Mykoちゃん、Cたん


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石原都知事による尖閣諸島のお買い上げの件に関しまして。

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2012.04.19|iwamura

ということで、ホットな時期は逸しましたが、「宣戦布告By石原おじいちゃんさま」による尖閣諸島購入ニュースについて雑感。

なんだか、「都民の税金の無駄遣い」というような明後日な方向からの意見展開について、ひとこと言っておきたく。

※まあ、ハワイは未だにアメリカの土地であったりするので、別に本国からの場所や位置関係はどこだってかまわんのだけどね。

最終的には領土問題というか、戦争は力の論理になるので、人工衛星も撃ち落せる軍事力を持つに至った中国センセとの仲良しこよし作戦も重要ではあるが、日本共産党もおっしゃる通り、まあ、当たり前にここの領土問題は「領土問題」と言えるレベルでもないほど明確に「日本の島だよね」というオハナシなのであります。

ですから、おじいちゃんが「買う!」とかいきり立ってしまい、それで中国国民みなさんの感情を逆なでしてしまう点と、なんとなく我が国がオフィシャルに領土問題を認めてる感じに内外にとらえられちゃう点で、おじいちゃん発言はダメだったのかなと。

ただし、昨今中国からも地権者さんへお買入れの申し込みがあったそうで、その辺から見ても、どうにもこうにも、「日本のだけど買えば中国のだよね」というふうなオハナシであり、本事案は茶番です。

ただ、石原さんはもう御年80をこえるおじいちゃんであるのに、ここまで人の心をひきつける発言や動きを貫ける時点であっぱれであり、それを超える人材を輩出できていない東京都というか、日本国民全体における、団塊世代以降の人間的な脆弱さを感じざるを得ない、そういった事案でもあります(もちろん、自分も含めての話だが)。

そしてもっと不条理かつ根が深いのはそしてこっちだったりもする。

北方領土問題とは?

(1)日本はロシアより早く、北方四島(択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島)の存在を知り、多くの日本人がこの地域に渡航するとともに、徐々にこれらの島々の統治を確立しました。それ以前も、ロシアの勢力がウルップ島より南にまで及んだことは一度もありませんでした。1855年、日本とロシアとの間で全く平和的、友好的な形で調印された日魯通好条約(下田条約)は、当時自然に成立していた択捉島とウルップ島の間の国境をそのまま確認するものでした。それ以降も、北方四島が外国の領土となったことはありません。

(2)しかし、第二次大戦末期の1945年8月9日、ソ連は、当時まだ有効であった日ソ中立条約に違反して対日参戦し、日本がポツダム宣言を受諾した後の同年8月28日から9月5日までの間に北方四島のすべてを占領しました。当時四島にはソ連人は一人もおらず、日本人は四島全体で約1万7千人が住んでいましたが、ソ連は1946年に四島を一方的に自国領に「編入」し、1949年までにすべての日本人を強制退去させました。それ以降、今日に至るまでソ連、ロシアによる不法占拠が続いています。(詳しくは「北方領土問題の経緯」のページを参照下さい。)

(3)北方領土問題が存在するため、日露間では、戦後65年以上を経たにもかかわらず、いまだ平和条約が締結されていません。

外務省HPより

こっちもガッチガチで日本領土であるのに、おそロシアによる不法占拠が未だ続いており、よって、日露間の平和条約が締結できていないという事実。

「言い続けるしかないよね。この問題と、捕鯨の問題はね。いい悪いや、感情論じゃないんだ。国家としての『主張』は続けないとね。

とは、By外務省ワシントン支局詰めの親友コメントではある。

ただ、昨年の夏はロシア人の友人たちと海へ遊びに行ったりしたのだが、実に楽しかった。

だからたとえば、竹島も尖閣諸島も、あるいは北方領土も、日本人と韓国人(中国人/ロシア人)の結婚した夫婦のみ移住可とか、そういうのどうだろう。

北方領土については、「共同統治論」っていうのもあるにはある。

「コンドミニウム」とも呼ばれ、近現代史上にいくつかの例がある[64]。成功例として代表的なものにはアンドラがあり、失敗例には樺太ニューヘブリディーズ諸島(現バヌアツ)がある。

もし日露両政府が島の施政権を直に行使すれば、日露の公権力の混在から、樺太雑居地(1867-1875)のような混乱を招く可能性が指摘されている。このため、住民に自治権を認め、両政府が施政権を任せることで、そうした混乱を防ぐことが必要になる。また、両島を国際連合信託統治地域とし、日露両国が施政権者となる方法も可能である。この場合は施政権の分担が問題となる。

共同統治論の日本側にとってのメリットとしては、難解な択捉・国後の領有問題を棚上げすることで、日本の漁民が両島の周辺で漁業を営めるようになることや、ロシア政府にも行政コストの負担を求められることなどが挙げられる。ロシア側にとってのメリットは、日本から官民を問わず投資や援助が期待でき、また、この地域における貿易の拡大も望めることである。共同統治論には、エリツィン鳩山由紀夫プリマコフロシュコフ駐日ロシア大使(当時)、富田武(政治学者)らが言及している。法律的見地からも、日本国憲法前文2項[65]ロシア連邦憲法9条2項[66]に合致する。

wikipediaより

どっちが先に発見したとか、歴史的にどうだとか、やれsengoku38だとか、もうキリがないから、いっそ愛とピースの象徴としての「ふたりの愛らんど計画」を、提唱してみたいと思うのだが、どうであろうか。そのほうがメリットも双方に大きそうだが。

人類の歴史は、戦争の歴史であるとともに、愛を紡いで家族を作ってきた歴史でもあると思います。

そもそも、国家とか組織の最小単位って「家族」じゃなかったのか?!というまぎれもない事実。

でも、こうした議論の場を提供してくれた「おじいちゃん」は、やっぱり年の功というか、さすがの「俺たちの都知事」であった、ということは確かだ。

※俺たち若いモンも、もっとがんばりましょう。

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