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飼いヘビに手をかまれる
2008.11.12|umiushi
朝のニュースを見ていると、和歌山のイセエビ漁の網に、へんな魚がかかったという話がありました。
・・・和歌山は温帯だし、そもそも太平洋だと思うのですが・・・
ただ、紀伊半島って本州でも最も南で、最近ではオニヒトデの生息が確認されたりしましたが、この魚はさすがにペットだったようですね。
外来種問題にも色々あって、
外国産クワガタが逃げ出して日本のクワガタと雑種をつくったり、とか、
両生類にとって致命的なツボカビが輸入したカエルからひろがったり、とか、
よかれと思ってもらってきたブルーギルが在来種を食いまくったり、とか・・・影響はさまざまながら、軽い気持ちで持ってきたり放したりしてはいけませんね。
ちなみにアメリカからブルーギルもらってきた方の住所はコチラ。
それにしてもこのニュースはヒドイ。
【衝撃事件の核心】猛毒ヘビ51匹、渋谷の「ヘビ屋敷」で捜査員が見た仰天光景 輸入規制なしの不思議
「ハブの被害が多い沖縄の病院にも確認したようですが、柏木被告はしびれや呼吸困難など、ハブに噛まれたケースとは異なる症状を示していた」(捜査関係者)のだ。
それでも柏木被告は「ハブ」と言い張った。だが、毒が回って急速に具合が悪くなっていく。命の危険を感じるに至って、ようやく自分を噛んだのが体長約1メートル80センチの「グリーンマンバ」だと白状した。
もうアホかと。Wikipediaによると
コブラじゃん!
無責任とか何とか通り越して、ネジが緩んでるとしか思えませんわ。
ノーベル化学賞を受賞した下村脩先生の息子下村務さんは超凄腕ハッカー
2008.10.10|iwamura
ノーベル化学賞を受賞した下村脩先生の息子下村務さんは超凄腕ハッカー(ここでいう「ハッカー」は「クラッカー」じゃないですからね☆)なのだ!
という記事を発見してしまったので、ノーベル賞関連2日連続ですが、明るいニュースなのでご報告☆
今日は氏に関連することから、ネットの人たちにとって非常に興味深い話題をひとつ。
「下村務」という方をご存じでしょうか。 この方、先の下村脩氏の息子さんだったりします。実はこの方、ネットセキュリティ方面では非常に有名な人なのです。
この方の名前を知らなくてもインターネットをやっていれば「ケビン・ミトニック」という名前を目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。彼は史上最強と言われたハッカー、というよりクラッカーで、数々のコンピュータをクラックした伝説を持つ人物です。
下村務氏はそれまでもコンピュータ・セキュリティでかなりの腕前を持つ人物でしたが、ケビン・ミトニックにクラッキングされたのをきっかけに、彼への反撃が始まります。そして他の人やFBIとも連携して、とうとうケビン・ミトニックを逮捕させるに至ります。
この攻防を映画化したのが、『ザ・ハッカー』(原題:Takedown)です。
追記:で、その映画の元となったのがこの本(もちろん下のは邦訳)。
では、彼はどんな人なのか。ちょっと古い(13年前)ですが、以下にインタビュー記事がありました。これによると、下村務氏の本業は物理学者。下村脩氏がアメリカに渡る少し前に生まれたそうです。
Wikipediaによると、現在はUCSDのサンディエゴスーパーコンピューティングセンターにおいて主席特別研究員を勤めているとのこと。
というわけで、親子ですごいなあと思ったりすると。あと、その能力を使って、好きなことを出来る環境もうらやましいなと思ったり。
しかし……
-コンビュータ犯罪を裁くのは難しい?
「常に技術が法律よりも先行するので、法律がついていけないのも深刻な問題」
10年以上前の言葉ながら、これが深いです。なぜなら今も状況は改善されてないので。
■参考:らばQ:ハッカーに憧れちゃう子供たちが知っておくべき有名ハッカー5人
■以上:空気を読まない中杜カズサより(部分略)
学者、ハッカー、もうなれないけど超かっこいいぜ!!!
幼いころ、宇宙科学者にあこがれました。もう無理ですね。でも
打ち上げロケットの会社に、何らかの仕事で関わりたい。という目標だけは捨てずにいます。
一緒に夢を追いかけるスタッフ募集中!
I WANT YOU !!! from ROCKETWORKS
ノーベル賞 なぜ「たいして嬉しくない」か
2008.10.09|iwamura
南部先生、小林先生、益川先生がノーベル物理学賞に輝かれましたが、受賞された益川先生の
という問題の発言に言及しているサイトを発見したのでご紹介。ナルホド。
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Photo: SCANPIX | Photo: Universtity of Chicago | Photo: Kyoto University |
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USA | Japan | Japan |
Enrico Fermi Institute, University of Chicago Chicago, IL, USA |
High Energy Accelerator Research Organization (KEK) Tsukuba, Japan |
Kyoto Sangyo University; Yukawa Institute for Theoretical Physics (YITP), Kyoto University Kyoto, Japan |
b. 1921 | b. 1944 | b. 1940 |
南部先生はさらに格が上だ。
そのことは、受賞は「大してうれしくない」とおっしゃった益川先生が「南部先生と共同」であるところには感極まって泣かれたところに如実に現れている(中略)。
「南部先生? まあ、いつとっても不思議はなかったけれどもどうやって与えるのさー。漸近的自由性(2004)も出ちゃっているし、いまさら下手に出したら委員会、格好悪いということになるぞ。」昨日の時点で研究室ではそんな話もでていた(中略)。
南部先生が「実はちょっと驚いたわけですけれどもねえ」とおっしゃっているのは「私なんかが受賞していいんですか」という意味ではない。どちらかといえば 「いまさらかよ」という突込み、あるいは「もうちょっとしてから別の誰か(ヒッグスあたり)と一緒にするのかと思ってた」というほうが近いだろう。
つまりだ。これは三人ともいえるが彼らはノーベル賞が来たことによって自分たちの研究が評価されたことが分かるレベルの人々ではないのだ。それどころか、ノーベル賞をとっていないことによってノーベル賞を物理学会の最高の賞と呼ぶには躊躇するよね、と思わせるほどなのである。
物理の世界での彼らの評価が受賞によってあがることはない。せいぜい社会的に有名になるだけなのである。
簡単に言うと、物理の世界では相当凄くて、ノーベル賞云々レベルを超えたスゴイ先生方なのだ!というのは、このギョーカイのひとのブログでわかった。
が!
誰か、この受賞理由の「相対性破れ」に関して説明してください!毎回ノーベルのこっち方面の賞は、まったくもってスゴさがスゴすぎて解りません!
以下、関連記事
カテゴリ:科学
神舟7号から宇宙遊泳 中国、米ロに次ぐ成功
2008.09.28|iwamura
すげえなあと思うと同時に、一抹の淋しさが小生を襲うのはどうしたことか。
これしかし、世界的に見てもらうために、週末合わせてきたよなあ。
①発射映像
②宇宙遊泳画像
自前の技術を培い、船外活動の成功まで到達した中国。一方、日本の有人宇宙開発の舞台は国際宇宙ステーション (ISS)で、宇宙への「足」は米国とロシア頼みというのが現状だ。国の総合科学技術会議は2002年に「今後、10年間は独自の有人宇宙技術を持たな い」との方針を出しているが、その後の計画はまったく見えない。有人宇宙技術の獲得には膨大な予算が必要だが、日本にはまだその試算さえない。宇宙航空研 究開発機構の立川敬二理事長は今月、「将来の有人宇宙活動をどうするか、政府の宇宙開発戦略本部で検討してもらいたい」と表明した。
そおなんですよね。
お金もかかるし、別に国威発揚だけが宇宙開発の目的ではない。
ただ、「カネ」「軍事」「食糧(燃料)」の3つ全てを持っていたアメリカが破たんを始めた。今の中国には、すべてが準備されつつありますね。
はたして日本は。。。
そして日本がこれから生きていくために進むべき道は。。。
「カネ」「軍事」「食糧(燃料)」を持ち得ない日本の将来を考える為に、隣国の宇宙プロジェクトの大きな成功は、見逃せないニュースであるように思います。
案外、麻生太郎さんが就任後すぐに国連に飛んでカマしてくれた「この機械はメイドインジャパンじゃねえだろ」あたりに、答えが隠されていそうな気がしますね☆(動画下記。世界的不況は「輪舞(ロンド)」による(乱痴気騒ぎしたあとの)「二日酔い」という例えが、彼らしく。)
宇宙の謎解明へ、ビッグバンを人工的に再現。初の陽子ビーム周回に成功
2008.09.12|iwamura
わわわわわ。
ここ何日か、私の独りよがりな記事ばかりですみません〜。この手の話題、ツボなんですー。
“宇宙の謎解明へ” ビッグバンを人工的に再現する「大型ハドロン衝突型加速器」、初の陽子ビーム周回に成功
宇宙の始まりである「ビッグバン」を人工的に再現して、その謎に迫ろうという実験が10日、 スイスで始まった。
欧州合同原子核研究所(=CERN)は、14年の歳月と5000億円を投じて素粒子実験装置 「大型ハドロン衝突型加速器(LCH)」を完成させた。装置は、スイス・ジュネーブ郊外の地下 100メートルに、約27キロの大きな環状トンネルを掘って真空パイプを設置。パイプ内で陽子を走らせて正面衝突させることで、ビッグバン直後の状態を再現する。衝突で飛び散った粒子の観測を行い、宇宙の誕生直後にできた未知の素粒子の発見を目指している。
世界中から研究者が集まるなか、順調に運転が開始された。日本からも東京大学などの研究チームが参加していて、今後、2年かけて集めるデータの分析により、宇宙の謎を解明する発見があるのか、期待が寄せられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20080911/20080911-00000019-nnn-int.html
欧州合同原子核研究所(CERN)で日米ロシアなども協力し、14年間かけて建設してきた 「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」が完成し、10日午前(日本時間同日午後)に陽子ビームを初めて周回させる試験が行われ、成功した。順調なら約2カ月後に衝突実験を始め、物質になぜ質量があるのかを解明するカギとなる「ヒッグス粒子」や、宇宙の2割を占める正体不明の暗黒物質の有力候補「超対称性粒子」の発見を目指す。ヒッグス粒子は3年程度で確実に発見できるといわれ、ノーベル賞級の実験成果が期待される。
つまりは、3次元だけじゃなくてその他の次元の存在を証明出来る、そういう実験が行われている訳です。まあ、物理空間は情報空間の一部であり、その中で連続して存在している・・・最近、これが真実なのかもなーと思っている私でありますー。
動画があるとよ。
http://news.bcst.yahoo.co.jp/news.asx?cid=20080911-00000019-nnn-int-movie-000&media=wm300k
なんだか、よくわからない・・・だけど、どうなっているのかかじってみたい・・・そこのあなた!去年の今頃の番組ですが、これを見ればわかるのかも?
リサ・ランドール 異次元への招待
物理学のニューヒロインと呼ばれ、最もノーベル賞に近いと注目されているのが、ハーバード大学教授で理論物理学者のリサ・ランドール博士だ。私たちが暮ら す3次元世界のすぐそばに、5次元など異次元が存在するという博士の理論は、世界の研究者たちの間で最も引用される論文のひとつとなり、来年行われるスイ スでの巨大な加速器を使った実験でその理論が実証されれば、アインシュタイン以来の21世紀最大の発見になるかもしれないと言われている。