゃ、大統領なれないもんなあ。戦争はもうやるところないしなあ。

ただ、この輪が大きくなっていったときに、見えるだろう「未来のビジョン」について、日本国政府も、またアメリカも、もう少し夢あるものとして示してしてくれれば、「話は聞こう」つー感じにもなるのだが。

円高を逆手にとって動きまくる日本企業」という民間のエネルギーもあるわけであるし、国同士のルールの外で、やれることはやるしかない気も、またする。

そもそも、今インフレの中国や経済大混乱のアメリカ、総崩れ感の否めないのEUに対し、ASEAN諸国は極めて伸びている印象が在るのだが、彼らと一緒にやっちゃう方法とか考えるのダメなの?

反対意見、賛成意見、それらを越えた意見、TPP問題に関しては、さまざまな意見ももっとたくさんやりとりすべきですね。

もうあんまり時間ないけども。

政府はこんな試算も出してるけども。

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