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ザクは男のロマン
2013.11.05|umiushi
表題は漫画家の、こいでたく氏の名言です。
前回はまたしても好き勝手にロックマンXについて書きましたumiushiですが、それで火がついてしまったのか、今度はザクについてでございます。
ザク
言わずと知れた(?)ガンダムのやられメカでございます。
名前は兵隊さんの行進の足音「ざく、ざく」から、デザインの原案は「ドテラを着た一つ目小僧」だそうで、どうやってもガンダムにはなれない星の下に生まれておりますね。
SD世代には懐かしい、にせガンダム
さて、空前のガンプラブームのとき、それまで戦車なんかを作っていたモデラーがその方法論を持ちこみ、いわゆる兵器としての魅力に着目したわけですよ。
型式番号なんてものも設定されてまして、MS-06シリーズということになってます。06の後にいろんな記号がついてバリエーションが区別されているのですが、それをご紹介しちゃおうというのが今回のお題。
と、その前に、旧ザクから
MS-05
一番見られるのはMS-05Bとされることが多いですね。
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さて本題。
F型
いわゆる量産型。車で言うとカ○ーラとかマーク○とかその辺でしょうか、一番数が多いことになってます。個人的には機雷散布用のランドセルを装備した
「マインレイヤー」
がお気に入りです。(だからなんだ)
J型
地上戦用のマイナーチェンジですな。外見上はFとほとんど変わらず、防塵カバーなど内部が地上用にちょっと換装されてる、というオタク全開詳細設定がされてます。アニメではもちろん外見上の区別はありません。
S型
「シャア専用ザク」で有名な指揮官型。F型がカロー○ならこっちはフェラーリみたいなもんで、ものすごくチューンナップされてるので一般人には扱いづらいとか。ツノがそれっぽいですな!当然ながら優秀なパイロットが乗ってたことが多い。
と、ここまでが基本。AとかCはどうした?という方には物足りないかもしれませんが、とりあえずアニメで見られるのは上記2タイプと思っていればよいでしょう。
そんなわけで以下、各型のご紹介。
初めに言っておきますが、アルファベット26文字のうち結構な数がラインナップされてますので、オタクには私の情熱には付き合っていられない方はそろそろお帰りいただくタイミングかもしれません。
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A型
初期型も初期型、両肩ともにアーマーがついてます。これが改良されて
C型
(画像はカードゲームより)
核弾頭使用時に備えてコクピットの耐核構造を強化とか色々マニアックな詳しい解説がされてますが、概観はF型と変わらないということになってまして、じゃあなんで分けるんだというまっとうなツッコミが入るところですね。詳しくはウィキでも参照いただくことにして先に行きます。
D型 ザク・デザートタイプ
砂漠用。デザートのDですな。砂塵がどうのとか、地上用のJ型をベースに砂漠に特化した機体。どこでも使えるってのがモビルスーツの特長じゃなかったのか。このあたり戦車モデラー的な好みが色濃く出ている気がします。
E型
強行偵察型。パパラッチですな(古い)。ガンダムの世界はレーダーなんかが使いづらいという設定になっとるので、敵陣深くに突入して写真撮りまくってロケットで離脱、という男らしいパパラッチ。バリエーションには、もはや顔にザクの面影すらない
E-3型 ザクフリッパー
なんてのもいて、これも僕は大好きです。(知らんがな)
G型 陸戦高機動型
2009年以降に新しく設定されたらしく、わたくしのようなオールドタイプには馴染みがないのでご紹介のみにいたします。
K型 ザクキャノン
見ての通り。こちらもJ型をベースに地上で開発されたタイプ。ドス黒い紫の顔色した奴がZガンダムに出てきます。何故かプラモでリニューアルされ、納得いくような行かないような気分。
M型 水中用
「地球には海が多いからザクをベースに水中用を!」ということで試作された機体。性能はぶっちゃけた話あんまり芳しくない。しかし別の型式番号MSM-01も付与され、つまりは水中用モビルスーツの祖。
アッガイとかズゴック
のご先祖ですな。
R型 高機動型
S型よりもさらにチューンナップされた機体。車にたとえるともはやF1の領域。当然エースパイロットに優先配備されたがそれでも間に合わず、本機を受領することは「連邦の戦艦を沈めるより難しい」と言われたシロモノ。何だか実際の戦記にもありそうなエピソードですな。初期型のR-1型、その改良タイプのR-1A型、4機しか作られなかったR-2型が存在します。上記「黒い三連星」に加え、
シン・マツナガ ジョニー・ライデン
あたりが有名ですな。
T型 ザクトレーナー
練習機。最近色々設定が追加された模様。以上。(投げやり)
V型 ザクタンク
脚部がわやになってしまったザクの上半身を、戦車のマゼラアタックに乗っけたもの。現場でテキトーに作ったので正式な設計図があるわけではなく、しかし結構作られたので型式番号も便宜的につけられた。筆者は大好き。(心の声)
W型 作業用
ザクタンクと同じく、現場で寄せ集めの部品を組み合わせた作業用。ワーカーのWですな。こちらも同じ機体は1つとしてないが、腕のクレーンやスコップなんかがお茶目。
Z型 Zタイプザク
何だかそのまんまの名前ですが、サイコミュ、いわゆる脳波誘導の兵器試験用。フレームだけはザクだけど、ほとんどもう面影はない。3機作られ、2号機はさらに
タコザク
もとい高速機動型ザクに改修されております。このタコ、何が重要かって別の型式番号MSN-01となってまして、
MSN-02(MS-16)ジオング
のお父さんというかプロトタイプというか、そういう位置づけになっております。
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どうです、ザクは男のロマン、という金言の意味がおわかりいただけたでしょうか?
現在は手ごろなHGシリーズで何種も出ておりますので、オトナの財力に力を言わせてザク部隊を作るもよし、オリジナルカラーでオラザクに凝るもよし、秋の夜長の趣味としてご提案いたします。そのためになるべくプラモのパッケージを並べました・・・
・・・毎年同じようなことを言ってるような気がしますが、そういうこともありますよ。
というわけで模型好きのumiushiがお伝えしました。それでは。
※X型のXザクは除きました。ガシャポン戦記やってないと知らんがな。