Mykoちゃん、Cたん


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「風立ちぬ」が日本禁煙学会に刺された件で。

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2013.08.20|iwamura

ということで件のPDFがこれですね。

映画「風立ちぬ」制作担当者 様

日本禁煙学会 理事長 作田学

映画「風立ちぬ」でのタバコの扱いについて(要望)

※禁煙学会の見解や詳細はhttp://www.nosmoke55.jp/action/1308kazetatinu.htmlをご覧ください※
映画「風立ちぬ」なかでのタバコの描写について苦言があります。現在、我が国を含む177か国
以上が批准している「タバコ規制枠組み条約」の13条であらゆるメディアによるタバコ広告・宣
伝を禁止しています。この条項を順守すると、この作品は条約違反ということになります。(別冊
をご参照ください)

誰もが知っているような有名企業である貴社が法律や条約を無視することはいかがなものでし
ょうか。企業の社会的責任がいろいろな場面で取りざたされている昨今、貴社におきましてもぜひ
法令遵守をした映画制作をお願いいたします。

※PDFダウンロードはこちら(社員に配ってみました)

赤色表示部分が禁煙学会さんの主張なのだろうが、「風立ちぬ」の場合、意図した「宣伝」ではなくて、タバコはあくまで小道具ではないのかな。。。

それから、ぼくが社員の机に上記PDFを置いて周ったのは、「風立ちぬ」の宣伝が目的です(笑)。

文字通りの【炎上マーケティング】ではあるのですが、宣伝とか洗脳って、おもしろいですね。

因みに、上記禁煙学会の件での炎上事案へ、火炎瓶を放り込む形でお盆にネット界でヒーローだった記事がこちら。

 

今すぐランニングをやめてタバコを吸ってくれ

 

最近は喫煙者はどんどん減り、ランニングがブームだという。

自分の周りから喫煙者が減るのは喜ばしいことではあるのだが、実は日本にとって非常に良くないことだ。

 

仮定として、喫煙者は肺ガンになる確率が高いとしよう。ここについての議論は他に任せる。

その仮定の上で喫煙者がいなくなると、まず医療費はどうなるだろうか。

一見すると肺ガンが減ったぶんだけ医療費も減りそうだが、それは健康に自然死した場合だけだ。

肺ガンにならなかった代わりに10年後に胃ガンになりました、だと医療費は変わらない。

10年先送りされるだけだ。

人は必ず死ぬが、医療費がかからない形での死については研究が遅れているように思える。

国民一人が一生のうちにかける医療費を、減らしていく方向にはならないものか。

 

介護はどうなるだろうか。

肺ガンで70歳で死ぬはずだった人が80歳で胃ガンで死ぬようになると、伸びた10年は介護を必要としていてもおかしくない10年だ。

つまり、介護負担は増えることになる。

タバコをやめて健康になったせいで、社会は10年分の介護負担を強いられるのだ。

 

自分の頭で考えた結果より

自分は喫煙者であるのですが、「風立ちぬ」での喫煙シーンでタバコが吸いたくなる、と言ったことはありませんでした。

「時代だな。。。」とは思いましたが。。。

ただ、影響を受ける若い人がいるだろうことは想像に難くないし、また、こうした議論が、喫煙について考え直したり、あるいは、「風立ちぬ」への新たな集客へ繋がるのであれば、戦争するわけじゃないですから、議論はしまくっていいと思います。

タバコよりも、もっと怖い放射性物質の濃度上昇高濃度汚染水の漏えい情報が昨今福島方面からもたらされております。

「露出=広告になる」「自身の健康」、といった観点よりも、「人様に迷惑をかけない方法論」「将来に負の遺産を残さない為には」といった観点に集中し、タバコの議論もしてゆくべきなのかも知れません。

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