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それでもオバマ大統領はカッコいい
2009.07.31|iwamura
ということで、こんなニュースが先週末にあったのだが。オバマカッコわりいと。
大リーグオールスター戦(14日)で、始球式を行ったオバマ米大統領のファッションが“おばさんジーンズ”と米国内で揶揄されている。オバマ大統領は21日、TV番組に出演し、「期待を裏切って申し訳ない」と異例の謝罪をしている。
オバマ大統領は米NBCのニュース番組「Today」に出演し、ジーンズについて問いただされる事態に発展。「私は少し時代遅れなんだ。買い物が嫌いだし。あのジーンズがはきやすいんだ」と説明した。
「大統領はタイトなジーンズで決めた方が格好良く見えるとおっしゃる方には、申し訳なかった」と異例の謝罪までするはめになっていた。
※ZAKZAKより抜粋(部分略)
。。。
まあ、「ジーンズ発祥の国」において、「大統領そりゃないよ!」はワカる。だってここまで世界的にヒットした商品ってちょっとないんじゃないかな?その国のトップとして。
でも、オバマさんはスーツカッコいいから、ジーンズまでカッコよかったらちょっとコワいですけどね。これぐらいが丁度よくてかわいらしいのでは(笑)。
と、思っていた矢先!
やっぱオバマ大統領超カッコいい!俺は抱かれてもいい!なニュース(こちらは今週頭にネットですごかった)!
自分の家の鍵を忘れ、鍵を開けようとしていた黒人の教授を逮捕し、手錠をかけた白人の警察官を『愚かな行動をした』stupidと発言し、白人から猛反発を受けたオバマ大統領。
この事件、もうカンカンガクガク米国中、ふたつに割れて大騒ぎだった。
警察にしてみれば、あやしい人物が家の鍵を開けようとしていたので逮捕した、と職務の正当性を主張する。
黒人教授は、自分の家に入りたかっただけ。もしも自分が白人なら、手錠までかけ逮捕しただろうか、と疑問を投げかける。黒人はいつも犯罪者として扱われる、と。そこでオバマ大統領がとった行動。
報道官の定例会見を待っていた報道陣の前にオバマが突然現れた。わたしの言葉の選び方が、啓発よりむしろ騒動を呼んでしまい、残念だ。
驚く記者たちを座るよう促し、説明をはじめた。
直接、教授と警察官のそれぞれに電話をかけたこと。
この人種の問題は、地方の問題ではないこと。
未だに決して無視できない問題であるということ。そして、オバマ大統領は続ける。
これはよい機会なんだ。お互いネガティブに騒ぐのではなくお互いの言い分に耳を傾けることにしよう。と。
そして最後に、教授と警察官をホワイトハウスに招いて、3人でビールでも飲みながら話そうと提案したことを明かした。
記者たちは一瞬あっけにとられた。その次の瞬間破裂するような笑い声。
※犬も歩けば渋谷にあたる「オバマ大統領の問題解決能力」より抜粋(部分略)
これはね、できんよ。カッコいいよ。
迅速な「直電」がまずあり、
⇒謝罪と未来の話がカッコよく
⇒まあ飲も飲も
日本の政治家さんで「抱かれてもいい!」と思う人が俺はいるだろうか、と思うとき、イチマツの寂しさが、俺の足元を駆け抜けるのだ。
保険改革問題で揺れに揺れ、失業率も10%を超えそうだと言われるアメリカ。それでも支持率60%ってすげえな。
夢見る人に、人はついて行くんだろうな。
総選挙か。
政治家さんに熱さを求めるなら、まずは自分から熱くなってみることが大事である気もしています。