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東日本大震災から2年が経ちました。
2013.03.12|iwamura
あのとき私は大崎駅のコンコースのベックスコーヒーショップにいて。
運よくタクシーを拾えて芝浦の社に戻ったのですが、あの判断は、関東近郊で起こった地震だったとすれば、津波の方向に真っ直ぐに向かっていたわけで。
社員や仲間の所に戻ろうとした行為は間違っていなかっとはいえ、今後、難しい判断になってくるだろうと思うことがございます。
あの時を思い出すとき、よく見るyoutube映像があって。
テレビが刻々とニュース特番へと切り替わるあの瞬間です。
まさに「未曽有」の大災害であったと考えます。
当時ウェブメディアとしてやっきになって、リアルタイムにブログを更新し、リンクを張りまくり、毎日せかせかとエントリを繰り返した日々を思い出します。
以下、アクセス数の高かったエントリです。
☆東北関東大震災~youtube動画まとめ~(3月19日)
☆東日本地震~余震の可能性について~(3月22日)
☆震災関連情報まとめ(リンク集)(3月24日)
☆東日本大震災の気分的総括について。(4月2日)
原発放射能関連エントリについては、下記。
☆「原発がどんなものか知ってほしい」~引用と私見~(3月16日)
☆日本人である我々は、これからされるであろう、差別とも闘っていかねばならない件。(4月6日)
☆「原発ジプシー」がヤバい件。(9月27日)
☆文科省発表の放射能飛散地図が拡大の一途をたどる件について。(9月29日)
う~ん、この2年を振り返ってみて。
やっぱり
「のど元過ぎれば熱さを忘れる」
と、思うことが多いわけです。
もちろん、いつまでもさめざめと泣いていても、事態が好転することはないわけで、忘れる良さだったり、当事者でないからできるサポートの仕方であったりも、もちろんあるとは思うのですが。
しかし、思い出しすぎるほど思い出す瞬間が、こういった節目にはあってもいいと思っています。
ということで、本日おすすめの映画はこちら。
西田敏行さん主演「遺体」です。
2011年3月11日。あの未曽有の大災害に直面し、
困難な状況と向き合った人々がいた。
彼らには、哀しむ時間さえなかった。
これは報道が伝えきれなった真実の証。
※オフィシャルウェブサイトより。
報道は、本当に氷山の一角であって。
ただ、大手メディアには伝えきれない情報を、個々がSNSによって情報交換できる時代が間に合ったことについては、感謝せざるを得ない。
社員で、友人同士で、家族で、地震やあのときの痛み、これからの我々を語る時間があっても、SNSでその想いを発信する時間があってもいい、そう思います。
そんな2年目、新しい朝が今日もやってきました。
生かされている命に感謝して、本日も朝日を拝み、粉骨砕身、働きたいと存じます。