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選挙に行かない君へ。/乙武洋匡さんweb siteより
2012.12.16|iwamura
木曜日、ツインプラネットさんの謝恩会へ、特別顧問にお呼ばれし参りました。
会場内は食べ飲み放題はもちろん、鈴木奈々さんが各テーブルを周りご挨拶されておったりと、ワリとバブリーな感じであったのですが、vip席にてはTOHYO FMの編成部長さんから週内限定のお名刺を頂戴し、「締めるところは締めておるのだな」という、にぎにぎしさの中にも一本筋の通った会でございました。
さて、件の乙武さんのブログ、下記に引用します。
当ブログをお読みになって頂くことは至上の喜びでございますが、以下ご覧いただいたのちは、騙されたと思って投票所へGOでございます。
みなさんも知ってのとおり、選挙というのは、政治家を選ぶためのもの。じゃあ、政治家というのは、そもそも何をするための人なのでしょう。わかりやすく言うと、「税金の使い道を決める人」。国民から集めた税金を、福祉に使うのか、教育に使うのか、はたまた国防に使うのか――そんなことを話し合い、決定するのが政治家の仕事です。
さらに、政治家は法律をつくったり、憲法を変えたりすることもできます。たとえば、いまの日本では、憲法によって戦争をすることができない状態にありますが、その憲法を改定し、いつでも戦争ができるようにすることもできます。それだけ、政治家の仕事というのは重大なものなのです。
さて、ここで昨日から寄せられたみなさんの意見に戻ってみましょう。まず、みなさんの声でいちばん多かったのは、「だれに入れたって同じ」「結局は何も変わらない」。たしかに、これまでの経験を振りかえると、そうした考えになってしまいますよね。期待しては裏切られ、また期待しては裏切られ――の繰り返し。でも、本当に「だれに入れても同じ」なのでしょうか。
たとえば、上でも述べたように、他国の言いなりにならぬよう、憲法を改正して、戦争ができる国にしようと考えている政党があります。同時に、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、憲法を変えてはならないと主張する政党もあります。これが、「同じ」と言えるでしょうか。憲法についてだけでなく、ほかの政策においても、各党によって大きな「ちがい」があります。
みなさんは、政権が代わることで、「がらっと世の中が良くなる」と妄信してはいないでしょうか。だから、そこまで大きな変化が感じられないと、「ほら、やっぱり何も変わらない」となる。でも、きちんと評価してみれば、変わった点だってある。今回、自民党から民主党に政権が移ったことで変わったこと、いくつもあるんですよ!
もちろん、それを「良い変化」ととらえるか、「悪い変化」ととらえるかは、個人によると思いますが、とにかく「何も変わらなかった」わけではない。その変化を望んだのは僕らだし、その変化を実現させたのも僕ら。僕ら一票、一票の積み重ねが、その変化を生みだしたのです。
だったら、せめて「いちばん考えの近い」候補者に託すしかないと思うのです。最近では、「日本政治.com」など、自分の考えにいちばん近い政党や候補者を見つけてくれるサイトもいくつか登場しています。これらのサイトを利用して、「いちばん考えの近い」候補者に一票を投じてみてはどうでしょうか。
※乙武さんブログより
解り易く、丁寧に書いてくださってるな、と思います。
特に上記でも引用されている日本政治.comですが、ま、自分でやってみての感想は「あれれ?」みたいな結果が出ちゃったりもするのだけれども、そのあとの総評、まとめを読み解いてゆくと、各政党の意見展開というか、ポジショントーク概要が一目瞭然というか、解り易いので良いかもです。
もちろん、「賛成」「反対」の二元論で世の中が回ってゆくほど簡単じゃないことは、このトシまで生きていたら解ることではあるし、各党それぞれも一枚岩じゃないことは理解したうえで、下記ちょっと見てみましょうか。
※あくまで彼らが約束を守ることを前提にしていますが。
☆消費税増税
「賛成」
民主党/自民党/公明党/維新の会/国民新党/新党改革
「反対」
未来の党/みんなの党/共産党/社民党/新党大地
☆TPP
「賛成」
民主党/みんなの党/新党改革
「反対」
自民党/未来の党/公明党/社民党/共産党/新党大地
☆原発2030年までの全廃
「賛成」
民主党/未来の党/みんなの党/社民党/共産党/新党大地
「反対」
自民党/維新の会/国民新党
とか。
現実的だが保守的な自民党を信用するのか、理想論だがやはり与党経験の少なさが目立つ民主党を支持するのか(自分にとってのこの3年間はどうだったのか)。
第三極と言われた維新の党、未来の党の失墜を手始めに、
阿部総裁の右的物言いが安定感を欠くと判断され、テレビに出るたびに何故か支持率が微妙な方向に動くという自民党の状態。
上記らへの消極的支持群が一気に民主党当落線上の議席獲得に向け動いているように、私には見えるのだが。
もちろん、自民党は大勝するのだろうけれども。
(だが、こうした私の予想はしばしば裏切られ、オバマが1期目の選挙の時、最後の最後、マケインの経済の失言があるまで、わたしは彼の勝利~強いアメリカ白人~を疑わなかったものであるが)。
そしてやっぱり小沢さんが言っていることはワリと筋は通ってると思うんだよなあ、、、イメージ悪いけど(やっぱり故田中角栄先生が好きなんでしょうね。でも、政治家ってやっぱり人間の度量だと思うんだよなあ。ヒーローって言っちゃうと古いのかなあおれ。)等、しかしここから先はホントウに個人の魂の問題になってゆくのだと思われます。
こうして見てくると、結構システマチックに選挙も楽しめる余地があるのかもかもしれません。
そもそも
「百姓の子供も大統領になれるように。」
そう信じて刀創剣撃、弾丸雨飛の中を駆け巡った坂本竜馬先生らがいらしたわけですから。
その「自由民権」を行使せずに、文句だけ言う人間にはなりたくないな、と自分なんかは思うわけであります。
命の一票、血の一票でございます。
皆様におかれましても、よい日曜日となりますことを心よりお祈り申し上げます。
※17日0:30
終日外回りで食事し帰宅。
うわ~、自公ボロ勝ちですね~。維新が正直ここまで伸びるとは。。。少しバランス的に危険な感じですね。いやはや。