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週替わりバーガー対決
2010.02.02|shiozawa
不定期にハンバーガーネタをご紹介しておりますumiushiです。
「あれが食べたい」「これが食べたい」という定番メニュー・定番ブランドもありますが、期間限定というのも中々そそられるものがあります。
最近ではマックが「ビッグアメリカ」と銘打って期間限定バーガーを発表してますね。
しかし他社さんも手をこまねいているわけではありません。
“週替わり”バーガー対決 マックvsバーガーキング、4種類順次発売
「バーガーキング」を運営するバーガーキング・ジャパン(東京都渋谷区)は1日、世界各国の代表的なソースを使ったハンバーガー4種類を順次発売すると発 表した。「世界の美味しさワッパー」と銘打ち、2~3週間ごとに新商品を売り出す。日本マクドナルドも、「ビッグアメリカ」と銘打ち、4種類のハンバー ガーを順次投入するキャンペーンを展開中で、“週替わりバーガー”決戦が幕を開けた。
バーガーキングの第1弾は、米国風のバーベキューソースを使った「BBQワッパー」で、1日~18日まで販売する。その後、マレーシア産のブラックペッ パーをきかせた「ブラックペッパーワッパー」(販売期間2月19日~3月4日)、イタリアンソースの「スパイシーイタリアンワッパー」(同3月5日~18 日)、日本発祥の「テリヤキワッパー」(3月19日~31日)を売り出す。
貧乏で中々食べられないこれからのメニューを論評するのは筋が違うので、
マックの第1弾、テキサスバーガーを食べてみて、
・・・ベーコンと二種類のソース、具体的には酸味の利いたバーベキューソースと割とマジで辛いマスタードがキモですなこれは。このソースの味のせいか、ポテトとも大変相性の良いバーガーとなっております。
しかし一方、結構辛いのと、大きいのとでお子様にはちょっと・・・
・・・いくらなんでも販売終了してから紹介するなよ、と自分でも思うのですが、
そういうわけで、第2弾の
ニューヨークバーガーに期待しつつ、
バーガーキングさんもチェックせねばなるまい。
叶うならば、
マックならクォーターパウンダー、ロッテリアなら絶妙・絶品シリーズ
のように、以後も定番になってくれるとうれしいですな。
カレーうどん専門店「古奈屋」
2010.01.21|shiozawa
世の中にはフシギな専門店が色々ありますが、まさか「カレーうどん」の専門店があるとは思いもよりませんでした。
毎度毎度、今さらなネタばかりで恐縮しつつ、オノレの感情の赴くままにブログ書いちゃいますumiushiです。
そういえば、僕が初めて書いた記事も、いきなり美味しい牛丼やさんだったなあ。
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閑話休題。
先日「晩御飯でも食べますか」ということで、友人に教えてもらったのがこちら、
白いシャツを着ていたので「カレーの汁はねるじゃん」
オモテに出てたメニューで「アホみたいに高いじゃん」
と、若干オヨビ腰だったのですが、美味しいとのことなので入ってみました。
店頭メニューにもあります海老天をトッピングしてオーダーしますれば、テンプラを揚げる音が聞こえてまいります。ほう、注文受けてから揚げるのか。
待つこと10分ほど(?)、やってまいりましたカレーうどん。
天ぷらは別皿で来ますが、ブチ込むのが漢の浪漫
店員さん「ご飯は最後にスープに入れて、雑炊としてお召し上がりください」
元々気が短いのと、空腹なのと、店に食べ方を色々言われるのが好きじゃないのとで、若干機嫌を損ねかけたわたくしでございますが、エプロンしてスープを一啜り。
その後のことは、あまりよく覚えていない。気が付くと麺がほとんど無くなっていた。
さて、そんではその雑炊をいただきますか。ご飯をポチっとな。
いやー、なんていうんでしょう、発芽玄米の食感というか歯ごたえがいいアクセントになってまして、そして玄米だけに風味がカレーに負けてない。うどんの段階でも思ってたのですが、雑炊にすると「辛いのにクリーミー」な汁の味がさらによくわかります。
本当、非常に今さら感あふれるご紹介ではありますが、これはオススメにも程がありますな。支店も多いようですし、皆様もぜひぜひ。
東京大学謹製・赤門ラーメン
2009.12.29|shiozawa
所用がありまして、泣く子も黙る東京大学は本郷キャンパスに行ってまいりました。
赤門って正門じゃないんですよね・・・
ぶっちゃけた話、僕も関係なくもなかったので、知らん場所ではないのですが、
東大ともなると観光地としても有名なようで、ツアーで見学なさってる皆さんも見受けられます。
こちらも有名な安田講堂
しかしながら腹が減った歴史とか全然わからんので、生協の売店に行きますと、売っております大学グッズ。
たとえば一番の売れ筋らしいゴーフル
などなど、やっぱりお土産として人気らしいですが、中でもひときわ異彩を放つのがこちら。
赤門ラーメン あんかけスープ
ジャージャー麺のような、と例えると一番近いかも知れませんが、麺の上にあんが載ってるだけの、汁なしラーメンですね。
ちょうどお昼時だったので、学食で食券買って食べました。
いつも「なにがうまい」「かにがうまい」と喚いているわたくしですが、諸般の事情により大盛は回避しました。
・・・回避して正解。
麺を茹でて丼に盛りますわな、
その上にモヤシをてんこ盛りにしますわな、
さらに専用のあんをお玉ではなくヒシャクでかけますわな、
ボリュームで言えば「特盛ジャージャー麺」とでも形容すべき威容。並盛なのに。
やはり学生諸君の一部は、胃に歯があるというか、「いいからメシ食わせろ」な輩が一定量存在するだけありますな。
本題の赤門ラーメン
このあんがですね、マーボーのような味なんですが、いわゆるメインの具はなくてですね、シイタケだとかキクラゲなんかが入ってまして、
「辛いのでご注意ください」みたいな断り書きもありましたが、わたくし辛いのには強めなのもあり、
バカの1つ覚え真に美味いときの定番動画
んもうワシワシ食える。ズルズル啜っちゃう。
食堂は近所のオバちゃんらしきヒトたちも普通に利用してましたし、ふらっと入っても全然大丈夫です。
お近くに行かれた際は、ぜひ一度お試しください。オトコの昼飯としてオススメする次第です。
(『東大にメシ食いに行く』というのも、日本語の意味がよく分からなくていいんじゃないでしょうか)
発作的食欲とオバマ大統領のお仕事
2009.12.19|shiozawa
ものすごく唐突な話で恐縮ですが、急に食べたくなるものありませんか?
たとえば、今ですとクリスマスが近づき、
ケーキ、ホールで
とか、
七面鳥乱れ食い
なんてやりたくなります。くわえて幼き日の郷愁か、
シャンメリー
も何故か飲みたくなる。ノンアルコールなのに。
・・・しかし、カレー味とかドリアン味とか、お子様泣き叫ぶんではなかろうか。
ときに七面鳥といえば、アメリカ大統領の大事なお仕事のひとつに
食べるつもりだった七面鳥に恩赦を与える
というのがありますな。まあ、パパブッシュが初めたんで、歴史はそんなにないですけど。
初の「恩赦」の対象は七面鳥 恒例行事でオバマ米大統領
全米の家庭が七面鳥料理を囲む26日の感謝祭を前に、オバマ米大統領は25日、ホワイトハウスで毎年恒例の七面鳥の「恩赦式」を行った。オバマ氏にとって初の“恩赦”で、大統領一家の食卓に並ぶ運命を逃れたのは「カレッジ(勇気)」と名付けられた七面鳥。
「クリスマスにあれだけツブして食われる七面鳥を憐れみ、一羽は赦す」という、
「今さら一羽放したところでどうする」な感じの、実際の効力は何にも無い風習ですが、(しかも前はつがいで恩赦だったような)儀式ってそういうもんなので深くは問いません。
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ケーキはともかく、七面鳥などは時期的な制約がありますゆえ、食べたくなったから食べる、というものではありません。
いっぽう、地域的な制約によって食べられないものもありますよね。
たとえばわたくし、急に味噌カツが食べたくなったのですが、Google先生に聞いてみると、都内ではこの辺しか出てこない。
銀座は微妙に遠いのう・・・どなたか、他に味噌カツ食べさせてくれるお店ご存知ないですか?
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・・・ブログで逆に質問するという、前代未聞の所業に及んでしまったので、罪滅ぼしの箸休めなど。
「Google先生に半角英数で”AA”と聞くと、ロゴが変わる」
タラバガニ類、4新種発見
2009.12.08|shiozawa
「新種発見!」というと、なにやら凄いことに聞こえますが、
いや、凄いことなんですけど、
タラバガニ類、4新種発見=ガラパゴス諸島沖からも-英チーム
英サウサンプトン国立海洋学センターの研究チームは5日までに、米国立自然史博物館(ワシントン)の収蔵標本の中から、タラバガニ科の新種を4種も発見し、国際的な動物学誌ズータクサに発表した。
いずれも深海に生息する種で、もともとの採集地はフィリピン沖、ベーリング海、米東海岸のサウスカロライナ州沖、ガラパゴス諸島沖。同諸島周辺にタラバガニ類が生息することが確認されたのはこれが初めてという。
「深海」「エビカニ」「昆虫」この辺のカテゴリは新種がしょっちゅう見つかるので、イキモノに興味を持っている人にとっては、よっぽどアレな生物でなければ
「またか・・・」「ほう・・・」
くらいなもんですな(研究者のみなさん、すまん)。
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ところでタラバガニといえば、北の味覚としておなじみですが、
「これでヤドカリのなかま」というのも定番ネタですね。
タラバガニ(鱈場蟹)Paralithodes camtschaticus は、十脚目(エビ目)・異尾下目(ヤドカリ下目)・タラバガニ科に分類される甲殻類の一種。食用に珍重され、分布域の沿岸では重要な水産資源の一つとなる。名前に「カニ」とあるがヤドカリの仲間である。
実は魚の「タイ」なんかも似たようなもんでして、「~ダイ」という魚は多いですが、正味の「鯛」はほとんどいないらしいです。
鯛(たい、タイ)とは、広義にはスズキ目スズキ亜目タイ科の総称、狭義にはタイ科のマダイ Pagrus major を指す。タイ科にはほかに、クロダイ、キダイ、チダイ、ヒレコダイ、タイワンダイ、アカレンコなどが含まれる。
さらに広義には、タイ科以外の魚でも、扁平・大型・赤っぽい体色・白身などの特徴を持つ魚には「-ダイ」と和名がついていることが多く、この場合、タイ科とは分類上遠い魚もいる。アマダイ、キントキダイ、イシダイなどはタイ科と同じスズキ亜目だが、エボシダイなどはスズキ目の別亜目、キンメダイ、アコウダイ、マトウダイなどは目のレベルでちがう魚である。このように和名にタイと名のついた魚は200種以上もいる。
極端な場合には淡水魚で養殖が盛んなティラピアを、その学名ティラピア・ニロチカから「チカ鯛」などと命名したり、「イズミダイ」と称して販売されていたこともあった。こうしたものは「あやかりタイ」などと揶揄される。
もちろんガクモン的な整合性と「食ってうまい」は全然別の話ですので、批判してるわけではありません。
たとえば「ダイオウオナシヤドカリ(※)」とか言われたら食う気になりませんが、「タラバガニ」と言われれば「美味そー!」ですね。
(※言わずもがなですが僕が今テキトーにつけた名前です)
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ことほどさように、水産関係の名前は百花繚乱ですが、いちばん成功した例が
「トロガツオ」
いわゆる戻りガツオのことで、正式な名前ではないですが、とあるスーパーで
「脂の乗りがトロっぽいから」
とこの名前にして以来、ハンパじゃない売れ行きをたたき出し、以後は業界の定番名になったとか。
「プロモーション」「ネーミング」って大事ですな。