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ワンクッション!
2009.12.25|iwamura
逞しき鷲宮町…「ツンダレソース」開発、つかさ「バルサミコ酢」・かがみ「ツンデレ甘辛味」の2種類
「らき☆すた」で有名な埼玉県鷲宮町から発売されました。なかなかイラストがカワイイですね。キャラクターグッズのひとつと捉えていいでしょう。※「らき☆すた」と鷲宮町の関係についてはコチラをご覧ください。
ただ、2ちゃんねるの反応を見てると、あまり良い印象は持たれてないみたいです。
なんかもうかわいそうだな
それにしてもこの鷲宮町のりのりである
一年前ならまだ間に合った
もう止めはしない
いくとこまでいこうじゃないか埼玉県鷲宮町
萌えアニメ商売に魂を売った自治体・・・
生き残りに必死w
630円 高すぎ、ワロ気絶
なぜ、このような反応になったのか?自分なりに考えた結果、今回は「タイミングが悪かったこと」が原因ではないかと思われます。
たとえば、「らき☆すた」がTVでずっと放映されていた時や、その直後にWEBで話題になった頃なら「あ~なるほど!こんなのも出たのか!」と思えたのかもしれません。ただ、熱狂ぶりも一旦落ち着いた今だから、「え?今さら?」となってしまったのではないでしょうか。
とはいえ、じゃあこのまま永遠に出せないの?となってしまうので、どうすればいいのかちょっと考えてみます。
■「らき☆すた」の熱がもう一度盛り上がるような仕掛けをする。
映画化するのもいいですし、二期を作るのもいいでしょう。パブリシティ効果などで必然と注目度は高まりますし、その中で出すグッズなら別に違和感ありません。予算感でいうとかなり飛び抜けているので、イチ自治体が行なうにはちょっと無理があるかもしれませんが。
■「ツンダレソース」が出てくる、ショートムービーをつくる。
別にコマーシャルムービーというわけではありませんが、5分ほどのアニメコンテンツを作ってもいいのかもしれません。商品を押し出しすぎると嫌がられるので、あくまでユーザーを楽しませることを前提とした上で。ムービーが無理でも、漫画タッチにしてWEBで公開ということもできるでしょう。商品ありきではなく、ユーザーが楽しめるコンテンツを提供することを優先して。
■クチコミになるバイラルプロモーションを仕掛ける。
この商品がdisられてる時点で既にバイラルですがw。鷲宮町に期間限定でコスプレ喫茶をオープンさせ、「らき☆すた」の格好をした店員がおもてなしをするとか。特定の日には出演していた声優さんが来店してイベントをしてもいいでしょう。そのコスプレ喫茶の中で「ツンダレソース」を使ったメニューを作ってみる。ソースではなくメニューを前に出すことで、少し自然になるのではないでしょうか。
と自分なりにいろいろ考えてみましたが、共通しているのは「ワンクッション置く」ということだと思います。いきなり「こんな商品が出たよ。好きになってね!」と言われても、消費者は引いてしまう気がします。何かその商品が好きになるキッカケを作って、その上で商品を紹介する。
別に、腫れ物に触るように接する必要はないかもしれませんが、ちょっと気を遣ってもいいかもしれませんね。
※ところで、イノベーティブなプロダクト(たとえば、iPodとか)が世に出るときのコミュニケーションって、みんなどうしているんでしょうね?時間がある時に、調べてみようと思います。
「ネットでは 調べられないことがある たとえば君の 好きな人とか」。。。でも。。。
2009.12.15|iwamura
と、いうことで、でもネットで見つけたんですけどね(笑)、「平成万葉集1000首作品」(PDF注意)。
読売新聞さんが創刊135周年企画でやったみたい。4万通から選んだ1000種。
そうなのだよなあ、「ネット」では、できないこともあるよ。
でも、やっぱり便利で、素敵な使い方ができるのだ!
例えば、ネット通販。いつでも、どこでも、好きなトキに買える(お客様メリット)。
そして、在庫を持たず、注文入ったら、ソッコー作ってお届け(制作側メリット)。
週末からテスト的にサイトを構築していた「東京デザインプロジェクト~授業で作ったiphoneデザインをケースにして売っちゃおうぜ!」が、昨日より運転開始。いきなり売れ始めております。
販売サイトはこちら(サイト内商品画像も、実はジツブツではないのだぜ!)。
どうも、サイト構築中に、早々と発見してくださった方が、ウェブ上でご紹介してくださったようで、正式販売日前に動いちゃったのでありました(あざーす!)。
今回のプロジェクト、この後もう3校さん、合計で4校さんに参加をしてもらうのだ。
それぞれの学校のビジュアルデザイン科の生徒さん全員に、デザインしてもらっちゃう。
合計、150~300の魂のデザインが上がってくるわけです。
面白いのは、「販売商品」の選定基準。例えば300デザインから30個を選ぶなら、10個を生徒さん投票で。10個を先生選定。最後の10個を売り場選出(我々企業側選定ですな)。
そしてその結果。
先週末から昨日にかけて、「日本工学院専門学校さん」作品で一番売れたのは、「生徒投票第1位作品」だったりするわけなのです。
驚愕の事実!魂の強さが要因か!?
この企画、やってる弊社も楽しくてしょうがないので、参加学校をどしどし募集中です。
「デザイン」=「商品」の、夢のプロジェクト。
ひとりひとりのデザイナーさん、あなたの徹夜の努力、あなたの愛を、お伝えできる、そんなプロジェクトです。
応援してね☆
ゲームに本物の企業。
2009.12.14|iwamura
【驚愕の】FF13キャラの衣装がしまむら【事実】みたいです。
言われてみれば…ですねw
ファッションセンターしまむらといえば、PerfumeのMCの「この洋服どこで買ったと思う?」「ファッションセンターしまむらぁ~♪」が有名です。そのファッションセンターしまむらですが、売上高で競っている競業企業は、なんと「UNIQLO(ユニクロ)」やg.u.などを展開する株式会社ファーストリテイリングみたいです。なにより、安いのがいいですね。
もし、本当にFF13の開発陣がファッションセンターしまむらを意識していたとすると、すごいことです。もしくは、ファッションセンターしまむら側がプロダクトプレイスメントとしてFF13と組んだか。
真相はわかりませんが、ゲームの世界に現実の世界のものが入ってくるのは、ちょっと面白いです。ちなみに、コナミの「ウイニングイレブン」シリーズでは、ゲーム内の広告が実在するスポンサー名になったりしています。
こうなってくると、そのうちGoogleやYahoo!なんかも入ってくるのでしょうか?ファミリーコンピュータ時代にはなかなか考えられなかったことですね。
ぜひ、驚くような組み合わせを見せて欲しいです。
使い方は、ユーザーが生み出す。
2009.12.11|iwamura
Google音声検索。近未来ですね。
今までにも、音声で指示するものはいくつかありました。
パソコン http://sharp-pcstudio.com/disp.asp?cno=2&tbno=0&dno=45
ブラウザ http://www.quixun.co.jp/press/2007/news_20070724_1.html
ロボット http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0401/16/news063.html
「音声で命令する」という研究は、以前から進められていたんですね。それがついに、モバイルで検索できるところまで来ました。
ロボットと人間の距離が、さらに縮まったとも言えるでしょうか。
ただ、このツールを使うには、少なくとも普通にモバイル機器を使いこなせることが必要だと思われます(ダウンロードや検索語の操作など)。
なので、手が不自由な方のためにあるかというと、そうではないと思います。じゃあ、何のために作ったのか?あくまで自分の見解ですが、そんなに目的があったわけではないと考えています(機会があれば、Googleのプロダクトマネージャーさんに聞いてみたいですが)。
どう生かしていくのは、ユーザーそれぞれが考えることなのかもしれません。twitterの開発も同じようなカタチだったと聞いています。140文字でつぶやけるプラットフォームだけ用意して、限りなくオープン性を高める。その結果、twitterアプリの開発が盛り上がったり、セミナーやイベントの実況中継に使うといったやり方が出てきました。
Google音声検索に関しても、リリース直後ですが、いろんな方が使い方を模索したり、様々な検索を試したりしています。
http://japan.zdnet.com/blog/got/2009/12/09/entry_27035756/
開発したメーカーが、「この製品は、こう使ってください」と使い方を指定するか、「面白いもの作ったから、後はみんなで考えて」といい意味で「投げる」か。
正解はないと思いますが、私個人としてはネットワークで消費者同士がつながる現在、後者のほうに期待してみようと思います。「企業ではなく、個人が使い方を決める時代」と言えるのかもしれません。
「萌え」は、地方を救う?
2009.11.23|iwamura
またまた、kawaiです。
「女子高生キムチ」などがある「萌え食べ物」シリーズ。
今回は、「牡蠣」みたいです。
いやぁ…僕みたいな草食系男子にはちょっと刺激が強すぎるというか…(笑)思わず、目をそらしてしまいました。
今度は、どアップでどうぞ。どーん!
やりすぎでしょうか?(笑)すいません。
ただ、このような地方の特産物(?)のプロモーションとして、決して”なし”ではないと思うのです。
たとえば、「萌え」を使わないとして、どんなプロモーションがあるか。ひとつは、東京・銀座の「どさんこプラザ」みたいなアンテナショップ展開でしょう。
大都市の人が集まるところにショップを展開し、その地方の特産物や県自体のアピールをする。でも、単に場所を確保したからといって、人は振り向くのか?(北海道に関しては「カニが美味しい」みたいなブランドイメージがあるのでいいのかもしれませんが)何かしら、注目を集めるコンテンツが必要だと思うのです。
逆にいえば、「集客」よりも先に、「注目を集めるコンテンツ」があってもいいのではないか。今回の「牡蠣」がまさにその例です。実はこれは兵庫県産の牡蠣みたいですが、兵庫県のアンテナショップが東京にあったからといって、それだけでは注目されない気がします。
これをアンテナショップに置いて、「実際に見に来てね♪」というメッセージを打ち出してみる。そうすれば、「良質なコンテンツ」が「集客」の役割も果たしているといえるのではないでしょうか?
現状、アンテナショップが「萌え」をどう捉えているのかは不明ですが、ひとつの選択肢にはなるはずです。
(いろんな「萌え食べ物」は、下記をご参照ください)
ちょっと後半はカタイ話になりましたが、大切なことは「人の注目を集める工夫をする」ということに集約されるのではと思います。
とりあえず、次の「萌え」食べ物シリーズに期待です。
※その他の萌え「食べ物」。
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