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なんだよ日本も中国のこと笑えないな:高知白バイ最高裁上告棄却
2008.08.24|iwamura
白バイ事故で有罪確定へ 最高裁が上告棄却
高知県春野町(現高知市)で2006年、スクールバスに高知県警交通機動隊の白バイが衝突し男性隊員=当時(26)=が死亡した事故で、業務上過失致死罪 に問われたバスの元運転手片岡晴彦被告(54)の上告について、最高裁第2小法廷(津野修裁判長)は22日までに、棄却する決定をした。禁固1年4月とし た1、2審判決が確定する。決定は20日付。
弁護側は「停車中に白バイが高速で衝突してきた。被告に過失はない」と無罪を主張していた。
1、2審判決によると、06年3月3日午後、中学生らを乗せた片岡被告のスクールバスが駐車場から右折して国道に出る際、安全確認が不十分だったため、右側から直進してきた白バイに気付かず衝突。隊員は約1時間後に死亡した。
今週は医療事故の判決があった事を記事として書いたが、立て続けに無視することの出来ない判決が出ているので、一言言っておくか。まるで発展途上国で起こるような話、信じられませんがまさに今、日本で進行している話です。
北京五輪前後で、中国の理不尽ぶりをナナメから嗤っていたんだが、なんだよ日本も大して変わらないじゃん。我が国はもっとマシだと勝手に考えていた自分がなんだかバカバカしくなってくるな。
まあ、とにかく。最高裁の寝言はわかった。高知の気持ちある優秀なおまわりさんは内部告発プリーズ。
高知の白バイ事故の話がなんのことだか分からない人はこちらでお勉強。
高知白バイ衝突死① 警察が証拠を「ねつ造」?
高知白バイ衝突死/警察が証拠をねつ造?②
培養ラット脳細胞がロボット操る…英大学が開発成功と発表
2008.08.21|iwamura
「培養ラット脳細胞がロボット操る…英大学が開発成功と発表」
なんていう記事を、YOMIURI ONLINEで発見してしまいました。下記はそれと思しき動画です。むむう。。。
ラットの脳細胞から出る電気信号によって、障害物を避けながら動くロボットの開発に成功したと、英レディング大が14日発表した。
ロボットは、人やコンピューターなどの助けなしで動いたという。
ああ、ついにやってしまいましたね。(個人的感想)
この手のニュースを目にすると、手塚治さんの「火の鳥」で登場する、人間的なロボット「ロビタ」をいつも思い出します。
ロビタも、人間の少年の命(心)を生かし続けるために最初つくられてしまったような気がします。ある出来事を境に、量産型のロビタは一斉に自殺をしてしまうのですが。。。
わたしたちもいずれ、病院で、コンピュータやビニールチューブに繋がれて「心」や「人間」を考えるときが来るのかもしれませんが、今からふとした折に、考えておくべきことだろうなあ、と思ったりもします。
※追記
「ロビタと有機体」という、生物の進化とうまく絡めた面白いページがあったのでリンクはっておきますね。
※追記2
ニュースとしてはこっちが気楽だなあ。
ついに「光学迷彩」に使える不可視の新素材が登場へ(Gigazine)
って攻殻機動隊かよ!!(ああ、やっぱり今日は「いのちネタ」から離れられなかったです。。。)
「こんな“お化けサイト”になるとは思っていなかった」――「発言小町」なぜ人気
2008.08.20|iwamura
「こんな“お化けサイト”になるとは思っていなかった」――「発言小町」なぜ人気(ITmediaNewsより)
「こんなお化けサイトになるとは思っていなかった」――「発言小町」運営に長く関わってきた読売新聞グループ本社社長室知的財産担当の川内友明さんは言う。
発言小町は、YOMIURI ONLINE(YOL)内の女性向けサイト「大手小町」内にある掲示板コーナー。質問や相談を匿名で投稿したり、投稿に対してレスを付けたりすることができる。
内容的には以下のようなページです。数字もスゴイ!
投稿は、ちょっとした質問から恋愛相談や嫁姑の悩み、子育ての悩み、日ごろの愚痴など多種多様だ。「麦茶に何を入れますか?」「夫が本気の不倫……私はやり直したい」「何を作っても美味しいと言わない義理の両親」――匿名で投稿される質問や悩みごとに、匿名の読者から回答が寄せられる。
すべての投稿を編集部でチェック。誹謗中傷や読者を傷つけるような投稿は掲載を拒否したり、編集してから掲載する。1日の投稿数は約3000件。 ページビュー(PV)は非公開だが、月間1億PVという大手小町の大半を発言小町が占めているという。ユーザーは20代後半から40代の女性が中心だ。
女性に特化した「悩み相談」「日々の生活の知恵」がたくさんあって、いいですよね。
でも、ちょっと情報量が多くなりすぎて(弊社サイトも言われるところだな~)、どこをどの順番で見ていけばいいのか、慣れるまで困っちゃいますね。
そういった意味で、「発狂小町」の閉鎖は残念ではありますが、妥当と言えば妥当で正当。
ただ、「影も光も仲良く」がネット社会も、現実社会も、「理想」ではありますね。客観的視点では(ホントウは)。
大事だと思います。弊社のサイト運営上も、肝に銘じたい部分。
タモリさんの弔辞~手に持っていたのは白紙だったらしい
2008.08.07|iwamura
しつこく同じエントリーですみません!!あらためてびっくりさせられる事実をさっき知りました。
タモリが読んだ弔辞は、白紙だったらしい。
弔辞の言葉は、ただか書かれたものを読んだのではなくて、タモリがその場で考えたのか、あるいは書かれたものを記憶したものなのか、いずれにしても、文章化されたオリジナルは存在しないみたい。
本当に文章が存在しないのか、どうして白紙を読んだのか、その時どんな思いだったのか、語られることはきっとないんだろうけれど、聞いてみたいなと思った。
今回の弔辞があまりにもすばらしい文章だったので、てっきり事前に書いてきたものだったのだと勝手に考えてましたが、まさか白紙だったとは・・・。
あらためて、タモリさんってスゲーアーティストなんだなと実感させられました。天国の赤塚先生もさぞかし笑ってらっしゃるかと。
赤塚不二夫さん葬儀でのタモリさんの弔辞全文
2008.08.07|iwamura
マンガ家の赤塚不二夫さんの葬儀が7日、東京都中野区の宝仙寺で営まれた。弔辞を読んだのは、タレントのタモリさんやマンガ家の北見けんいちさんら。タモリさんは「あなたは生活のすべてが ギャグでした。あるがままを肯定し、受け入れ、人間を重苦しい陰の世界から解放しました。すなわち『これでいいのだ』 と。私も、あなたの数多くの作品の一つです」と声を震わせて語った。
http://www.asahi.com/culture/update/0807/TKY200808070146.html
タモリさんの文才に脱帽しました。涙なしには読めない感動的な弔辞の全文が読めるので、ぜひ読んでみて下さい。