Mykoちゃん、Cたん


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"タブレットPCでの教育"について考えてみた。

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2011.12.02|shiozawa

日本の学校の現場にも “タブレットPCが積極的に取り入れられてきているようです。

■学校の情報化、1300台のタブレットPCで――MSと和歌山市が連携事業

 マイクロソフトと和歌山市は10月5日、和歌山市における学校の情報化を目的に、連携で事業を行うと発表した。

タブレットPCを活用した児童の学力向上に関する共同研究と、ICT活用による教員の指導力向上に取り組む。

和歌山市は、PCを生かした教育環境とその効果について実証研究を行う「NEXTプロジェクト」に賛同。

その一環として、ペン入力式携帯コンピュータを活用し、基礎学力向上を図る研究を進める。

マイクロソフトは、研究アドバイザーなどを派遣し、共同研究を支援する。

引用:ITmedia

さすがに日本全国の学校にタブレットPCを配布するとまでは行かないまでも、地域によってはすでに授業で使用させているようです。

ところで和歌山市の学校の場合、

“マイクロソフトがタブレットPCを提供して教育への影響を研究する”

ということで、

マイクロソフト製の商品はまだ発売されていないので、どこ製のものを採用するのか少し気になるところです。

でも一応マイクロソフトからもが発売計画自体はあるようです。

 こちらが開発中というMicrosoft製の第2世代のタブレットPC「Courier」。

 

引用:YouTube

本のような二つ折りのタブレットPC

意外と違和感なさそうですし、画面がその分大きそうなのでいいかもしれません。

特に学校教育の場で、お互いにディスカッションする時などは小さいより大きいほうが便利そうです。

そして、次はアップル社製のiPadが導入された学校です。

■県立高校がiPad導入で模索する「10年先の未来型学習」 

発表した生徒の画像データは、クラウドサービスの「DropBox」に保存。

生徒全員がこの画像を共有した。

情報コミュニケーションの授業では、生徒がiPad2を使って自身でまとめた資料を発表する.

 続く「情報コミュニケーション」の授業では、生徒一人ひとりがiPad2を使い、自分の地元には何があり、どんなことが有名かといった内容をプレゼンテーションした。
生徒はiPad2で撮影し、ウェブを調べ、プレゼンテーションソフトでまとめた結果を発表した。ほとんどの生徒は、説明がうまく簡潔にプレゼンをこなしていく。
高校生とは思えない生き生きとした発表ぶりに驚かされた。

 モバイル機器を学校に導入するにあたって気になるのが「使い方のルール」だ。

iPad2は、いつでもどこでもインターネットにつなげられアプリで遊べる。

授業中にゲームに没頭する生徒はいないのだろうか。

「コンテンツには、アクセスポイントでフィルタリングを施して(校内で見てはいけないものを除外して)いる。導入にあたっては、教員がルールを決めて生徒に押しつける、ということはしなかった。生徒同士に話し合わせ、自分たちでルールを決めさせた。結果、授業中にゲームをやる生徒は全くいない」(永野教諭)。

台風上陸時に生徒に授業の有無を知らせると言った緊急連絡にもiPad2を使う。
ミニブログの「Twitter(ツイッター)」の非公開ツイート機能を使って知らせている。
「そういったときはこれまで学校に電話が殺到していた。
ツイッターで流すことで、生徒全員にスムーズに伝えられた」(永野教諭)という。
引用:日経新聞

などなど、タブレットPCによるいい効果の話がずっと述べれている記事です。

日本の教育は特に受動的になりやすいので、生徒にプレゼンさせたり、グループでディスカッションさせたりと積極的かつ自分の意見を考えさせる教育には非常にいい効果が期待できそうです。

しかし、タブレットPCによるいい効果は重要ですが私が本当に気になるのは悪い効果のほうです。

学習に意欲的な生徒はより新しい情報をより効率よくまとめて理解するにはいいですが、

学習に意欲的ではない生徒やそういった生徒の多い学校では簡単にインターネットの見られる環境ですと、悪い効果だけを想像してしまいます。

また、考えずにすぐインターネットで調べて表面的な情報を貼り付けたようになってしまったり、インターネットにはウソが多く混じっているので間違った理解につながってしまうリスクも考えられます。

さらにさらに、個人情報を含めた学校上のセキュリティーだったり、大学だけでなく中学校や高校でも過去問が横行したり等々。

     

そういった点でアメリカのこちらのタブレットPCは教育に非常に特化していると言った点で多少安心のように私は感じました。

普通にiPadを授業につかってしまうよりは。

学校教育用認定タブレットKineoが出荷開始

 学校教育用ITソリューションを提供するBrainchildは、米国の10州の学校に対し、最初のタブレット製品となるKineoの出荷を開始した。

7型Android機だが、物理的、ソフト的なセキュリティに十分な配慮されている。

教育委員会の独自判断で廉価な汎用タブレットを導入し、無償教材を提供することを優先するアプローチもあるが、Kineoは単品ではなく、全米各州の指導要領に対応したシステムとして提供されている。

Kineoは、学校での使用を意識してかなりよく考えられている。

中等教育までの生徒にタブレットを持たせるというのは、それによって発生する問題への対処法を確立しておく必要がある。

コストとパフォーマンスよりは、リスクマネジメントが問題となる。

携帯も同じだが、学校支給品で問題が起これば、直接学校の責任になるからだ。Kineoは、一般用のタブレットを使う際に問題となる

(1)メッセージングや撮影などの機能の濫用

(2)アプリの追加や削除

(3)有害サイトへのアクセス

(4)破損・紛失

などをかなり考慮して開発され、教育関係者からの評価・推薦を得て普及、拡大しようとしている。

引用:E Book2.0

とにかく私は

“タブレットPC教育による失敗”と言うようなことが“ゆとり教育の失敗”のようにならない事を強く願っています。

  

ありがとうございます。

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