Mykoちゃん、Cたん


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nintendoの開発力。

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2010.09.30|iwamura

任天堂さんの4~9月の連結最終損益が20億円の赤字に。

これは7年ぶりのことだそうだ。

任天堂は29日、2010年4~9月期の連結最終損益が20億円の赤字(前年同期は694億円の黒字)になる見通しだと発表した。主力の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズやソフト販売が低迷し、円高も響いた。裸眼で立体映像が楽しめる新ゲーム機の発売が来年2月にずれ込むことになり、通期の業績予想も下方修正した。

日経さんより抜粋

マリオも25周年なのに、これはタイヘンだなぁ~。

先日のエントリーでもnintendoさんの「ブランディング」について絶賛したばかりだったので、これはこれは、と思っていたのだが大間違い。

上記日経記事、注目すべきポイントはここであります。

裸眼で立体映像が楽しめる新ゲーム機の発売

さて、その動画の映像がコチラ!こりゃ早くほしいほしいぞ!

これはすげえわ。

リーディングカンパニーの底力といいますか、常に「新商品開発」への歩みを止めない執念といいますか、この辺のDNAは、「ファミリーコンピュータ」開発者だった先人たちのインタビューからも読み取れるんだな。

上村
それで、山内さんは電話の向こうから
はテレビゲームや。それをキミのところでやらんか?」
と言われたんです。

岩田

任天堂でもカセット方式ではない、ソフト内蔵式のテレビゲームを出していました。

上村

そういう意味では、
その延長線上にある商品ということになるんですけど、
そのときに山内さんが条件を出されて、
これまでのようなソフト内蔵式のテレビゲームではなく、
その当時、主流になりはじめたカセット方式を採用して、
しかも「年間は競争相手が出ないような機械をつくれ」と。

岩田

はあー、最初からそれを・・・。

上村

最初からそれを切り出されたんです。

岩田

でも、3年間持たせるのは大変な・・・。

上村

考えられないでしょう?

岩田

まあ、任天堂だけが特別な武器を持っているわけではありませんし、
技術者として考えると、ても無茶ですよね。

上村

そう。かといって、僕が何かを言ったところで、
聞いていただける相手ではありませんし(笑)。

岩田

(笑)

上村

当時の任天堂としては
ゲーム&ウオッチで優位性を保つことができていたので、
「それと同じような状況をテレビゲームでつくりなさい」
ということだったんです。

岩田

でも、しばらく優位性を保つためには、
その商品を出した瞬間は、多くの人が
「まだ早いんじゃないの?」と感じるくらい、
すごく背伸びをするということですよね?

社長が訊く「スーパーマリオ25周年」より抜粋(部分略)

おお!なんだかプロジェクトXだ!

現社長岩田さんより、当時のハード開発責任者だった上村さんへの「ファミコン開発秘話」突撃インタビュー!

「苦しくたって、考えられなくたって、常に新しい商品を、世界をつくるのだ!!!」

久々に面白かったので、「新しいモノ」を追いかけるビジネスマン諸氏には、週末を使って全部読破して置いて頂きたい!というオススメインタビューでした。

それでは今日もBダッシュでがんばりましょー!

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