Mykoちゃん、Cたん


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自殺者の多さに、いま、日本人が考えるべきこと。/私見。

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2009.04.10|iwamura

さて、週末前に重い話題で申し訳ないが以下エントリーが衝撃的だったので抜粋。

☆20代と30代の死因の1位は自殺 – 若者を自殺へと排除する現実と若者バッシング

90年代半ば以降、若年労働市場が急激に悪化し、非正規労働者・無業者にならざるをえない若者が急増した。これが、若年労働市場における客観的な〈現実〉面での排除だ。


この〈現実〉面での排除に覆いかぶさる形で、〈言説〉という、もうひとつの面での排除が生じている。


それは、若年労働市場における〈現実〉面での排除が生じている原因を、若者自身の職業意識の問題、すなわち意欲や努力の不足に求める言説である。

 

すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の活動をしている仲間のブログです~より抜粋(部分略)

まあ確かに、「率」で言うと、若者の死ぬ原因は自殺多いな。

でも、「若者排除する社会(の風潮)や大人が、若者自殺率高さの原因」と直結するかどうか。

そうなんだよ。「そう(若者排除に)追い込んだ社会や大人が悪い」じゃなくてさ。そもそも、追い込む方の大人たちだって、数の上じゃ、若者よりぜんぜ~ん自殺者多いんだからさ(以下データ)。

※以下からのグラフ(5つ)は、平成19年度のデータより

ね。若者だけじゃないんですよ。自殺者。

でもそもそも、数自体が増えちゃってるでしょ。

いや~、実際だんだん増えとるぞこれ。

という憂慮すべき結果が導きさだれちまった、という点がまず1点。

しかもこのグラフ拾ってきたページ、参考は警察庁統計資料みたいなんだが、詳しくデータを見ると、どうも、「無職者」が「健康問題」を苦に自殺している数というのが多いな、非常にな。

そしてこの「無職者」が「健康問題」で多く自殺するというのは、

つまり、もう一度前述のグラフを出しちゃうけども

そうなのだ。仕事についていない高齢者が、健康問題の解決を図れずに、自殺している、ということなんだな。

でも、そもそも「健康問題」ってなんだよ!とか、そういう問題は残るよな。

ただ、そんな細かいことはどうでもいいんだ。本日小生が思うことは。

「自殺は悲しい」

ということなのだ。

これにつきる。

戦争は、しかたないこともあるかもしれない。乱暴な言い方だが。誰かを守るために、おまわりさんも警棒、拳銃を振り回す時もある。

でも、自殺なんて、生物で人間しかしないでしょ。ほぼ。間違ってるよ。たぶん。

生きることは、自殺の率や数なんか突き付けられなくってもさ。わかってるよ。もちろんつらいよ。老いも若きも、老若男女みんなさ。

でも「がんばろうぜ!」って考えることが大事じゃん。そういう教育することが大事じゃん。

というエントリーが以下なんだな。

「教育費をタダにせよ」

スウェーデンでは、親の所得に関係なく高校まで通うことができる(写真:Niklas Larsson)

教育費が無料の国がある。鉛筆1本、ノート1冊までタダ。給食費もかからない。それどころか、16歳まで国から児童手当が支給されるし、高校に行けば卒業するまで児童手当の支給期間が延長される。

もちろん、大学の授業料も無料である。手厚い奨学金制度があるため、学びたい人は親の所得に関係なく、意志と力で大学に進学できる。

この国の名はスウェーデン。人口900万人。高福祉で知られる北欧の小国である。子育て、教育、失業給付、医療、介護、年金――。人生の様々なステージで手厚く支援するスウェーデンは、子どもを産み、生きることに不安のない国と言えるだろう。

「教育費をタダにせよ」日経ビジネス ON LINEより抜粋(部分略)

これは、上記リンクから、このページにおける主張を確認して頂ければ見えてくることなのであるが。

若者が高い率で自殺する。

老人が数多く自殺する。

そういう思考回路はだれに教わったのか。なぜそういう国になってしまったのか。

みんな、お母さんから生まれてくるわけでしょう。それはもう、文句なしに100%の確率で。

そんな生き方、死に方教えたの大人でしょ。高い自殺率の若者の親が、世界トップの数で自殺しまくってりゃ世話ないですよ。落語にもならねえ。ただの悪い冗談ですよ。

親に育てられた。教えられた。そうじゃない人は、大人に。先生に。

それは100%の事実。

だったら。

各個人が、自分の子供に、「自殺は悲しい」って教えることが大事でしょ。学校でももちろんそうでしょ。

自分が自分の子供にそういう教育をすることは当たり前。友達同士でアドヴァイスを交わし合うのも、地域の人間が支え合うのも、自分の近く助け合うのは当たり前。その次に大事なのは、(学校を中心とした)教育システムでしかない。

警察増やしたって、悪人は減らない。医者増やしたって、病人は減らない。

悪人にならないように、病気しないように、教育することが大事でしょ。親や先生が。大人が。

自分のことは自分で。それ以外の部分は教育で。

自殺者減らすためには、カウンセラー増やすんじゃなくて、いいお母さん、お父さんになることが先でしょ。

いいお母さんやいいお父さんをつくるのは、いい教育でしかないでしょ。

生きることに、努力することに、不安のない社会を作るしかないでしょ。

その社会を形作る個人を、健やかな形に育成するのは、教育でしかないでしょ。

それこそ、先生の給料、2倍にしたら、教育者にいい人材集まると思うのは暴論だろうか。

金儲けで世界第2位だった時代はとうに過ぎて、自殺者トップの国ですよもはや今。率や数で細かいこと言ってる場合じゃないでしょ。

自分が、自分の友人が、自分の親が、自分の子供が、自分の愛する人が、そんな悲しい人生の終わらせ方をしないために。

教育に力を入れ、生きることに勇気を持てる社会、システムを根本から造り直すことが大事なんじゃないかなあ。

俺はそう思いますよ。

なんだか、極めて私見の入りまくったテーマになってしまったが、俺は、豊かな生き方をするためには、幸せな死に方をするためには、やっぱり教育でしかないと思うんだよなあ。

どうだろうか。

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