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クレイジーな音について。~アトムの足音が聞こえる~
2011.03.01|iwamura
ということで、ガガの新曲PVがだいぶイっちゃってて興味深い。
※始まるまで長いけど、おもしろいから見てみてくさい。
先月末、レディー・ガガ本人のTwitterを通じて歌詞が公開された「Born This Way」。しかし、複数のヒスパニック系団体が、彼女の歌詞に対して、強い反発を見せている。
問題となっているのは、歌詞中の「Chola」や「Orient」という単語。アリゾナ州にあるヒスパニック系団体は、これらの単語が、人種差別的かつ侮辱的であるとしている。特に、「Chola」という単語は、ギャングに属するラテン女性を示すというのが、批判の根拠となっている。
Movie enter!より抜粋(部分)
いいですねえ~。
「もはやマジョリティになりつつあるヒスパニックへガチで挑みかかるふり」でプロモーションして売る感じ(笑)。
PVも相当イカれており、今世界的に女子アーティストはガガの真似多いけど、他の追随を許さないよな。バックで流れる打ち込みがまた「イイ」。
しかし、打ち込みと言えば、日本人として忘れてはならないのはやはりYMOではないだろうか。
自分で上げといてなんだが、やはり今の若いヒトタチ的には「ポッキーのおっさん」なんだろうなあ。
「あの時代に、日本人でワールドツアーを行えた唯一のバンドである。」っていうスゴさを説明するのは、難しいよなあ。
(しかし今、日本人アーティストでワールドツアーできる人が何人いるだろうか。。。)
下記はNHKの映像なんだけれども、スゴさ、カッコよさの片鱗が見えるから、お時間あるときに見て置くことをおススメする。
さて。
しかし今日の本題。
みなさんは、「アトムの足音」を知っているだろうか。
ピコピコした、本来無い、想像の音。未来の音、宇宙の音。
それらを作りだした、音の神がいた。
「存在する音に、ぼくは興味が無い。」by大野松雄氏
「手塚さんと大野さんが2人で話して、ぼくは近くにいても全く分からないぐらい、、、宇宙人の会話でした。」
※上記YouTubeより
これは久々にヤバい。
ガガよりヤバい。
ヤマトやガンダムの音響さんが口をそろえて「天才」「宇宙人」と叫ぶ、そんな男がつくりだした「音」とは。
規則に従順で折り目正しい日本人は、打ち込みやっぱり強いと思うのだ。
そのルーツが、大野松雄さんにもありそうです。
「アトムの足音が聞こえる」5月、ユーロスペース他で公開です。
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