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M7クラスの地震が4年以内に70%の確率で発生する可能性につきまして/科学者の提言~「逆転の発想」糸川英夫~

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2012.01.24|iwamura

福島でも地震がありましたね。

日本列島、地盤がゆるんでいるようでございます。

首都直下地震など、マグニチュード(M)7クラスが懸念されている南関東での地震について、今後4年以内に発生する確率が約70%に達する可能性があるとの試算を、東京大地震研究所のチームが23日までにまとめた。

政府の地震調査研究推進本部はM7クラスの南関東での地震について、今後30年以内の発生確率は70%程度としている。研究チームの平田直・東大地震研教授は「発生確率はそもそも非常に高かったが、東日本大震災でより高まった可能性がある」としている。

MSNニュースより抜粋

恐ろしい。

ですが、「備えあれば憂いなし」でございますので、転ばぬ先の杖。まずは冬の震災に備えまして、シュラフなんかが命を守るために重要であるかと存じます。

さて。

ここでお話は急転直下。

糸川英夫先生の「逆転の発想」へと進むのでございます。

はやぶさの生みの親と申しますか、はやぶさが向かった先が惑星「イトカワ」であって、まさに糸川先生は日本ロケット、および人工衛星の父でございます。

※ちなみにこっちの(敵に撃ち落されることなく、敵をすれ違いざまにできるだけ多く撃ち落す「旋回半径の小さい」戦闘機)も糸川先生の発明・開発であるのだ!

1974年の本なんですよね。38年前。

しかし古くないんですねー。古くない。むしろ新しい。

ロケット開発、いわゆる地球の科学の最先端を走った博士が、ビジネス観点から日本を斬る、という内容になっておりまして、経済成長著しい当時の日本において、大ベストセラーになった理由もうなずけます。

目次だけでも、ご紹介いたしましょうか。

・アイデア社長時代は終わった

・反企業時代の経営戦略

・人間性とは何か

・情緒過剰時代の生きがい

・ポストエコノミー社会の経済学

・80年代の新商品開発

・エネルギー/1985年

・日本を救う5000万人の民族大移動

ご確認いただきましてご理解いただけますように、地震や放射能、土地の下落、円高の今だからこそ、逆転の発想というか、正規の発想として、好む好まざるに関わらず、先生が予見された通り、日本人は最終章「民族大移動」よろしく、海外に職、仕事の場を求めざるを得ない状況に向かいつつあるように感じます。

ちきりんさんだったりは、「移民受け入れ」ということを声高に叫ばれておりますが、このへんは糸川先生の理論と併せ、車の両輪と考えればすっと受け入れることができます。

日本人は優秀であり、マネジメント能力も高い。それを最大限に活用し、海外に働きに出、日本に金を送る。そうやって、世界に貢献する。この惑星の未来に貢献する。そして、アイデアやオリジナリティが高い国の補佐役として、徹底的にマネジメント能力を伸ばしたその後は。。。

とする、極めてテンションあがる前向きな書。

科学者、博士諸氏の提言は現実的で、しかし、彼らの希望的観測よりも、やはり我々凡人の運営する「社会」というものは、遅々として進んでおりません。

先生の10年後の展望が、今ようやく、40年たち「実現されようとしている」現実。

科学者、博士諸氏の冒頭提言「M7クラス4年以内」も我々は真摯に受け止め、準備しないといけないんだと思います。

そして今まさに、逆転の発想ではなく、正規の発想にて、我々は世界を舞台にしてゆかないといけない。

そうした心地いいパンチを、この本は貴兄に、きっと打ってくれるでしょう。

日本のペンシルロケットなめんなよ。

小さいロケットを、巨大化させる。それが糸川先生の信じ歩んだ道であります!

「逆転の発想」/糸川英夫

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