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“楽天” 電子書籍ビジネスの本格参入。

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2011.11.18|shiozawa

 こちらのロゴの企業を知っていますでしょうか?

 

日本ではほとんど聞かない会社ですが、 カナダや米国、英国、フランスでは有名なようです。

こちらの会社“KOBO”はカナダの電子書籍を提供する会社で、アマゾンのように自社で電子書籍端末も販売しているようです

そんなKOBO。なんと“楽天”が買収するそうです。

      

■楽天、カナダ電子書籍会社買収へ  買収額240億円

楽天は9日、カナダの大手電子書籍販売会社「コボ」を買収し完全子会社化すると発表した。

買収金額は約3億1500万ドル(約244億円)。

コボはカナダや米国、英国、フランスなど100カ国以上で電子書籍を提供。楽天は8月から国内での電子書籍事業を始めており、買収で海外展開を加速させる。

 コボは、大手書籍販売チェーンや小売り大手と提携しているほか、自社開発の電子書籍端末の販売も手掛けている。楽天は今後、端末を日本国内にも投入する考え。

引用:MNS産経ニュース

確かに国内市場ではなかなか進まない電子書籍。

世界で事業展開していく方が早いのかも知れません。

この企業を買収すると楽天は電子書籍タブレットを自社で持つことになります。

ちなみにこちらがKOBOが発売している端末です。

 <Koboの電子書籍リーダー端末・タブレット>

 7インチタブレットのAndroidタブレット「Kobo Vox」     199ドル

6インチのリーダー端末「Kobo eReader Touch Edition」(Kobo Touch)  139.99ドル

6インチのリーダー端末「Kobo Wireless eReader」(Kobo Wi-Fi)   99.99ドル

 

まさにAmazonのKindle Fireのライバルになりそうです。

値段もほとんど同じ。

 <Kindle Fire>   199ドル(約1万5000円)

 

そんな強気な楽天ですが

インターネットでの商品取引の世界進出のプラットフォーム作りと して今年は、欧州を中心に企業買収をしていたようです。 

■楽天、独EC大手を買収 欧州展開を加速 (2011/7/28)

楽天は28日、ドイツ電子商取引(EC)大手「トラドリア」の株式80%を取得して子会社化し、ドイツ市場に参入すると発表した。

楽天は将来的に27カ国でのEC展開を目標に掲げており、これで8カ国目の進出となる。欧州ではフランスにも子会社を設立しており、協業も検討するという。

 トラドリアの株式は27日付で取得し、子会社化を完了した。

トラドリアは2007年の設立で、楽天と同様にインターネットのサイト上に中小店舗が多数参加する「モール型」のビジネスを展開している。

現在、出店店舗数は約4400店に上り、米アマゾン・ドット・コムなどに次いで、ドイツ市場で4番目の売り上げ規模を誇るという。

引用:MSN産経ニュース

 “電子商取引”とはインターネットなどのネットワークを利用して、契約や決済などを行う取引形態のことで、つまり“楽天市場”の本格的なヨーロッパ進出の準備のようです。

さらにこの企業買収の1ヶ月後には

■楽天、英電子商取引大手を33億円で買収 円高で海外進出加速 (2011/9/21)

楽天は21日、英電子商取引(EC)大手の「Play(プレイ)」の全株式を取得し、子会社化すると発表した。買収総額は2500万ポンド(約33億円)。

楽天の海外進出は仏、独、ブラジルなどに続き9カ国目となり、円高を背景に海外戦略を加速している。

 プレイ社は、子会社がECサイトを運営し、顧客規模は1400万人、商品登録数は700万点以上と同国市場でシェア4位。商品群の幅広さと低価格に強みがあるという。

引用:MSN産経ニュース

ドイツ引き続き“イギリス”です。

電子書籍というハードを持ちながら楽天本来の強みであるインターネット取引サービスでお客さんをがっちり掴む。

すばらしいです。

最近ではドル・円が75円代でも全く驚かなくなってしまった超円高の最近ですが、楽天のように超円高を利用した日本企業の外国企業買収が活発になっているようです。

日本企業:海外M&A最多 241件、円高が後押し--今年度上期

 日本企業による海外企業のM&A(合併・買収)が11年度上期(4~9月)は前年同期比31%増の241件となり、半期ベースで過去最高となったことが24日、分かった。長期的な円高傾向が日本企業の海外進出を促すと同時に、円建ての買収金額を割安にしていることもあるようだ。M&A助言会社レコフが、M&Aの発表案件をまとめたもので、これまでの最高は89年度下期の236件だった。

引用:毎日.jp

輸出産業には非常に苦しいご時世。

肉を切らせて骨を断つとでもいうんでしょうか、多少のリスクを負いながらも世界進出を進めるのが今は必要なのかもしれません。

明るい未来の会社のためにも。

   

ありがとうございました。

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