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3月1日 “Peachの運航スタート”
2012.03.02|shiozawa
今日はかなりリアルタイムなお話です。
昨日の3月1日に日本の航空会社としては始めての格安航空機が就航したそうです。
名前は“Peach (ピーチ)”。
■LCC「ピーチ」、関空-新千歳、福岡便が就航
全日本空輸(ANA)などが出資する格安航空会社のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)の初便が2012年3月1日早朝、関西国際空港から新千歳空港に向けて出発した。
ピーチは当面、関西-新千歳線を1日3往復、関西-福岡線を4往復する。
ピーチは関西国際空港を拠点に、今後は長崎、鹿児島、那覇、ソウル(仁川)、香港、台北に乗り入れることが決まっている。
引用:J CASTニュース
LCCとは格安航空会社のことのようです。
格安と言う事で短距離だけだと思いましたが香港まではいけるようですね。
飛行機のデザインはこんなかんじです。
ロゴと一緒で桃色です。
そして格安航空は座席が狭いイメージですが、
この画像だけですと普通の気がします。
JALのエコノミーもこれと大差なかった気がしますが、実際は座ってみないとわかりません。
ただ、私が想像していたのはこんなかんじ。
<“エアクラフトショー”でお披露目された“スタンディング・シート”>
これに比べりゃ全然広いですね。
そして、やっぱり男が気になるのはCAの制服です。
従来のイメージよりかなり今風の感じがします。
清潔感もあって、思っていた以上に素敵な征服です。
想像では上下桃色で“林家パー子”見たいになっちゃうかなと想像しましたが安心しました。
肝心なお値段は
大阪-札幌 間を4280円~14780円。
大阪-長崎 間を3780円~11780円。
確かに安いですね。
最安値の時を選択すれば新幹線より安いかもしれません。
ただ、関西国際空港だけなので関西在住の方限定でお得。
羽田にもマレーシアの格安航空会社(LCC)大手のエア・アジアが就航していますが、国際線なので、Peachレベルに安い国内線も関東に来る事、増える事を楽しみにしています。
ありがとうございます。
ファッションの街、原宿がアキバ化!?
2012.02.18|saito
こんにちわ!
齋藤です。
私は、服飾の学校に通っていたので、学生時代には、
よく、原宿・青山・表参道などは行ったものです。
その中でも原宿は、古着屋が豊富だったり、ハイストリートブランドが揃っていたり、
いわゆる一時期流行した「裏原」といった印象が強いのですが、
どうやら、今は、大分様変わりしつつあるとの噂。。。。
しゃれた石畳風の床と黒色の天井で構成された店内に衣料、バッグ、サングラス、時計などが整然と並ぶ。一見、原宿によくあるファッションブランド店のようだが、目を凝らすと、全商品にある共通のデザインテーマがある。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)」だ。
昨年11月、原宿・竹下通りから1本筋を入った場所に開業したエヴァグッズの専門店「EVANGELION STORE TOKYO―01」。ファッション衣料店が多い立地に突如、現れたエヴァ専門店だが、訪れる客はごく自然に受け入れている。今年1月のある日、カップルで来店した男性(27)は「原宿とエヴァの取り合わせに違和感はない。むしろ、いい組み合わせだと思うけど」と話す。
エヴァ自体が、デザイン性もあり、いわゆる「萌」系のアニメではないので、
マッチしてるんでしょうか?イ
学生時代も服好きには、かなりの確率で、エヴァ好きがいたのは、たしかです。
他のアニメは一切見ないけどエヴァだけは見る!と言ってた友達もいましたね。
なるほど、なるほど。。
同店を共同運営する企業の1社、グラウンドワークス(東京・杉並)の神村靖宏社長は「最近、若者の間では『アニメ好きは恥ずかしい』という意識は薄れている」と話す。同社が1号店の立地として原宿を選んだのもこうした若年層の変化を感じとったから。「我々が店を構える前から、原宿の衣料や雑貨の店は盛んにエヴァのコラボ商品を投入し、人気になっていた」(神村氏)
例えば、2008年に開業した「CONOMi原宿店」。もともと制服のない学校の中高生らに向けた制服風衣料を扱う店だが、昨年、新機軸としてエヴァ劇中に登場する中学校の制服を精巧に再現した商品を開発。原宿での販売を予告すると、たちまち問い合わせが殺到した。急きょ、当初予定の2倍の約400着に増産して人気に応えた。同店も「最近の若者はアニメなどサブカルチャーとファッションを融合させることを積極的に楽しんでいる印象だ」(運営会社このみ=新潟県妙高市=の相浦孝行社長)との感想をもらす。
一般的な制服のお店が、エヴァ一躍有名になるケースですね。
企画考えた方に是非会ってみたいです。
同じく修学旅行の団体客も含む若年層の来訪が多いのが昨年7月、竹下通りにできた「AKB48 OFFICIAL SHOP HARAJUKU」。アキバ拠点の活動から大人気を得たアイドルグループのCDやポスター、菓子など関連商品が満載の店だ。
時代や街の雰囲気は変われど、「若者の街原宿」といったイメージはまだまだ
あります。
今後、原宿がドンドン進化していき、サブカルチャーの聖地となる日も遠くない
のかもしれませんね。
個人的には、この不況の中、ファッション関連が厳しいですが、オシャレなファッションタウンの色味も失わずにいて欲しいと思います。
ファッションとアニメやアイドルなどのサブカルチャーの融合を期待しています☆
最後は、時々おなじみの動画でお別れです~
※最近回りで、車の話が多いので、こんな動画
Doubleback – Twice The Van
変形するフォルクスワーゲンのキャンピングカー。
かっこよすぎ(ロボ的な意味で)
ありがとうございます。
ケンタッキーのチキンフィレダブルを喰ってみた
2012.02.07|umiushi
最近はステルスマーケティング、略称ステマがしょっちゅう話題になりますが、そういうわけではなくてですね。
前からニュースになっていた、ケンタッキーの新商品でございます。
ケンタッキー チキンフィレダブル 遂に日本解禁!カロリー気になる 肉肉パラダイス
ケンタッキーフライドチキンから、アメリカなど海外で人気の
チキンフィレダブル が2012年2月2日、全国で
発売されることが分かりました。チキンフィレダブル とは、
単純に「チキンフィレが2つ」という意味ではない。
チキンとチキンでベーコンやチーズをサンドした、まさに
肉×肉×肉!という常識を覆す クレイジーな商品なのだ。
カロリーがとっても気になる乙女にはとても挑戦しづらい
チキンフィレダブルだが、美味しいことは間違いなさそう。
「キ○ガイ」はダメでも「クレイジー」ならいいのか、という感心はともかく、
本格的に夕飯食べる時間じゃないけど夜までもたない、という状況で、ふと思い立って食べに行ったのです。
まず、基本的にケンタッキーのお肉なので、美味い。
野田知佑さんが結構昔に「ケンタッキーはビールによく合う」などとおっしゃっていて、何となくキャラが違うような、でも野田さんがおっしゃるなら本当にそうなんだろうと変に納得したものです。
その他、いわゆる具のチーズやベーコンも美味い。マヨネーズも美味い。
問題はやっぱり、
胃に来る。
最初はコーラを頼むつもりでしたが、何かヤバそうな予感がしたので、
急遽ビールに変更しました。
これ正解。無理やり流さないと口から食道胃にかけてが油まみれになります。
ともあれタンパク質てんこ盛りですので「にくがくいたい」時にはベストな選択かもしれません。
——-
本来はアメリカで出来たメニューですが、やっぱり日本人ではこの発想は出てきませんよ。
しかし一方、日本でも販売ということは、「日本人でも食える奴いるだろう」という戦略があったはずです。中には絶対無理なのもあるに違いない。
というわけで順不同「ケツから油出そうなアメリカメシ」を御紹介いたします。
・ハンバーガー(巨大)
たぶん世界で一番「もったいない」という発想から遠いところにある国なので、残ったらどうすんだよ、などのツッコミはそもそも無意味かもしれませんが・・・
まだトマトやバンズがあるだけマシ、なのかもしれません。
・ピザ
確かにピザでもパイ生地とは言いますが、こういうタルトやアップルパイみたいな生地のことじゃないだろう。これをおかずに米やパンを食べるならまだわかる。
おっと、
この兄ちゃんを忘れてた。
・ベーコン・・・なんて言うんだこれ
ベーコン編む! ベーコン焼く!
チーズも載せる! 太巻きみたいに巻く!
完成!
説明不要。というか、もはや理解したくない。
これほどアブラ好きな国民性ですが、まさかそこまで、というメニューがこちら。
・揚げバター
バターの塊を揚げた超高カロリージャンクスナック「揚げバター」登場…アメリカ
アメリカのアイオワ州で夏に開催される「 Iowa State Fair」というイベントで、揚げバター(Deep fried butter)」を売る店が出店しています。揚げバター…。
その響きだけでお腹いっぱい、胸焼け、胃もたれを起こしそうな破壊力。
スティックに挿したバターの塊にシナモンとはちみつをべっとりと塗って揚げて、最後にお砂糖をデコレーションするだけのシンプルなスナック。もう揚げてい る時点でバターがしたたり、食べている時もバターがしたたり、口も手もバターでギットギト。何この超ジャンクっぷり。このバタースティックは1本4ドル (約310円)で販売されています。
説明の意味が分からないって?僕も文章の意味はわかりますが、理由その他が分かりません。
なんて言いますか、アンサイクロペディアの記述が笑えないです。
ともかくこういうバックグラウンドがあればケンタッキーのも「チキンでサンドしたくらい」と思うことも可能です。いや、味は全く問題ないので、一度試してみてはいかがでしょうか。
個人的にはやはりビールのつまみなので、ビールを出す店舗か、テイクアウトでのお召し上がりを推奨します。
2012年は“スマートTV”競争か
2012.01.13|shiozawa
2012年のテレビへの注目は
“3Dテレビ”以上に“スマートテレビ”で盛り上がっていきそうです。
■“脱テレビ”で変わる米国市場
CES(家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」)ではこれまで、大型画面や薄型、省エネをうたったテレビが展示の主役を務めてきた。
2012年は韓国のサムスン電子やLG電子、日本のソニーやパナソニックなどが、インターネットに接続できるスマートテレビを多数展示するだろう。
11年のCESでサムスン電子やソニーは、スマートテレビの展示でタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)のインターネット番組配信の実験を紹介していた。
結局、TWCのインターネット配信サービスは始まらなかったが、その代わりに同社は家庭内でiPad向けの番組配信を始めた。
その後、ビジョン・ケーブルといった他社もiPad向け番組配信を開始するなど、CATV業界にも“脱テレビ”の動きが広がっている。
<CES開幕に向け準備するパナソニックのブース>
引用:日経新聞
この“スマートテレビ”。
どんなものかよくわかるのがこちらの動画。
<Sony Internet TVを米国で発売 >
テレビ画面でインターネットをするようなイメージですね。
また、OSがGoogleのAndroidなので、でっかいスマートフォンのようでもあります。
ちなみにこのソニー製の“googleテレビ”。2010年10月に発表されている商品のようです。
と言う事は1年以上前に発売されたようですが全くの不振であったよう。
そんなスマートテレビが2012年には当たるかもしれません。
このスマートテレビで面白い点の一つがスマートフォンと同じように
“自分でアプリを落としてカスタマイズできる”ところ。
今年はテレビメーカー各社が“スマートテレビ”を全面的に前に出して行くので一気に市場にも火がつくのではないでしょうか。
ここまでで紹介したスマートテレビはすべて、OSがGoogleのAndroid OS。
実は、グーグルのライバルでもあるアップル社から2010年11月半に、「アップルTV」という名前の商品も発売されていたそう。
当然、OSはAndroid OSではなくiOSでしょう。
ただし、こちらの商品。
既存のテレビにこの写真の機器を接続すると、iPhoneのようにテレビ画面でインターネットが利用できる
と言ったもの。
だから、テレビだけでは使えないようです。
しかし、
■米アップル、TV発売控えシャープに生産を移管-ジェフリーズ
11月23日(ブルームバーグ):米アップルはスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」とタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」のディスプレー生産をシャープの日本工場に移管する。
テレビにもシャープ製のスクリーンを採用して早ければ2012年半ばに発売する可能性がある。
米投資銀行のジェフリーズが明らかにした。
そう。iOSの標準搭載されたテレビが近いうちでるのです。
しかもシャープからアップルTVですか。
面白くなってきそうですね。
スマートフォンで勃発した、GoogleのAndroidとアップルのiOSのシェア争い。
次はテレビになりそうです。
ありがとうございました。
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“アフリカ デザーテック構想”の波にのれるか。
2012.01.06|shiozawa
明けましておめでとうございます。
昨年に引き続き金曜日は、2012年も世界の産業系のネタを中心に色々と書かせていただきたいと思います。
アフリカのモロッコあたりの国を中心に将来、
“ヨーロッパ中に電力を輸出する国になる”
と言う壮大な構想を持っているそうだ。
その名は“デザーテック構想”。
■欧州、中東、アフリカ… 脱CO2巨大プロジェクトのインパクト
国境を超えた巨大プロジェクトを、欧州企業が打ち出した。「デザーテック」だ。
アフリカ北部のサハラ砂漠に巨大な太陽熱発電所を設置し、地中海の海底ケーブルを通じて欧州に送電する。
2050年までに欧州大陸の電力需要の15%を賄う計画だ。
総事業費4000億ユーロ(約50兆円)という壮大な構想だ。
スイスの重電大手ABB、独シーメンス、独電力大手RWE、独ミュンヘン再保険、ドイツ銀行など 10社以上が参画する。
「デザーテック」構想による再生可能エネルギー電力主体の送電網のイメージ。発電方法は左列上の赤い画像から太陽熱発電、太陽光、風力、右列上から水力、バイオマス、地熱。2012年までに技術、財政、法制面でのFS調査を実施。既にモロッコ政府・エネルギー省と初期段階の立ち上げに関し、協議している。この構想はABBが90年代に発案し、北アフリカの再生可能エネルギーを欧州都市に送る詳細な設計を示していた。こうした長距離送電には同社の高圧直流(HVDC)送電技術が生かせる。
ようやく時代が同社の戦略に追い付いてきた。「気候変動問題は、当社のビジネスにかつてない追い風になっている。
長期的な事業なのですぐに利益に貢献しないが、環境分野での当社の評価を高める」と、ABBのジョセフ・ホーガンCEO(最高経営責任者)は言う。
引用:ECO JAPAN
アフリカにある巨大なサハラ砂漠に発電地帯を作ってしまおうという計画のようです。
総予算50兆円。魅力的な数字です。
実際のところ、何100兆円もかかりそうな話に感じられます。
このヨーロッパと北アフリカを跨いだ巨大プロジェクト。第一弾はすでに進み始めているようです。
■モロッコが再生可能エネルギーを輸出へ
モロッコが、太陽エネルギーなどの再生可能エネルギー事業に大きく舵(かじ)を切り始めた。
同国政府は2009年1月、太陽熱発電や太陽光発電などの太陽エネルギー発電設備を2020年までに少なくとも2000MW(メガワット)規模で導入する長期計画を発表。
その第1段階として、モロッコの中央部に位置するOuarzazateに複数の発電設備をつくり、2014年までに500MW規模の発電を開始するのが当面の目標だ。
<モロッコ太陽エネルギー庁長官のムスタファ・バクリ氏>
―北アフリカで太陽エネルギー発電を行い、欧州に電力を供給する「デザーテック構想」などの広域プロジェクトにもモロッコは積極的に参加している。
国内の計画と欧州・北アフリカ地域の計画はどのような関係になるのか。
モロッコ国内の状況に合わせてエネルギー計画を進めているが、一方でデザーテックや地中海ソーラープラン(MSP:Mediterranean Solar Plan)といった広域のアプローチにも積極的に参加している。
国内と広域の二つのアプローチは、不整合なものではなく、補完しあうものと考えている。
もともとモロッコは、エネルギー面で見ると欧州に統合されている。
スペインとの間には1400MW(700MW×2)の連系線があり、さらに700MWの連系線を増設中だ。
これは2012年にも完成する予定である。つまり、日常的に欧州とは大規模な電力融通が行われている。
デザーテックや地中海ソーラープランのコンセプト(注:モロッコなど北アフリカ地域から欧州に電力を輸出するスキーム)も、そうした従来の枠組みの延長と位置づけることができる。
引用:Tech-on
すでに北アフリカとヨーロッパは電力網でつながれているようで、これをいっそう強化し、あとはひたすらアフリカに発電所を作ろうと言う話。
この話はただ“ヨーロッパと北アフリカ諸国だけの話”ではないようで、
モロッコ自体、日本の発電技術にも期待しているようです。
<モロッコ太陽エネルギー庁長官の話の続き>
我々から見ると、日本は世界の中でも独自のポジションを持っている。
それは、エネルギー分野などにおける豊富な経験とノウハウ、イノベーションを起こす能力などだ。さらに日本は包括的なコンセプトの下、エネルギーや気候変動の問題に対して長期的に取り組んでいる。
先進国の企業の多くは、金融市場の言いなりになって短期的な戦略しか描けないが、日本の企業は10年後といった長期的な戦略で事業に取り組んでいると感じている。
日本側と2010年12月に結んだMOCでは、テーマとしてさまざまな技術を挙げている。
PVパネルの比較テストの方法、PVに関わる電力貯蔵技術、PVを電力系統網につなぐ際の系統安定化技術などである。
そのための基礎調査が2011年9月15日に終了し、次の段階に進む予定だ。
引用:Tech-on
かなり、形式的なお言葉のように感じますが、日本企業が参加できない内容でもないはずです。
このデザーテック構想での主な発電方法として考えられる太陽光発電ですが、
現在、欧米諸国や日本などの先進国企業にとって太陽光発電は製造コストと言う点で苦戦中です。
2008年の経済不況およびスペイン政府が補助を突然停止したことにより、太陽光発電産業の成長はバブル現象的な様相を示した。
好況から一転して各国・地域政府が急きょ補助を減らすなどしたため、太陽電池の価格は急速に低下した。
その時点まで技術をリードしていた欧州や日本のメーカーは、価格競争力不足のため中国と台湾に追われ、「市場は欧州と日本、生産はアジア」という局面になった。
欧州と日本のメーカーは,景気が良い時は利益を出せるが、不況になると設備稼働率が低下し、価格低下と相ま
って赤字に転落してしまった。一方、アジアの大手メーカーは、比較的安定な注文があり、10~20%の利益を保つことができた。
この結果、アジア・メーカーの生産能力がどんどん大きくなり、欧州と日本のメーカーは閉鎖や海外移転を余儀なくされた。
引用:Tech-on
現にアメリカのSolyndra社(太陽電池メーカー)は2011年8月末に破産しています。
2011年8月31日、太陽電池メーカーの米Solyndra社が連邦倒産法第11章(Chapter 11)の適用を申請した。
同社の太陽電池は、円筒形の一風変わった外見が特徴である。
そのユニークな形状以上に“Solyndra”の名を世に知らしめたのは、2010年5月のオバマ大統領の視察だろう。大統領は円筒形の太陽電池を前に「グリーン・ニューディール」政策が切り開く未来について力強く講演した。
Solyndra社の他にも、注目を集めた太陽電池メーカーが次々に力尽きている。
リボンSiと呼ぶ短冊状の基板を利用する米Evergreen Solar社や、米Intel社から独立した米SpectraWatt社も、2011年8月に破産に追い込まれた。
もちろん日本の太陽電池メーカーもアジアの新興国にかなり押されている状況かと思います。
このような状況に対して勝機を見出すには、信頼性と高効率性です。
現在、太陽電池には車の車検のような品質に対する世界基準の規格がないようで、品質も当然バラバラ。
2011年1月に、京セラが信頼性をアピールする戦略を説明している。
京セラは「現在の市場は低価格重視と信頼性重視に二極化しているが、将来は信頼性で選ぶ時代になる」と宣言した。
8月には、太陽光発電協会(JPEA)代表理事で、シャープ代表取締役社長の片山幹雄氏が、「太陽光発電システムの長期間の発電を担保する、自動車の車検制度のような品質保証制度が必要。
そのための基準作りを始めている」と述べた。
引用:Tech-on
早く、世界規格を作らなければ、今回のデザーテック構想でも、今勢いのある中国や台湾メーカーに受注を取られてしまうのではと思ってしまいます。
2012年が早く“経済復活の年”になるといいですね。
ありがとうございます。