Mykoちゃん、Cたん


HOME > 

「宇宙人」9月に一斉探査、日本の23天文台・施設が協力

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.03.13|umiushi

タイトルそのまんまですが、

「宇宙人」9月に一斉探査、日本の23天文台・施設が協力

地球外文明からの通信を探す「地球外知的生命体探査(SETI)」で、日本各地にある23の天文台・施設が協力する世界初の全国一斉観測が、9月10~12日に行われる。

総合本部の兵庫県立西はりま天文台(佐用町)が12日発表した。

SETIは、宇宙から届く光や電波を解析して、地球外知的生命体からの信号がないかを調べる研究。1960年以来、米航空宇宙局などによる国際的観測が続けられている。(後略)

うーむ、浪漫だ。

だって宇宙人ですよ?
完全に我々と異なる文明ですよ?

サイヤ人みたいに、弱ければ親兄弟でも平気で殺すような連中かもしれない。
あるいは星新一のSSのような、窃盗の概念すら持たない平和な文明かもしれない。
それ以前にとてもじゃないけど「生物」に見えないかもしれない。

それに前も記事に書きましたが、万が一、他文明の信号を受け取ったとしても、向こうの「人」と直接会える可能性は非常に低い。
もっと言ってしまうと、こちらで受信したときには既に発信元が滅んでいる可能性も充分にある。

しかしそれでも、顔も素性も知らない文明の成果・思考を受け取ることができる。

ロゼッタストーンのようなもので、直接は何の接点もない「時空的に遠くのヒト」のメッセージを受け取ることが出来る。

我々はこの広い宇宙でひとりぼっちじゃないかも知れない、そう考えるだけでもココロが震えます。

カキがクロダイに食べられる…頭抱える漁業関係者

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.03.12|umiushi

因果応報、というと語弊がありますが、その昔

養殖のカキやホタテが、ヒトデに食い荒らされる
→関係者トサカに来て、網に入ったヒトデを引き裂いて捨てる(グロい・・・)
→ヒトデ、驚異的な再生能力で「引き裂かれたそれぞれのパーツが」完全に再生する
→結果、ヒトデの数が数倍になる。食害も数倍。

などという、冗談のような事件がありました。

しかしこちらも、ヒトの行いが巡りめぐってきたというお話。

カキがクロダイに食べられる…頭抱える漁業関係者

カキの生産量日本一を誇る広島県で、クロダイによるカキの食害が絶えない。漁獲量を増やすためにクロダイの稚魚が放流されたことが原因の一つとみられる。 県は平成16年からクロダイの放流を中止。広島市も今年から中止を発表しているが、漁業関係者は「すぐにクロダイが減るわけでなく、被害もなくならない」 と頭を悩ませている。

広島県では、カキの養殖の多くが「筏(いかだ)式垂下法」を採用。イカダから海中に垂らしたワイヤにカキの幼生が付着するようにし、イカダ1床につき、順調なら20万個ほどが育つ。

一方、クロダイは昭和35年に240トンあった漁獲量が40年代末期には20トン前後に減少した。このため昭和50年代から県や広島市が稚魚の放流を始め、現在は漁獲量が毎年100トン前後にまで回復した。

しかしクロダイが主食としている外殻のやわらかいムラサキガイが近年激減。広島大生物生産学部の海野徹也助教授は「エサが減ったため、まだ殻が形成できておらず、やわらかいカキの幼生を狙うようになった」と分析している。

同県江田島市の各漁協によると、クロダイによる食害がひどくなったのは約10年前から。「ワイヤ1本分の幼生が丸ごと食べられたりする」。同県廿日市市 の大野漁協でも通常1床で約2・5トンとれるところが、1トンほどしかとれないケースもあり、「全体の被害は見当もつかない」という。

各漁協では、ワイヤにネットを張るなどして内側までクロダイが入ってこられないようにするなどして対処している。が、すべてを防げるわけではなく、有効策はみつかっていない。


どっちもおいしそう

うーむ、カキとクロダイのどちらが儲かるのかにもよると思うのですが、それにしても因果な話です

と、紹介するだけでは無責任なので、水産の素人ながら思うに

しかしクロダイが主食としている外殻のやわらかいムラサキガイが近年激減。広島大生物生産学部の海野徹也助教授は「エサが減ったため、まだ殻が形成できておらず、やわらかいカキの幼生を狙うようになった」と分析している。

この辺がキモではないかと。


ムラサキイガイ、いわゆるムール貝ですが、

これ世界でも問題になってる外来種なわけですよ。

アホみたいに増えまくるので、移入した先々で岩場を占有しちゃって、他の貝なり何なりが生息できなくなる、と。陸上で言うとセイヨウタンポポとかアメリカザリガニみたいな立ち位置でしょうか。


増えすぎな人たち

だからあえて、ここでムラサキイガイを投入してしまうのです。すると
→クロダイはイガイを食べる
→その隙にカキは成長する
→結果的にはクロダイもカキも漁獲高が上がる

「山火事をダイナマイトの爆風で消す」なんて方法もあるんだから、ダメかなあ。

ダメだろうな。
何でムラサキイガイが減ったか、っていう問題を無視してるし。

世の中って難しいですね。

ムコ殿!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.03.11|umiushi

良し悪しはひとまず置いといて、日本(というかほとんどの国)には「家」という、制度のような風習のようなものがあります。

宗教や地域によっては母系社会ですが、日本は父系ですね。

だから逆に必殺仕事人の中村主水の悲哀がコミカルで面白い。


(野球好きとしては、藤田まことさんが筋金入りの近鉄ファンだったことも触れねば)

しかしムコ殿の悲哀はニンゲンだけではなかった

女王シロアリ、子供は後継にせず…王の血を入れないワケは?

女王の命は永遠? 日本に多いシロアリ「ヤマトシロアリ」の女王は、自分の死後の後継者となる新女王を、王と交配しない単為発生で産むことを岡山大の松浦 健二准教授(昆虫生態学)らが発見した。新女王はこれまで、王と女王の娘と考えられてきたが、実は自分自身の“分身”で、女王の座を守り続けていた。17 日から盛岡市などで始まる日本生態学会で発表する。(中略)

巣が大きくなると、働きアリなどを増やす必要が出てくるが、女王だけでは産卵数が不足しがちになると新女王たちが王と交配し、家族を増やす。20~30年生きる王に比べて女王の寿命は5~10年と短いが、分身がさらに分身を産むため、巣が存続する限り、初代女王と同じ遺伝子の女王が君臨し続けることになる。YOMIURI ONLINE

シロアリというと害虫以外の何でもないですが社会性を獲得した動物の代表例ですね。

ちなみにご存知の方も多いと思いますが、シロアリはアリとは違います。
アリはスズメバチの仲間で、シロアリはシロアリという独立したグループ。
シロアリにいちばん近い仲間がゴキブリ・・・えらい禍々しい親戚関係ですな。


SFC世代のトラウマ「アリだー!」

閑話休題。

我々哺乳類であれば、どんなに虐げられようとも、オスの遺伝子なしでは子供できないので、まだオスの存在価値はありますが、

シロアリの世界では「女王」という、一番大事なところはオスの遺伝子が関係ないという、男の身としては聞いてるだけで「ううう・・・」となる話題です。

数年前にはヒアリ(火蟻、Fire ant)でも似たような事実が報告されてました。
こっちは正真正銘のアリですが、やっぱり女王になる卵はオスの遺伝子を受け継いでないって話でした。

いやー、シロアリやアリに生まれなくてよかった。

トキ放鳥!→新種ですそのエサ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.03.03|umiushi

禍福はあざなえる縄の如し、というか、
人生万事塞翁が馬、というか、
風が吹けば桶屋が儲かる、というか、
とにかく形容のしにくいニュースです。

新種のカエル 放鳥トキが食べていた

国の特別天然記念物のトキ10羽が放鳥された新潟県佐渡市で、新種の可能性の高いカエルが発見された。本州以南に分布するツチガエルに似ているが、腹部が 黄色で鳴き声も全く異なるため、佐渡の固有種とみられる。放鳥トキの大切な餌になっている。脊椎(せきつい)動物の新種が国内で発見されることは珍し い。(田中幸美)

産経新聞

日本のトキが絶滅して久しいですが、中国のトキをもらってきて子供を生ませ、それを放して「根付くかな?」という期待を抱かせる時分にこのニュース。

カエルは空飛べない分(当たり前ですが)、島からでることもできず、したがって佐渡で独自の進化を遂げたこの種は貴重なわけです。トキとどっちをとるかという二択を迫られるような事態には陥っていないですが、それにしてももどかしい。

だいたい、トキの減ったのだって、肉をとったり害鳥だからって駆除したりとニンゲンの都合ですからね。

しかもwikipediaによると

トキを特異的に宿主としているダニトキウモウダニがおり、日本におけるトキの野生絶滅とともに、環境省版レッドリストにて野生絶滅と評価された[4]。このダニも宿主同様1属1種であり、のレベルで独立した種であるという説もある。なお、このダニは吸血性ではなく羽毛くずを餌とするようである[4]

だそうです。うーむ、日本産トキどころかダニまで絶滅してしまったか。ダニなんていいじゃん、などと言ってはいけません。それは立派なダニ差別です。

———————————-

トキの学名がNipponia nippon だから、よけいに日本代表みたいな扱い受けてます。

しかし中には、日本産の標本で種を決めた(記載された)のに、手違いでRabdophis tigurinus なんて「チグリス川の」って名前つけられちゃった不遇の動物もいます。

まあ、


ヤマカガシ

なんですけど・・・ダニもですけど、こういういわゆる「蟲」になると扱いがテキトーなのが納得いかんですな。

でっかいことはいいことだ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2009.03.01|umiushi

完全に一発ネタですが、あまりに笑えたのでご紹介。


淡水性のエイだそうで

今週行われた最新報告によると、タイで記録的な巨大淡水エイが釣り上げられたという。おそらく史上最大と考えられ、捕獲を行った漁師と研究者により川に戻された

この巨大淡水エイはヒマンチュラ・チャオプラヤ(学名:Himantura chaophraya)と呼ばれる種で、2009年1月28日、ナショナル ジオグラフィック協会が後援する探検調査プロジェクトの中で釣り上げられた。体重は250~450キロと推測されている。

大きさは幅が2メートル、長さが2.1メートルあったが、尾は失われていた。ネバダ大学リノ校の生物学者ゼブ・ホーガン氏は、「尾が残っていれば、全長は4.5~5メートルあっただろう」と推測する。

ナショナルジオグラフィック より

うーん、ちきゅうってすごい。そして漁師と研究者やさしい。インディアンうそつかない。

1 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48


Goods工房.comをオススメする理由

無料サンプルのお申し込みはこちら

カテゴリ

アーカイブ

お電話でのお問い合わせ
090-7723-9053 / 営業時間 10:00~17:00
フォームでのお問い合わせはこちら

いいね!を押してお得な情報をゲット!Facebookページ