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ピーター・ドラッカーも~「THIS IS IT!」
2009.11.03|iwamura
ということで、ピーター・ドラッカーの詩に、涙を流した朝に。
ピーター・ドラッカーはwikiを見てもらえればわかるのだが、
「イノベーションとは、昨日の世界と縁を切り、明日を創造することである。」
という論理のもと、つまりは古い社会体制をスクラップし、新しい考え方ややり方をビルドすることを生涯言い続け、実行し続けたエラい人なわけです。多くの政治家や経営者が影響を受けた人だな。「社会における人間」を基準に生きた、人類の革命家。ビジネスの世界では神。本もいっぱい出ています。
そんなバッキバキなイノベーターだったはずの彼の詩が以下。
もう一度人生をやり直せるなら・・・・
今度はもっと間違いをおかそう。
もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。
もっと、もっと、愚かな人間になろう。
この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。
もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。
もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう。
もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。
もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。
もう一度最初から人生をやり直せるなら、もっとたくさん冒険をし、
もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。
だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?
自分に規制をひき、他人の目を気にして、起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、落ち込んだり ・・・・
もっとリラックスしよう、もっとシンプルに生きよう、
たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。
人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある。
– P.F.ドラッカー 享年95歳-
ピーター・ドラッガー95歳の詩より抜粋(部分略)
これすごいな。人類でもっとも頭の良かっただろう人の、最後の言葉です。
そして期せずして我が親友からも、昨日「連休前の午前10時」という、最も忙しい業務時間のさなかに、シンプルで馬鹿な電話があり
「THIS IS ITを見に行け!!!」
と、その素晴らしさを繰り返し語られてしまったので、今日はちょっとこれから、久々に映画館なぞ行ってこようと思っています。
この人のテーマも、「ぼくの音楽で人が幸せになってくれること」ではなかったか?イノベーションではなかったか?
徳損ではなくて、いつも幕が開いたら、全身全霊で「さあ!今だ!(This is it)」って、人生の情熱を表現することではなかったか?
これかっこいいよなあ「THIS IS IT」!タイトルがいいよな。
親友の話では「映画終了後、スタンディングオベーションの映画なんて初めてだった」そうです。
今日の夜は感想を書くかもしれない。待て次号。
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過去記事「マイケルPVまとめ」も時間ある人は見てから「さあ、いこうぜ!」