Mykoちゃん、Cたん


HOME > 

「海猿」の佐藤秀峰先生続報と、「Google=Evil Empire」???について。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.04.16|iwamura

と、いうことで「海猿」の佐藤秀峰先生続報。

もう雑誌での連載、行えないかもしれないんですよ。佐藤先生、ぶっちゃけちゃったしな~。

でも、それだけじゃあ、ないんですYO!

小学館にて『新ブラックジャックによろしく』を連載中であり、映画化された『海猿』の作者でもあるプロ漫画家・佐藤秀峰先生が、自身のサイトでショッキングなコメントをしている。なんと、「恐らく、僕が雑誌で連載をするのは「新ブラックジャックによろしく」と「特攻の島」が最後かもしれません。もう雑誌から声はかからないでしょうから…」と語っているのである。

従来のように漫画雑誌などの紙メディアでの連載ではなく、インターネットメディアで漫画を連載することに決めたことがいちばんの原因のようだ。

未来検索ガジェット通信より抜粋(部分略)

これは、上記リンク末尾でチェ・ゲバラの引用を持ち出されるまでもなく(佐藤先生は革命家というわけではなく)、佐藤先生は完全に、世の流れの先を見越した「慧眼」の持ち主であるとしか言いようがないだろう。

例えば、2月にはこんな「青天の霹靂」なビックリニュースもあって、おれは思わず笑っちゃったのだが。

検索大手グーグルが進めている書籍全文のデータベース化を巡って、同社と米国の著作者らが争っていた集団訴訟が和解に達し、その効力が日本の著作者にも及ぶとする「法定通知」が24日の読売新聞などに広告として掲載された。  

合意の対象は、今年1月5日以前に出版された書籍で、同社は、〈1〉著作権保護のために設立される非営利機関の費用3450万ドル(約32億円)〈2〉無断でデジタル化された書籍などの著作権者に対しての補償金総額4500万ドル(約42億円)以上をそれぞれ支払う。見返りとして同社は、絶版などで米国内で流通していないと判断した書籍のデジタル化を継続し、書籍データベースアクセス権の販売や、広告掲載などの権利を取得することが定められた。また、対象書籍に関連して同社が今後得る総収入の63%を著作者らに分配することも決まった。

※日本の作家びっくり!申請なければ全文が米グーグルDBに(読売新聞) – Yahooニュースより抜粋(部分略)

まあ、これは簡単に言うと

Googleでインターネット書籍勝手にやっちゃうけどいいよNE(笑)!

お金も払うし、法も守るけど、出版社や紙メディアには大打撃かもねゴメリンコ☆

ということですねジッサイ。

裁判が2005年から起こされていて、ついに決着。和解。

インターネットで勝手に載せてもらっちゃイヤな著作権保持者は、この5月5日までに申請しないとだめなんだってさ(ごめんなさい、間違ってたらだれか指摘して)。

ただ、「聞いてねえよ!」的なアレルギー反応は確かにあるだろうが(切り込み隊長ブログにても「背広を着たデジタル版ブックオフ問題」とこれまた言い当て妙で(笑))、

でも、漫画家さんにとっても、作家さんにとっても、インターネットの顧客は

世界ですから!

ということを考えると、自然の流れであり、お客さんも増えて、とてもいいことなのかも知れない。実は。

そういった意味で、佐藤先生は、一歩も二歩も先を歩まれており、先生の著作が「雑誌では読めなくなる!」ということに関して、そんなに悲観的になる必要もないのではないか?とも思う。

そういうふうに、「いとおもしろく」小生には感じられるのであるが、どうであろうか(ニヤリ)。

それでもボクはやってない~逆転無罪/最高裁

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.04.15|iwamura

それでもボクはやってない」という映画。

ご覧になったことがある方はご理解いただけると思いますが、激コワです。。。

さて、しかし昨日、注目すべき判決が出ましたね。

朝の満員電車で女子高校生の体を触ったとして1審と2審で実刑判決を受けた男性に、最高裁判所は、男性の犯行とするには合理的な疑いが残るとして、逆転で無罪を言い渡しました。

法律の検討が中心の最高裁が、事件の事実関係を調べる2審の判決を取り消して無罪を言い渡すのは異例です。この判決は、証拠が少なく犯人の特定が難しい痴漢事件では、より慎重な判断が求められるという姿勢を最高裁が初めて示したもので、今後の捜査や裁判に大きく影響するとみられます。

NHKニュースより抜粋(部分略)

これはね、「防衛大教授」というところも、判決に大きな影響は与えているとは思う。

ただ、彼もモロテを挙げて喜んでいるわけではない。

初動捜査や30日間の勾留(こうりゅう)、1、2審については「人の一生をどう考えているのか。怒りを感じる」と語気を強めた。「犯罪者の汚名を着せられた人や、その家族を思うと言葉もなく、有頂天になる気もない」との配慮をみせ、自らの痴漢冤罪(えんざい)が“氷山の一角”であると位置づけた。

msn産経ニュースより抜粋

高知白バイ事件エントリーもしつこく書き続けた小生としては、無視できない感涙の判決であったため、umiushiエントリーにかぶせて申し訳ないと思ったが書き込みました。

真実や正義の定義は難しいが、自分に嘘をつかず、死ぬまで生き抜く。それがぼくの人生目標です。

片岡晴彦さんにもがんばってもらいたい。

今できること、ぼくが発信できることは、発信してゆきたいと思っています。

三色同刻・・・麻雀じゃないのに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.04.15|umiushi

東京ではひさびさに雨が降りました。街をゆくにはちょっとうっとうしいですが、農業にはお湿りは欠かせませんので、一概に嫌がってもいられないですね。

雨といえばカタツムリ、あじさい、そしてこちら

水色・肌色・緑色…3色のアマガエルが一堂に

長野県安曇野市堀金烏川の「国営アルプスあづみの公園」で、ピンクを帯びた肌色のアマガエルが展示され、人気を集めている。

肌色のカエルは、黒色色素がない突然変異の個体で、赤い目が特徴。

昨年9月、同公園大町・松川地区の建設現場で作業をしていた男性が発見した。発見時は黄色だったのが、冬眠中になぜかピンク色に変色した。気温の上昇で活発に活動し始め、徐々にピンク色が抜けているという。

黄色色素を欠いた鮮やかな水色のアマガエルと、通常の緑色のアマガエルも展示中。

飼育担当の金井孔さんは「3色同時に見られるのは、なかなかない」と話している。

読売新聞

昨日にひきつづき両生類ネタですが、別に意味はありません。

単純に「ほー、面白いな」と。

しかしこうして並ぶと、花札か麻雀の役みたいですな。

———–

アルビノってのはたまに聞きますよね。たとえばカエルさんの天敵たるこちら、


シロヘビ

これはアオダイショウのアルビノですが、岩国に多数生息しているため、天然記念物になってますね。

(なんと専門のページが:岩国白蛇保存会

小さい頃、アルビノのオタマジャクシつかまえて、
「絶対カエルまで育ててやる!」
と決意を新たにした翌朝、

水槽を覗くと腹をすかせたドジョウたちが(中略)で断念したのもいい思い出です。

オオサンショウウオすごい

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.04.14|umiushi

えー、社長と違って、相も変わらず脳天気な記事で恐縮ですが、

姫路市立水族館で約20年間飼育されていた国の特別天然記念物オオサンショウウオの脚の指が、約15年かかって再生したことが確認された。同じ両生類のイモリで指の再生報告はあるが、オオサンショウウオでは初めて。

昭和62年に同水族館で人工ふかした個体(体長98センチ、体重7・4キロ)で、5歳のとき、水槽内で仲間とのけんかで右前肢上腕骨の先を食いちぎられ た。その後ちぎれた脚の先に4本の指が形成され、「外見的再生」が確認されていた。今月のレントゲン検査で、初めて4本の指の骨が確認され「完全に再生さ れた」ことが判明した。

オオサンショウウオの生態に関しては不明な点も多い。自然界では欠損した指の再生は確認されておらず、再生が止まった小さな突起状態がほとんど。今回は、飼育下の長期観察でオオサンショウウオの指の再生過程を知ることができたという。

オオサンショウウオの生態にくわしい元姫路市立水族館長の栃本武良さんは、「時間はかかったが、エサなどの条件さえよければ欠損した指が完全に再生されることがわかった。オオサンショウウオの生態を研究する上で貴重」と話している。

産経新聞

ニンゲンがやれES細胞だの再生医療だのとがんばっているときに、彼らは悠然と手を再生してるのであった。15年てお前、そのとき生まれた子が義務教育終わるぞ。

記事にも「仲間に食いちぎられた」などと物騒な話が出てますが、

オオサンショウウオといえば、

半分に裂いても生きてるくらい生命力が強いから別名「ハンザキ(半裂き)」とか、
川で友達が泳いでると思って抱きついたらオオサンショウウオだった、とか、
(さくらももこさんのエッセイより)
化石もデカイから、ヨーロッパではノアの洪水で死んだ人のホネだと思われてた、とか、
鮎釣りの鮎を噛み千切っちゃう嫌な奴だけど、天然記念物だから手を出せない、とか、

いちいち規格外の生き物ですね。

寿命もよくわかんないけど、60~70年位生きるらしいですね。これは1人の人間では調査できませんよ。いろいろがよくわかんないのもうなずけます。再生に15年かかっても、連中にとっちゃたいした時間じゃないのかもしれません。

人間社会はスピードアップするいっぽうですが、種族としても一個人としても、彼らの生き様には長生きのヒントがあるのかも知れません。

人気漫画家が原稿料と印税を暴露!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.04.13|iwamura

さー、漫画家・佐藤秀峰先生のお給料出てしまいました。

これも凄い話で。1P「10,000円」てホントすか?!

『ブラックジャックによろしく』『海猿』『特攻の島』などの漫画で絶大な人気を誇っている漫画家・佐藤秀峰先生が、原稿料や印税、年収、アシスタントの給料の額を暴露した。漫画家自身から原稿料を暴露することは異例である。

先生は「僕は今、年間450ページ程の原稿を描いていて、原稿料にすると、約1600万円をいただいています」とコメントしており、結構なお金持ちだと思うのだが、実際はそうじゃないらしい。その原稿料と印税の額は以下のとおり。

作品名: 『海猿』
原稿料: 10,000円(1枚)
月産枚数: 80枚 / 800,000円

作品名: 『特攻の島』
原稿料: 25,000円(1枚)

作品名: 『新ブラックジャックによろしく』
原稿料: 35,000円(1枚)
企画料: 150,000円(1話)

印税に関しては、「単行本の定価の10%が作者に支払われます」とのことで、本の価格が500円から50円、400円なら40円ということになる。100万部売れると五千万円に!? しかし「少女誌などでは、印税率が8%、9%という作家さんもいらっしゃいます」ともコメントしており、低い印税率で描いている人もいるようだ。

※「未来検索ガジェット通信」より抜粋(部分略)

佐藤先生の発言の是非は別。

※ただ、「海猿」も、映画よりドラマより、原作がいいから是非読んでみてほしい。

で、問題のお給料の話。

そうなんですよね。日本は、昨今の「著作権問題」もそうだが、「会社や組織が儲かる仕組み」ではありますよね。外国だと、クリエイターさんはスッゴイおうちに住んでたりしますけどね。

ぼくもお仕事で、大御所先生のおうちに行くことあるんですが、確かに、普通のおうちより全然大きいおうち住まれてますけど、出版社さんみたいな、「お城」ではないなあ。

でも、出版社にいた経験からもモノを申すと、出版社側の努力というのも、とてもあって。

商品を、一件一件、足を棒にしながら、「置いてください!」「○○出版さんの代わりにとにかく『棚を!棚をください!』」の営業さん。

お客さんと作家さんの間で(通常ここで、作家さん寄りになることが多い)、心を鬼にし、中庸を守って、厳しく、愛をもって、「ボツ!」を宣告する、よい作品の「助産婦さん」たる編集者さん。

これらはね、尊く、重い仕事なんですよ。実は。

例えば、「20世紀少年」や「YAWARA!」「PLUTO」の浦沢直樹さんと20年以上コンビを組む編集者、

長崎尚志」さん

について、NHKのトップランナーは以下のようにまとめる。

日本で数少ない、フリーの漫画編集者・原作者である長崎。漫画家と本気でアイデアをぶつけあい、二人三脚でストーリーを作り上げる「陰の仕掛け人」として、企画やシナリオ制作、宣伝戦略まで「絵を描く以外すべてに関わる。
その長崎が20年以上前から付き合い続けるのが、漫画界のスーパースター・浦沢直樹だ。打合せは、まさにふたりの魂のぶつかり合い。
その長崎が常に胸に刻むのは、漫画家と同じ
「愛と覚悟」をもって作品作りに臨むこと。世界で最初に漫画を愛し、そして世界でふたりだけでも「面白い」と信じ抜く覚悟がなければ世に送ることができないと、長崎は考える。

※「プロフェッショナル~仕事の流儀」愛と覚悟のヒットメーカー/より抜粋

熱すぎる!

まさに作品を創る仕事は「出産、子育てと一緒」!

そうなんだよなあ。愛の共同作業だもんなあ。もちろん、愛も大事だけど、お金も同じぐらい大事ですけどね。

確かに、作家さんもうちょっともらってもいいのかな。長崎さんもフリーだし。

と、デザイナーさんへのお支払いのカツカツな社長が言ってみますた(笑)。

えーと、週初め月曜日、カッコよく終わらせたいので(笑)、長崎さんの「プロフェッショナルとは」のコメントで〆ます。

お金もいいけど、マンガも好きだけど!

とにかく、前だけ向いて全力プロフェッショナルな月曜日!がんばりましょー!!!

1 2 3 4 5 6 7


Goods工房.comをオススメする理由

無料サンプルのお申し込みはこちら

カテゴリ

アーカイブ

お電話でのお問い合わせ
090-7723-9053 / 営業時間 10:00~17:00
フォームでのお問い合わせはこちら

いいね!を押してお得な情報をゲット!Facebookページ