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「スーパークールビズ」
2011.05.14|saito
「スーパークールビズ」
齋藤です!
だいぶ気温も上がってきて過ごしやすい気候になってきましたね。
今回は、この話題↓
環境省は12日、東日本大震災に伴う夏場の節電対策として、これまでのクールビズより一層の軽装を促す「スーパークールビズ」を6月から実施することを決めた。ポロシャツやアロハシャツ、スニーカーに加え、無地のTシャツやジーンズ姿での勤務もOKとする方向で調整している。
福島第1原発事故や浜岡原発停止による電力不足が懸念される中、環境省が軽装を率先して導入、冷房時の室温28度設定による節電の徹底を図る狙い。他省庁や自治体にも参加を呼び掛けるほか、ファッションショーでのPRも予定している。
同省のドレスコード(服装規定)案によると、ノーネクタイとノージャケットが基本だった従来のクールビズ姿に加え、ポロシャツやアロハシャツ、ジーンズ(「破れてだらしないもの」を除く)、スニーカーの着用を新たに認める。チノパンツや、沖縄風のかりゆしシャツは従来も認めていたが、浸透していないとしてあらためてOKとした。
職場内では無地のTシャツや、サンダル使用も認める。ただランニングシャツや短パン、ビーチサンダルは認めない方針だ。女性については以前から服装規定がなく、今回も女性に限った規定は設けないという。
スーパークールビズって・・・・・
スーパーつければいいと思っているのか・・・・
「ポロシャツやアロハシャツ、スニーカーに加え、無地のTシャツやジーンズ姿での勤務もOK」
との事だが、ジーンズは逆に暑いだろうと、ツッコミたくなる内容だ。
また、女性について
「以前から服装規定がなく、今回も女性に限った規定は設けないという。」
男女差別と叩かれるような内容が、なんとも言えない。
(すでに叩かれているコメントが多数WEBにアップされている)
ちなみにNGなものは下記↓
タンクトップ
ビーチサンダル
ショートパンツ
などが代表的なものだ。
そもそも「クールビズ」とは?
クール・ビズ(COOL BIZ、造語)とは、日本において夏期に環境省が中心となって行なわれる環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン、ないしはその方向にそった軽装をいう。小泉政権下の2005年に始められた。
「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(英語:cool)と、仕事や職業の意味を表す「ビジネス(英語:business)」の短縮形ビズ(BIZ)をあわせた、グンゼが提案した造語である。2005年4月に行われた環境省の公募によって選ばれた。
日本人らしい造語ですね。
さて、クールビズといってもいろいろなスタイルがあります。
いくらクールビズが政府から承認されていても会社や取引先で、どこまで
ならアリなのか気になるところです。
そんな疑問に対して、「はるやま商事株式会社」さんがアンケートを実施していました。
2011年5月11日、東京都・神奈川県・埼玉県のビジネスマン1,030名を対象に実施した「クールビズに関するアンケート」の結果を発表した。調査対象は20代から60代の男性で、調査期間は2011年5月6日から5月7日。
まず、「あなたご自身は、今年の夏に向けて、『クールビズ』を積極的に推進することに賛成しますか?」と聞いたところ、「大いに賛成」(62.3%)と「まあ賛成」(27.9%)を合わせて、90.2%が賛成であると回答した。
年代別にみると、20代の賛成意見が91.3%と一番多いものの、50代(89.3%)、60代(90.7%)の支持も根強く、どの年代でも「クールビズに賛成」という意見が多数を占めた。
「今年の夏、クールビズを実践しようと思いますか」との問いには、88.6%が「既に実践している」か「実践するつもり」と回答。また、この夏積極的に「クールビズを実践する理由」は何かを聞くと、「東日本大震災の影響で、電力不足が問題になっているから」(68.8%)が最も多く、次いで「地球温暖化の問題で、服装の見直しが必要だと思うから」(56.4%)だった。
逆に、この夏クールビズを「実践できない(しない)」という11.4%に理由を聞くと、「着るのが習慣になっている」(31.6%)と、「業界の慣習」(23.9%)が多く、習慣化されているスーツ着用は、なかなか変えにくいという回答が目立った。
また、同アンケートでは、図内の【1】から【5】のイラストから、ビジネスの場でどこまでが「許せる」と感じる格好なのかも聞いている。
「自分が着用して出勤できると思うもの」については、ネクタイ・ジャケットなしの「【1】から【3】まで」が66.2%を占めた。一方、「『委託先の人が訪問してくる格好』として問題ないもの」という問いに対して「【1】から【3】まで」は58.9%に減少し、一層のクールビズともいえるビズポロ着用の「【4】、【5】まで」との回答は増加した。
年代別にグラフで見てみると20代~40代がより肯定的なのがわかります。
他人がクールビズを進めることには寛容でも、自ら実践することに関しては抵抗を持っている人が多いようだ。
TPOを守る事は大事ですからね。。。
上記、記事内でもクールビズをする理由の一つとして上がっている通り、
震災の影響もあり節電の促進といった意味でも効果的です。
また、上記理由により今年のクールビズは、今まで懸念していた方々にも浸透するでしょう。
これを機にクールビズ商品の購入意欲に繋がり、日本の経済が潤うようになっていければ、
アパレル業界・百貨店にも活気が戻るきっかけにもなるかもしれません。
ただ、間違ってもこんな事にはならないように。。。。。
日本の男よためらうな!~コカコーラゼロ~
この夏は、日本にとって正念場!
できる限りの事をやっていきましょう!
今後とも宜しくお願い致します。
ホントに“第3の開国”が国を救うか?
2011.05.13|shiozawa
昨年頃からよく耳にする“TPP(環太平洋パートナーシップ協定)”について。
このTPP 。
貿易自由化を目指す経済的枠組みで
加盟国間で取引される全品目について関税を原則的に100%撤廃しようというものです。
この協定の参加国は以下の通り。
韓国が入っているかと思いきや、不参加という事です。
慎重に対1国同士でメリットが出るように関税撤廃の交渉しているようで、
今の日本より韓国は一枚も二枚も上手です。
中国も同じです。
そしてつい先日、このTPP関連で動きがありました。
■政府、TPPの基本方針を閣議決定 < 2010年11月9日 13:22 >
政府は9日、TPP(=環太平洋経済連携協定)の基本方針を閣議決定した。
農業改革を行いながら「関係国と協議を開始する」としている。
基本方針では、アメリカやオーストラリアなどが貿易の自由化を目指して交渉しているTPPについて、「関係国との協議を開始する」としている。
また、コメなど競争力が弱い品目に配慮はしつつも「すべての品目を自由化交渉の対象」とすることなどが明記されている。
一方、農業に与える影響への懸念が強いことなどから、TPPへの参加をただちに表明することは見送られた。引用:日テレニュース
いよいよTPP参加へ舵をとりのスタートです。
また、7日に海外へ日本のインフラ技術を売り込み安くするための法案が閣議決定されたようです。
■国際協力銀、分離・独立法案を閣議決定 インフラ輸出で機能強化
政府は25日で、日本政策金融公庫の傘下にある国際協力銀行(JBIC)を分離・独立させる「株式会社国際協力銀行法案」を閣議決定した。
政府の新成長戦略の柱である原子力発電所や高速鉄道などのインフラ輸出を官民一体で加速するため、融資などの支援機能を強化するのが狙い。
今国会で成立すれば、来年4月から新会社に移行する。
分離・独立に合わせ、業務内容も強化。
現在は途上国向けに限定している原発や高速道路などへの融資を先進国向けにも拡大するほか、日本企業による海外での企業の合併・買収(M&A)資金を融資する制度も新設する。
短期のつなぎ資金を供与する投資金融の解禁も盛り込んだ。
引用:産経ニュース
これらのことから積極的に海外へとビジネス市場を広げて行きたい事が伺えます。
世界に積極的に目を向けて新しい物を世界へと展開していく事には私もすごく賛成です。
海外へ輸出しやすくなるため、一時的には大きな外貨獲得へとつながっていくのでしょう。
しかし、メリットもたくさんありますが、デメリットもしっかり考えなければなりません。
“官民一体でやる事=天下り先作り”とする可能性もあります。
今後の動きに注目です。
また、最近よく取り沙汰されるのが農業への影響ですね。
陸地の狭い日本としては海外の安い農作物がドンドン流入し、国内の農業はどうしようもない事になってしまう可能性があります。
そして、常に輸出できるだけでは技術力があるうちはいいですが、ちゃんとした教育システムを新たに整備せずに技術をひたすら放出だけをしている状態では国がどうかなってしまうと思います。
これだけ先進国の技術が伸びてきていると言うのに。
人と教育が国を支えていると思うのですが、肝心なところがお粗末な有様です。
日本は“政治は3流、技術は1流”ともいいます。
だめな政(まつりごと)に振り回されながらも必死に大きな壁を乗り越えてきた企業が沢山あります。
そんな国内産業を復活させてくれるスーパーマンが誕生することを期待しています。
ありがとうございます。
地震とufoの関連性について。
2011.05.12|iwamura
東日本大震災から2カ月。
なんだか最近、「地震×ufo」のyoutube動画を目にすることが多い。
直近のyoutubeで一番興味深かったのは下記。ブクマ数もハンパではなかった。
「朝日新聞に電話して! UFOだよ。
ほら、UFO! 読売新聞!」※上記youtubeより
いやーフィクションだとしたらよくつくられた動画だ。
しかし、やっぱり信憑性としてカタいのは「新聞」なんだなー。
その他、例えば福島原発でのufoはこんな感じ。
1分34秒目ですね。
これはカメラのブレ説も否定できないが、有名な動画にも実は映り込みが激しい。
さてその他。
海外メディアは下記のように結構頻繁にufoについて取り上げている様子。
人も死んでないし、ネタとしてはセンセーショナルなんだろうな。
☆Alien-Extraterrestre? UFO / OVNI-JAPON – (ORIGINAL HD) Terremoto / Earthquake – Tsunami – 2011
そしてもう一発。
これも元はNHKだな。
☆UFO = GOKU sighting 1 above Japan tsunami earthquake 480p
ufoは「Unidentified Flying Object」(アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト)の略であり、
「なんだかワカらん飛行物体」=「ufo」でよいのだし、実は自分は結構目撃経験のある人間であるから、ワリと拒否反応は無い。
ただ、今回の地震について、「兵器説(HAARP)」までいっちゃうと、デマを通り越して、どうにもオカルトくさくていけない。
ufoが地震前後によく見られるというのは定説でもあるが、
やっぱり、ufoは未来の我々の子孫が、過去を学習する為に飛んできているのだ、地震を研究に来ているのだ、くらいのファンタジーで留めておきたいものである。
そして。
現代に生きる我々は「ファンタジー」じゃなくて「リアル」を生きているわけで。
2ヶ月目。ちょっと感動したニュース下記。
やっぱり地に足つけて行かんとね。
「飲み物、売ってまーす」。 がれきの山が広がる宮城県南三陸町の道路脇で、 1軒のコンビニエンスストアが営業を再開した。 店舗は小さなテーブル一つ。 店員は家族5人とその友人たちだ。 再開したのは志津川地区で15年前から営業を続けてきた「セブンイレブン志津川天王前店」。 オーナーの渡辺隆さん(48)は 「少しずつ、できることからやろうと思って」と段ボールで作った「営業中」の看板を掲げる。 2カ月前、津波で店舗は根こそぎ流された。数日間途方に暮れたが、 「家族5人はみんな無事なんだ」と思い直し、再開を決意した。
店員は妻と3人の子どもたち。
店舗前の駐車場に小さなテーブルを広げると、力が湧いてくるような気がした。 冷蔵設備を備えた小型トラックを借り、隣接する登米(とめ)市の系列店から 仕入れた商品を午前10時から午後4時まで販売する。 http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY201105110210.html
やっぱり当ブログとしてはこっちだよな。
小生も連休明けで、「眠い」だとかやれ「疲れた」だとか、大変申し訳なかった。
本日も元気に頑張ります。
東京ディズニーランド『新・雨の日限定パレード』を開催!
2011.05.11|iwamura
東京ディズニーリゾートへ遊びに行った時、突然の雨でお目当てのショーやパレードが中止になってしまいがっかり…なんて経験がある人もいるのではないでしょうか?
東京ディズニーランドでは、5月9日(月)より梅雨シーズンを前に、雨の日でも楽しめる“雨の日限定のパレード”「ナイトフォール・グロウ」がスタートしました!!
しかも、同日から約2か月間は、なんと晴れの日でも毎夜公演されるという!!
今回のパレードは、毎夜レギュラーで公演していた全長700m、100万個ものライトが光り輝くナイトパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」の休演に伴うもので、5月9日(月)~7月7日(木)の期間、通常は雨の日限定の「ナイトフォール・グロウ」が特別に晴天時にも公演されるのです!!
本来は雨の日限定のレアなパレードで、7月8日(金)以降は雨天時のみの公演となるだけに、ファンならずとも見逃せない!!
これまで雨天時に実施されていた「レイニーナイト・ファン」は、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」が雨で休演となった際に行われ、カラフルなレインコートを着たミッキーと仲間たちが、“ポチャン”などの雨音の歌詞に合わせて踊るプログラムでした!
しかし、今回の“新・雨の日限定の夜のパレード”「ナイトフォール・グロウ」は、これまでの装い等が一新され、全く新しいショーとなっています!
パークに音楽が鳴り響くと、「眠れる森の美女」に登場する3人の妖精たち(フローラ、メリーウェザー、フォーナ)のフロートを先頭に、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックやデイジーダックのフロートが華やかに登場!!
続いてシンデレラやベル、ジャスミンの乗ったプリンセスたちの優雅なフロートが登場!
ポップなフロートに乗ったグーフィーやプルート、チップ&デール、クラリスが登場し、軽快にパレードをしめくくる!!
フロートは全てパステルカラーの光を放って変化するので、雨にも映える美しさ!!
そして、今回特に見逃せないのが、フロートと共に一新されたキャラクターの衣装!!
こちらもパステルカラーにラメやクリスタルが散りばめられ、フロートの光を反射しながらさりげなく輝く!
晴れた日にも「ナイトフォール・グロウ」が見られるこの超レアな機会に、東京ディズニーランドに出かけてみてはいかがでしょうか!?
そしてそして、今見どころなのはランドだけではありません!
東京ディズニーシーいも素晴らしいパレードがあります!
こちらが新ナイトタイム・スペクタキュラー「ファンタズミック!」
4月28日(木)よりスタートした新ショー「ファンタズミック!」は、メディテレーニアンハーバーで行われる、ミッキーの“夢の中の世界”を表現したナイトショー。
“ハーバー”の上で行われるというだけあって、「水」の使い方がかなりスゴい!
噴水やウォータースクリーンに映しだされる映像と、実物のミッキーが一体となり、大迫力の幻想的な世界が約20分にわたり繰り広げられるのだ。
ショーは、魔法使いの帽子の形をしたバージ(船)から出てくるミッキーマウスの“魔法”によっていよいよスタート!
ミッキーが魔法を使うと、会場全体には、アリエルが登場する美しい海の世界や、スティッチが登場するリズミカルな星空の世界、ジーニーが登場する魔法の世界など、様々なシーンが次々と映しだされていく。
フィナーレは、様々な実物のディズニーキャラクターが登場し、色とりどりの噴水や光、パイロによって盛大に盛り上がり、驚きの連続であっという間に終了。
“映像”と“実物”、また“水”と“光”のコラボレーションを存分に味わえる、今までにない幻想的なショーになっている。
※引用元:東京ウォーカー
「ファンタズミック!」で使用するバージは、各バージ内に搭載している発電機により電飾の点灯や走行を行うとのことで「節電対策」もばっちり!
ディズニーランドにも負けない素晴らしいパレードが開催されているので、この機会に是非行ってみてはいかがでしょうか!?
「狼と安心料」…原発関連の安全神話とメディアコントロール
2011.05.10|iwamura
ということで、WSJ(ウォールストリートジャーナル)でも報道されたようです。
中部電力、浜岡原発の全面停止を決定。
海江田万里経済産業相は9日、政府による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の運転停止要請を中部電力が受け入れたことについて会見し、浜岡原発に大規模津波が襲来するおそれがあるとの切迫性という特別な状況を踏まえたとし、他の原発は切迫した状況にないと説明した。文部科学省などの調査で、30年以内に大規模地震が発生する確率が8割以上と高いことを重視したとしている。
※ロイターより抜粋
「他が大丈夫」かどうかはわからないけれども。
そもそも、今回はいわゆる
「狼が来るぞー!」(原発反対論者)
「来ないじゃねえかよ」(一般市民)
という図式が
「狼が来るぞー!」
「ホントに来た!」
というものになってしまっていたのであるが、しかし、狼がもっとも来そうな村の、しかも狼が飛び越えられそうな柵しかない牧場が一時閉鎖されるのは、これは大きな前進ではないだろうか。
以下、切込隊長ブログで表題の件、アカデミックに書かれていたので以下抜粋。
「嘘をつく子供」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%AD%90%E4%BE%9B嘘をつく子供(反原発知識人)が「狼が来るぞ」(原発は危険だ)という。それなりの騒ぎ(安保、反核運動)になったのだが、狼は来ない(原発には何事も起きない)。何度も騒ぎを起こしているうちに、村人は嘘をつく子供の言葉をあまり信じなくなった。
ある日、嘘をつく子供の言うとおり、狼が本当にやってきた(原発が爆発して、放射性廃棄物が巻き散らかされた)。村人の大事な羊は喰われてしまう(大地が放射性物質に汚染される)。
物語はここで終わるが、現実はここから始まる。
なぜ、嘘をつく子供は嘘になったのか。
警鐘を鳴らしても、現実化しなければそれへの対策は徒労に終わる。我が国の反原発運動はいろいろと意義もあったが反政府運動と結びつくなどして国民からの運動への信頼を得ることはついにできなかった。
一方で、狼は来ない派の村人は、狼は来ない前提で羊を飼った。柵を立てたり歩哨を置いたりして狼が来る対策をするコストよりも、村人に狼は来ないと信じさせるコストのほうが安く上がり、多数派を作りやすかったのだろう。
しかし、現実には狼は来た。
結果的に、反原発知識人の物言いが当たったわけだが、なぜ反原発運動は東京電力や経済産業省の体質を変えるに至らず、最悪の結果になってようやく振り向かれるような事態になったのか。
本来の外部的なチェック機能はマスメディアの役割でもある。充分機能しただろうか。
「川端幹人氏(riversidecry)による電力会社の広告についての発言」
http://togetter.com/li/124748個人的には、東京電力が大口スポンサーなのは事実として、テレビ各局の報道に東電の報道を押し留めるような圧力をかけ放題だとは思わない。
それ以上に、東京電力の抱えていた他の問題、例えばもんじゅの件なんか最適だと思うが、政府関係者やマスコミの人にとってはほとんど暗黙の諒解になっているほどヤバい話である。
でも報じられない。
何故か。
報道を行って、仮に東京電力から異議をぶつけられて、あるいは巨額の訴訟を起こされたとき、耐えられるだけの証拠集めができるのかというハードルだ。調査報道の限界の部分があるのだろうと思う。
ネット時代になって、大きな事件を扱う体力がなくなって、むしろ社会の自浄作用は失われ、脊髄反射のような論説で一喜一憂する傾向が顕著になった。
で、本来の嘘をつく子供は昔ながらの手法でまた左翼同士が団結して、反核を御旗に反政府運動と連結してしまって収拾がつかなくなり始めている。
※切り込み隊長Blogより抜粋(部分)
「狼が来たらまずいから、この牧場は閉めよう」と叫ぶことは重要。
来る可能性は、高いムラなのだから。
ただし。
「狼が来るかもしれない牧場の閉鎖問題」は、反政府運動と結託しての、消費税反対や国旗掲揚反対、総理大臣交代と一緒に叫ばれるものであってはならないのだ。
本当に危険な狼出没可能性の話は、皆の耳に届かなくてはならない。
届かない叫びが「嘘」と処理されてきたのが我が国の歴史だった。
それでもしかし。
今回まずひとつ、危険度の高い牧場が閉められた。
大きな、前進であろう。
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