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「菅首相、正式に退陣表明」と、我が国の、このリーダーの安さ
2011.09.01|iwamura
ということで、日本は嘲笑されております。
29日の会見で、野田次期首相について米国務省のヌーランド報道官は、記者から「何人目の首相だ?」との質問に「知らない。何人目?」と苦笑した。
また記者が、日本の総理大臣が交代のたびに同じコメントを読み上げていることについて触れ、冗談風に「いつも同じだと抗議しないと」というと、笑いをこらえきれなくなったという。
※ネット選挙ドットコムさんより抜粋
ローラのように舌まで出されて。。。
これは久々に辱めを受けました。日本人として泣きたいです。
下記、辛口というよりも、残念無念さを隠しきれない、切込隊長ことやまもといちろうさんブログより。
さまざまいろんな問題が残っておりますが、まずは「お疲れ様です」と言うことにしましょう。
菅首相が正式に退陣表明 「約束通り辞める」
一時期は驚異的な粘り腰で小沢一郎さんを手玉に取ったり鳩山さんがピエロにさせられたりと、いろんなエピソードが残りましたけれども、日本国および日本国民としては、この引き伸ばされた菅政権から何らのメリットを得られず、要するにアレは何だったのかと頭を抱える状況になったのが残念です。基本的に、私自身の主義主張としては「一度国民の信託を得たのであれば、なるだけ長期政権を担当して安定した政治状況を作り上げることが国民の利益に資する」という考え方であり、確かに菅さんは期待ほどの成果を出す状況や条件を揃えられなかったけれども「せっかく担いだんだから、震災対応や財源問題など政策的な成果が出るよう民主党その他周辺もちゃんと支えろよ」と思っていました。
国内政策ももちろんですが、外交の舞台では日本の影響力が大幅に低下していることは内外から指摘されている状態です。どうせ辞める首相と会談してもしょうがないと思う各国首脳が会談に応じないという状況に陥るのは、本当によろしくないよね、と。
総選挙でもやらない限り民主党が政権党に入るのは当然で、同じく参議院が反対したらまともに法案が通らない現状も変わりません。この変革の時代に、スピード感ある政治が実現できなかったら、そりゃ国民の生活は楽にならず、経済成長もしません。でも、同様に民主主義である以上、そういう制度であり、国民もまたそういう選択をしたのだから、意見はいろいろあるだろうけどうまくいくよう状況下で努力するしかないんですよね。
もはや、政局に関心が移ってしまっているのですが、首相になるための数合わせは構造上しかたないとしても、小沢さんに前原さんが挨拶にいったとか、小沢・鳩山が前原さん支援をしない方向で一致したとか、首相ってポジションは本当に軽いんだなあ、と。党内の有力者を束ねて、挙党一致で政権運営に携わっていこうという気配がないですから。
「日本の政治はずっとそうだった」と諦めるのは簡単ですけど、もうちょっとやり様はないのだろうかと考えてしまうところでございますね、はい。
続き
「菅政権の”置物”」こと野田佳彦さんが首相に&小沢さんは結局たいした人ではなかったのではないか説」
※やまもといちろうブログより抜粋
やるならやるで最期までやれよと。民主党も。力合わせろやと。
なんかこのコロコロ感が気に食わないし、「そーゆーもんだ」と、内外に蔑まれる事実はこれは我慢できかねることであり。。。
だって辞めても辞めなくても文句言われるの解ってるだろ?だったら逃げるなよな。ト、言いたいのだ。
だが、実際に民主党さんにたくさんの人がトーヒョーしたからこうした結果が生まれているわけであって、もちろん自民党さんに投票しても同じ結果になったという論理はあるものの、野田さんが公言通り、消費税を10%まで引き上げたら、ワカモノたちも選挙にいやがおうにも興味を持つかも。。。と甘い期待をしてみたり。
問題は継続中。
☆福島第1原発:帰郷困難、20年超も 政府試算 – 毎日jp
☆急性白血病で作業員死亡 福島原発に従事「作業との因果関係なし」
☆福島県:人口200万人割る – 毎日jp
☆ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕)
☆福島第1、原子炉から核燃料搬出10年後 東電が廃炉手順
危機意識を持って、政治運営は行うべきとき。
事故の現実は、チェルノブイリなんだから。
主権国民。政治を行うのは我々一人一人です。