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ケンタッキーのチキンフィレダブルを喰ってみた
2012.02.07|umiushi
最近はステルスマーケティング、略称ステマがしょっちゅう話題になりますが、そういうわけではなくてですね。
前からニュースになっていた、ケンタッキーの新商品でございます。
ケンタッキー チキンフィレダブル 遂に日本解禁!カロリー気になる 肉肉パラダイス
ケンタッキーフライドチキンから、アメリカなど海外で人気の
チキンフィレダブル が2012年2月2日、全国で
発売されることが分かりました。チキンフィレダブル とは、
単純に「チキンフィレが2つ」という意味ではない。
チキンとチキンでベーコンやチーズをサンドした、まさに
肉×肉×肉!という常識を覆す クレイジーな商品なのだ。
カロリーがとっても気になる乙女にはとても挑戦しづらい
チキンフィレダブルだが、美味しいことは間違いなさそう。
「キ○ガイ」はダメでも「クレイジー」ならいいのか、という感心はともかく、
本格的に夕飯食べる時間じゃないけど夜までもたない、という状況で、ふと思い立って食べに行ったのです。
まず、基本的にケンタッキーのお肉なので、美味い。
野田知佑さんが結構昔に「ケンタッキーはビールによく合う」などとおっしゃっていて、何となくキャラが違うような、でも野田さんがおっしゃるなら本当にそうなんだろうと変に納得したものです。
その他、いわゆる具のチーズやベーコンも美味い。マヨネーズも美味い。
問題はやっぱり、
胃に来る。
最初はコーラを頼むつもりでしたが、何かヤバそうな予感がしたので、
急遽ビールに変更しました。
これ正解。無理やり流さないと口から食道胃にかけてが油まみれになります。
ともあれタンパク質てんこ盛りですので「にくがくいたい」時にはベストな選択かもしれません。
——-
本来はアメリカで出来たメニューですが、やっぱり日本人ではこの発想は出てきませんよ。
しかし一方、日本でも販売ということは、「日本人でも食える奴いるだろう」という戦略があったはずです。中には絶対無理なのもあるに違いない。
というわけで順不同「ケツから油出そうなアメリカメシ」を御紹介いたします。
・ハンバーガー(巨大)
たぶん世界で一番「もったいない」という発想から遠いところにある国なので、残ったらどうすんだよ、などのツッコミはそもそも無意味かもしれませんが・・・
まだトマトやバンズがあるだけマシ、なのかもしれません。
・ピザ
確かにピザでもパイ生地とは言いますが、こういうタルトやアップルパイみたいな生地のことじゃないだろう。これをおかずに米やパンを食べるならまだわかる。
おっと、
この兄ちゃんを忘れてた。
・ベーコン・・・なんて言うんだこれ
ベーコン編む! ベーコン焼く!
チーズも載せる! 太巻きみたいに巻く!
完成!
説明不要。というか、もはや理解したくない。
これほどアブラ好きな国民性ですが、まさかそこまで、というメニューがこちら。
・揚げバター
バターの塊を揚げた超高カロリージャンクスナック「揚げバター」登場…アメリカ
アメリカのアイオワ州で夏に開催される「 Iowa State Fair」というイベントで、揚げバター(Deep fried butter)」を売る店が出店しています。揚げバター…。
その響きだけでお腹いっぱい、胸焼け、胃もたれを起こしそうな破壊力。
スティックに挿したバターの塊にシナモンとはちみつをべっとりと塗って揚げて、最後にお砂糖をデコレーションするだけのシンプルなスナック。もう揚げてい る時点でバターがしたたり、食べている時もバターがしたたり、口も手もバターでギットギト。何この超ジャンクっぷり。このバタースティックは1本4ドル (約310円)で販売されています。
説明の意味が分からないって?僕も文章の意味はわかりますが、理由その他が分かりません。
なんて言いますか、アンサイクロペディアの記述が笑えないです。
ともかくこういうバックグラウンドがあればケンタッキーのも「チキンでサンドしたくらい」と思うことも可能です。いや、味は全く問題ないので、一度試してみてはいかがでしょうか。
個人的にはやはりビールのつまみなので、ビールを出す店舗か、テイクアウトでのお召し上がりを推奨します。
浅草神谷バー 文明開化の音がする
2011.11.17|umiushi
どうも、流浪のブロガーumiushiです。あこがれる人は吉田類です。
そんなわけで先日、旧友とともに超有名店に行ってまいりました。わたくしごとき若輩が今更ご紹介するのもアレですが、
なんと創業明治13年。19世紀じゃないですか・・・わたくしの曾祖父曾祖母あたりが「モボ」「モガ」と呼ばれていた時代にはすでに老舗。うーむ。
ビビっていても仕方ないので入店してみると、開高健ふうに「バァ」と申し上げたい雰囲気です。しかしいっぽう、老舗なのにえらぶったところは全然ない。インディアン安心。
ここは何といっても
で有名なお店ですね。
実はむかし飲んだ時はそれほど感心しなかったのですが、
齢三十にして(体だけは)大人になってみると、これ美味しい。
わたくしの貧困な舌と筆で申し上げると、杏露酒とブランデーとウイスキーを足して隠し味に養命酒、といった風味ですな。
こう書くと飲みづらそうな雰囲気ですが、度数もそんなに高くなく、クイクイ行けるお酒です。ただし本当にクイクイ行くとまずいことになりそうなので、そこは自制しました。
他に特筆すべきは
何がすごいって、他店ではこれは大ジョッキと申します。ま、大ジョッキくらいの値段ではあるのですが、中を頼んで大が来るヨロコビは何物にも代えがたいものです。インディアンうれしい。
おつまみも色々いただいたのですが、ここはひとつあえての変化球、
ラムの和風ソース
をご紹介。
羊肉が本当に苦手な方には無理ですが、ラムゆえに獣臭さもほのかな程度で、何より肉もソースも焼き加減も全てが完璧。魔味というのか清冽なコクというのか、にくの美味しさ炸裂でございます。これはまず注文するべき!インディアンうそつかない!
・・・ついコーフンしてしまった。
本当にこう、うまいものを「飲ませる」「食べさせる」お店です。浅草にお越しの際は、というか多少足を伸ばしてでも、ぜひ。
2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り – 児玉龍彦
2011.07.30|iwamura
地震から5カ月近くが過ぎようとしています。
我々は、騙されていたのだろうか。
国の対応は、はたして本当の本当に、正しかったのであろうか。
「これがチャイナクオリティだ!」と、中国鉄道事故を笑う資格が、我々日本人に在るのだろうか。
39人とか、100人とか、そんなレベルの話じゃあないんだぜ。
※全文書きおこしこちら
※児玉龍彦教授紹介ページこちら(東京大学)
涙が出ました。
お子さんいらっしゃるかたは、ご覧になった方がいい。
これテレビで放送してくれたところあるのかなあ。
我々は、負の遺産と付き合ってゆく覚悟を決めなくてはなりません。
「がんばろう日本」は、向こう100年、500年の、我々の責務。
過去関連エントリー(map付き)/
日本人である我々は、これからされるであろう、差別とも闘っていかねばならない件。 | Pocketworks : Idea Portal
「カレー補助金」~カレー無料法施行後の未来~
2011.03.03|iwamura
ということで、個人的にカッコよくて好きなCM下記。
いえーい!ポロロッカ!
えーと、何が言いたいかというとですね。
「エコカー補助金」
についてなのだ。
これってさあ、クルマ買わない人にはどうなのよ?
というギモンはずっと持っていたのだが、下記サイトにて解決。
ちょっと久しぶりに面白かったので、「けいざいネタ」として1個、ストックお願いいたします。
「わかり易い『補助金』のしくみ。」
☆カレー無料法はカレーを無くす
もしも「カレー無料法」ができたら、何が起きるだろうか。
「カレー無料法」は、「お金のない人にも、せめてカレーくらい食べさせてあげよう」という趣旨の法律。メニューにカレーのある飲食店は、カレーだけは無料にしなければいけない、というもの。
もしこんな法律ができたら、まずカレーチェーンは商売にならないので、消滅するだろう。そして、牛丼チェーンやファミレス、定食屋などでカレーを出している店も、カレーはメニューから消えるだろう。
こうして、カレーを出す店はなくなってしまう。これまで普通にカレーを食べていた人も、カレーを食べられなくなるのだ。
☆裏カレー屋の横行
どうしてもカレーを食べたい人は、違法の「裏カレー」を出している店に行く。「裏カレー」は1万円くらいするが、店側も違法を承知でやっていて、摘発されるリスクがあるので、高額になっている。
☆カレー補助金
そのうち、「なんで普通にカレーを食べられないんだ!」という国民の声が強まって、政府はカレーショップに補助金を出すことにする。無料で出してもらうかわりに、政府から1杯500円の補助金が出るのだ。
この「カレー補助金」によって、今度はむしろカレーショップが激増する。カレーチェーンが次々にあらわれ、カレーショップでない飲食店も、ほとんどカレーを出すようになった。
これによって、カレーが好きな人は、いつでも、どこでも、カレーが無料で食べられるようになった。また、特にカレー好きでない人も、カレーならば無料で食べられるので、みなカレーばかり食べるようになった。
いっぽう店の側も、みんなカレーばかり食べるので、カレー以外のメニューは売れなくなっていき、カレーに集中する店が増えてきた。
☆国家的コスト増大
しかし、経済にフリーランチ(タダメシ)はない。政府は「カレー補助金」のために、膨大な財政支出を強いられることになった。「カレー補助金」自体は1杯500円だが、補助金の支給や、店が過大な申請をしていないかのチェックなどに、多大なコストがかかる。こうしたカレー関連の仕事のために「カレー庁」ができて、カレー庁の職員は日々、申請を受けつけたり、店に調査員を送り込んで、抜き打ちで検査をしたりしている。
「カレー補助金」以降、カレーチェーンの中には大成功して、一部上場したり、経営者が億万長者になる例も出てきた。しかしいっぽうで、国民からは「カレー無料法」を撤廃せよという声も強くなってきた。「カレー補助金」はけっきょく税金から出ているので、カレーをあまり食べない人にはむしろソンになっているからだ。
☆補助金が利権の巣に
しかし「カレー無料法」がなくなったら、カレーチェーンには補助金が入らなくなるし、カレー庁も存在意義を失う。そこでカレーチェーンは、カレー庁から天下りを受け入れて、カレー庁を強くバックアップすることにした。カレー庁はこれに力を得て、「お金のない人にもカレーを」というポスターをそこらじゅうに貼ったり、テレビにCMを打ったりした。
またカレー庁は、学者やマスコミ人によびかけて、「お金のない人にもカレーを」のキャンペーンに協力してくれるよう手配した。これが功を奏して、あちこちの新聞や雑誌で、カレー庁寄りの記事があらわれた。こうした記事では、最近増えてきた「カレー無料法」撤廃論は金持ちに味方するもので、お金のない人にカレーを無料で提供することは社会的使命である、といった主張がなされた。テレビのワイドショーでも、人気のある司会者が「お金のない人にも、カレーぐらい食べさせてあげましょうよ」と涙ながらに訴えたりして、視聴者の心を動かした。
弱者に味方する気持ちの強い人は、このようなカレー庁寄りの記事や番組に賛同し、「カレー無料法」に反対する撤廃論者は金持ちの味方だ、と思い込んでしまった。こうして、カレーチェーンとカレー庁のキャンペーンは大成功し、「カレー無料法」を支持しつづける人が増えて、撤廃論は下火になった。
このようにして、「カレーは無料」というのが定着し、あたり前になっていった。カレーは国をあげての一大産業になると同時に、カレー以外の食はだんだん衰退していった。また、カレーが売れた数を水増し請求したり、客と共謀してカレーがたくさん売れたことにする、といった不正も横行した。カレー庁は日々、そうしたチェックに追われ、いくら人手があっても足りないような状態で、カレー庁の職員の数はどんどん増えていった。
☆カレー補助金で日本がダメになる
こうして、日本の財政支出にしめるカレー関連の予算はしだいに増えていき、明白に財政を圧迫するようになってきた。海外の著名な経済紙などにも、「Curry-crazy Japanese(カレーに狂った日本人)」といった批判記事が出て、日本の狂ったカレー政策が日本経済を失速させている、という指摘があいついだ。
日本在住の外国人や、日本好きな外人観光客などからも、「最近の日本はどこの店もカレーばかりで、せっかくの日本の食文化が台無しだよ」といった失望の声があがるようになった。これは日本人もほとんど全員が思っていたが、いまや日本のカレー政策を表立って批判することはタブーに近く、なかなか批判できなかった。
いまやカレーは国をあげての一大産業になっていて、どこの会社も多かれ少なかれ、カレーショップやカレー庁と取引があるような状態だった。よって、国のカレー政策を批判する場合は、会社に不利益を与える可能性があるので、クビを覚悟しなければならなかった。このため、カレー政策を堂々と批判しているのは、カレー庁のシンパでない学者やジャーナリスト、ベンチャー起業家、匿名のブロガーなどが中心だった。マスコミにカレー政策の批判が載ることはなかった。
☆まとめ
以上、「カレー無料法」から始めて、いくらか思考実験してみた。この話の要点は、
1)政府がカレーを規制すれば、カレーの供給が減る
2)政府がカレーに補助金を出せば、カレーの供給は増えるが、本来のコスト以上に税金が使われるという2点だ。どちらにしても、政府が市場に介入することになるので、市場はねじ曲げられ、市場参加者のインセンティブもゆがんでしまう。そして、
3)いったん法規制ができると、それは既得権益になり、それを崩すのは容易でない
というのが、この話の核心である。特に、<国のカレー政策を批判する場合は、会社に不利益を与える可能性があるので、クビを覚悟しなければならなかった>という部分に注目してほしい。雇用の流動性がない場合、このように「クビがかかってしまう」ので、国の政策を批判することが「タブー」になりやすい。
ここでの「カレー」にあたるものは、別になんでもいい。法規制の背後に、このような「構造」や「力学」があるという例は、少なくないだろう。今回のカレー話はフィクションだが、いま実際にある法規制は、まさに現実である。
※モジログさんより抜粋
カレーが「クルマ」でも「エコ家電」でも、「ちょっとエッチなアニメ」でもいいんだけど、国の規制や、国に助けてもらうことの危険性をはらんでいるものって、身近に沢山あるよな。
もちろん、ある程度の規制は必要だし、補助金や助成金がどうしても必要な時もあります。
ただ、モルヒネだから、あんまり打ち過ぎるとヘロイン。
そもそも、この国は国家一人当たりの借金が700万円に近づきました。
※この借金時計(リアルタイム稼働)超怖い。
さて!今日も自分のランチ分ぐらい、自分で稼がないとな。
がんばりましょう!
「対・花粉症レストラン」誕生!
2011.02.10|iwamura
いよいよ花粉シーズンが到来!
昨年の猛暑の影響を受け、今年の花粉飛散量は、昨年の5~10倍とも予想されており、花粉症の人にとっては一層つらい季節となりそうです・・・。
そんな花粉症の人に朗報な、無料で花粉症対策メニューが食べられる“花粉症対策レストラン”が2月9日(水)~13日(日)までの期間限定で六本木ヒルズにオープンしました!!
六本木ヒルズ内イベントスペース「umu(ウム)」にオープンした「はなはな(花鼻)ダイニング」は、花粉症対策メニューやミニセミナーで、体の内側と外側から徹底的に花粉症対策が出来るレストラン!!
このレストランでは、なんと毎日先着200名限定で、美人料理研究家・森崎友紀さんプロデュースの「花粉症対策スペシャルメニュー」が無料提供されるというので、花粉症の人の“駆け込み寺”的なスポットとして話題を呼びそうだ!!
こちらが森崎友紀さん
この「花粉症対策スペシャルメニュー」は、花粉症に良いとされている今が旬のレンコンを使った「しゃきしゃきレンコンとみやじ豚の中華風あんかけご飯」をメインに、アレルギー疾患などを改善すると言われている荏胡麻(えごま)を使った「レンコンと荏胡麻の葉のモチモチカリカリ チヂミ」など、花粉症の症状を緩和させる効果があると言われている食材がワンプレートになった豪華な一皿。さらに、花粉症対策素材として有名なヨーグルトを使用した「ブルーベリーヨーグルトチーズケーキ」、お代わり自由な「甜茶(てんちゃ)」まで付いて、「本当にコレが無料なの!?」と目を疑ってしまうようなボリュームだ。
このスペシャルメニュー以外にも、このレストランでは「甜茶ラテ」(300円)や「黒豆とキナコのゴマタルト」(450円)など、有料の花粉症対策メニューも用意。さらに、花粉症シーズンに役立つ“健康テクニック”や“家電の選び方”を分かりやすく説明してくれる「花粉症対策ミニセミナー」なども行われる予定なので、これからの花粉症シーズン、たくさんの人々で賑わいそうだ。
※引用:東京ウォーカー
花粉症対策レストラン「はなはな(花鼻)ダイニング」は、六本木ヒルズ内イベントスペース「umu(ウム)」に、2月9日(水)~13日(日)までの期間限定で営業中!!
無料で提供される豪華な「花粉症対策スペシャルメニュー」は、毎日先着200名限定なので、花粉症で悩む人は是非足を運んでみては!?
では、また来週~!!