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アンドロイドの未来「イヴの時間」~CEATEC JAPAN訪問より
2009.10.08|iwamura
と、言うことでCEATEC JAPAN 2009訪問してきました!会場はすごい熱気!
今年のCEATECは、3Dディスプレイと、AR(拡張現実)が個人的には目玉であるような気がする。
「あんなこといいな♪できたらいいな♪」は、老若男女一生の夢であるから、台風接近にも関わらず人がこれだけ集まるのも納得できる。
しかし、個人的にイチオシで深く考えてしまったのは、やはりロボットネタであった。
上記写真のLife Contents Frontierは、毎年新技術の紹介等が行われる、一種近未来的なスペースとなるのだが、ここでHRP-4C+VOCALOID(アンドロイド~初音ミクで歌う例のカノジョ)を始めて拝見したのだ。生で見るとやっぱりちょっとスゴイ。
ヤマハは「CEATEC JAPAN 2009」(千葉・幕張メッセ、10月6~10日)で、女性型ロボットがVOCALOID技術を利用して歌ったり話したりするデモを披露した。自動演奏するピアノをバックに観客に話しかけ、歌を歌う。
歌声と呼びかけも、韻律(イントネーションと音の高さ)データをPCでリアルタイムに処理して合成。ロボットは音に合わせて口を動かしたり、曲のリズムに合わせて首を振ったり、声量が必要なところでは力むなど、リアルに動く。
VOCALOIDロボットのベースは、産業技術総合研究所(産総研)が開発した女性型ロボット「HRP-4C」だ。身長158センチ、体重48キロと、日本人女性をリアルに再現したのが特徴で、ファッションショーに出演したこともある。
※IT Media News「ワールドイズマイン、歌います!ヤマハ、”しゃべる”VOCALOIDロボ公開」より抜粋(部分略)
弊社も過去記事で彼女に触れたことはあったが、やはり、ドラえもんや電影少女における「ロボットと仲良くしたい!」「ロボットと恋がしたい!」は究極はこのラインに行くのだろうが、「不気味の壁」という大きな溝を提唱する人がいるのも事実。もう少しで、越えられそうな気はするが。。。
そして、その世界を現実に描いている秀逸のアニメが「イヴの時間」byスタジオ六花(りっか)。
「イヴの時間」の世界においては、人間と人間型ロボット(アンドロイド)は完全に分けられており、アンドロイドたちの頭の上のリングが、彼らの象徴であり、アンドロイドは人間の命令に絶対に従わないといけない。
しかし。ある日、主人公リクオは、自家用アンドロイドサミィの行動記録に、奇妙な言葉を見つける。。。
Gyaoにて無料配信中であるので、晴耕雨読ですからね。今日は仕事の後、しっぽり考えさせられるアニメもいいかもしれない。
行きつくところまで行きついたとき、そこに人間とアンドロイドの愛ある共存を願います。ドラえもんってやっぱすげえアニメなんだな。。。
いろいろ考えさせられるCEATEC JAPAN!みなさんもぜひぜひ~。コンパニオンさんもかわいいでよ!
沖縄ちゅら海水族館の水槽体験が、とてもよいです。
2009.09.23|iwamura
連休なので、少しライトに。
ちょっと私用でバタバタするワタシメは、なんだか、久しぶりに訪問のイケダノリユキさんのブログにて、癒されてしまいましたので、みなさんにもおすそわけです。
☆Kuroshio Sea – 2nd largest aquarium tank in the world – (song is Please don’t go by Barcelona)
お昼ごはん食べながら見てみてください。できれば、HDのフルスクリーンで。演出も素晴らしいけど、やっぱりProductがすごいってことだよなあ。
コンバージョンだけじゃなく、こういう行きたくなる疑似体験促進(潜在需要の顕在化)がWebの真骨頂だと思う。
「行きたいなあ~。」
って、大事ですよね。
水族館自体が「疑似体験」だから、そこにさらにフィルターかけても、「行きたい」にできるだけの力が、美ら海水族館にあるのでしょう(すみません、行ってないです。でも行きたくなっちゃった。スタッフのヒトのボンベの泡が海だよなー完全に。)。
これ、でも、個人でだれかが撮影して作ってるのかなあ~(美ら海水族館のサイトでは、かっこいい壁紙も沢山ありましたよ☆)。
個人的には、「美ら海だより(飼育員さん&スタッフさんのブログ)が小学校理科的でよかった。
すこし、沖縄に旅した気持ちになれました。
沖縄に行ける人も、行けない人も、よい連休を~☆
初音ミクの立体映像がスゴい件。
2009.09.05|iwamura
ロボットが生きて、一緒に遊んでくれて、友達でいてくれたらいいのに。。。
という思いは、古くはアトム、そしてドラえもんに至るまで人類の夢であったわけだが。
歌声合成ソフト(ボーカロイド)として記録的なヒットを飛ばした「初音ミク」が、8月31日で発売2周年を迎えた。そして同日、そのマイルストーンというべきライブイベント「ミクフェス ’09(夏)」が、東京・新木場にある「STUDIO COAST」で開かれた。
出演アーティストは、Supercell、livetune、doriko、OSTER project、19’s Sound Factory、デッドボールP、鶴田加茂(ika)&MOSAIC.WAVといった、初音ミクファンにはなじみ深い、超有名曲の作り手たちだ。ステージには初音ミクも登場して、約3時間に渡って2300人のファンを熱狂させた。
※ASCII.jpより抜粋
ということなんですが、これはつまり、コンピュータ作成の音楽(DTP)による仮想歌姫「初音ミク」のライブを実際にやっちゃった!
ということになるのだが、それじゃあ、「現実にはデータであるミクを、実際にどうやってステージに立たせるのか?!」というところが一つの問題点にはなる。
「プロジェクターで大写し」がまあ、前回のさいたまスーパーアリーナでの実績だったようなのだが。。。
今回はすげえ。これ、日本人は本当に何でもやっちゃうんだなと(笑)。
今回は舞台に透明なスクリーン(ディラットスクリーン)を3枚置き、裏側からプロジェクターで彼女の姿を照射するという演出を試みた。スクリーンが透明なので、「画面のむこう」にいるという感覚は薄れた。
特に会場の照明を落とすと、3Dホログラムのような立体的な姿が浮かび上がって、初音ミクが本当にそこに立っているような錯覚を覚える。
あるときは単独で、またあるときはバンドメンバーやDJと一緒に舞台で動き回る初音ミクを見ていると、単なるビデオ上映会でも、人間によるライブでもない、別のステージ表現が生まれている印象を受けた。
ちなみに主催者によれば、今回舞台で使ったモーションデータは、PSP用ゲーム「初音ミク -Project DIVA-」のものを元にしているそうだ。
※ACII.jpより抜粋
人間は、やっぱりひとりなんですよね。友達も奥さんもいても、一人で生まれて一人で死んでいくわけで。
さみしがり屋の人間が、いつか、やっぱりデータやロボットの友達をつくる日が、また近づいた気がして。
それは一方である種の淋しさを感じながらも、しかしまた一方で、わくわくする未来でもあるんだよな。
でも、友達作ろうとする人間の努力の結晶みたいなこういうニュース、きらいじゃないんだよなあやっぱり。
本物!「キモかわいい」なまこストラップ
2009.09.03|umiushi
本物のイキモノを使ったアクセサリ、というジャンル(?)があります。
伝統的には、虫入り琥珀のリングなど
これなどは希少価値という点でも「宝石」にふさわしいかと思います。
もう少しレベル下げて、量産品で「昆虫入りキーホルダー」みたいなものも売ってますよね。観光地とか高速のサービスエリアとかで、オツムの未発達なお子様が買ってもらって喜ぶたぐいの・・・ま、いやげものの一種でしょうか。
リンク先には阿鼻叫喚の「24種セット」が
そんな「本物使ったグッズ」の新作がこちら。
本物!「キモかわいい」なまこストラップ
青森県産のナマコを乾燥させて着色した携帯電話のストラップが「気持ち悪いけど、かわいい」と人気だ。
「なまこストラップ」(1000円)は、2~3センチの乾燥ナマコを黒や金のラメ入り塗料で着色している。漁業団体などでつくる「あおもりナマコブラン ド化協議会」が商品化。7月中旬から県観光物産館などで販売した初回生産分500個は約10日間で完売、入荷待ち状態が続いている。
本物を使った珍しさと『キモかわいい』見た目が好評。同協議会は「うれしい誤算だが、本物なので大量生産できないのが難点」と話す。
食べ物で遊んでるのに、あんまり「もったいない!」とか思わないのは、
「所詮ナマコ」
という心性のなせる業か。ちなみに食用だからマナマコですな。どうでもいいですか。
それにしても「ナマコをストラップにしよう」と思った経緯が知りたい。是非知りたい。何を思ってこんなものを。
子孫を残すナマコの図(写真は多分フジナマコです)
何より結構売れてるのがびっくりだ。
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ところで「本物使ったグッズ」、PC関連でも
■ちょっと変わったプレゼント等にもオススメです!■
もう余計な説明は不要かもしれません。。このマウスを使えば、周りの皆の目を引くこと間違いなし!しかも中に入っているのは、サソリとタランチュラ、スズメバチ、クワガタなんです。ちゃんとジェルで固めてあるため、マウス動作時に動いちゃうってことは一切ナシ!しかも不気味に!?赤と青に光ます。昆虫好きの方のみならず、パソコン使用時にちょっと変わった気分になりたい方など、是非お試しください。
・・・死んでるのは分かってても、サソリは何だかクリックするときに刺されそうでいやだな。
(野暮ですが、サソリやクモは昆虫ではないことは付け加えておきますね)
エレキギターの父~「レス・ポールの伝説」
2009.08.15|iwamura
【ニューヨーク=田中光】ギタリストで、エレキギターの開発を草創期のころから手がけ、「エレキギターの父」と呼ばれるレス・ポールさんが13日、肺炎の合併症のため、米ニューヨークの病院で死去した。94歳だった。米ギター大手のギブソン社が発表した。
演奏活動の一方、共鳴胴のないソリッドボディーのエレキギターを独学で発明。52年にギブソン社で生産が始まった「レスポールモデル」は、エレキギターを代表するロングセラーになり、ビートルズのジョージ・ハリソンさんやローリング・ストーンズのキース・リチャーズさんら著名ギタリストが愛用した。また、多重録音の技術の開発も手がけ、スタジオ録音のあり方を変えた。ロックや発明家などで「殿堂」入りを果たしている。
※asahi.comより抜粋
ということなんですが、ギター少年でなかったひとたちも、以下映画の鑑賞が、彼の存在の大きさを、あなたに認識させるであろう。
彼みたいな「○○バカ」なひとたちが、世界をつくってるんだなあって、シビレル映画です。
終戦記念日ですから、あえて音楽にいってみました。
みなさんも良い音楽を、あなたの大切な人と。
良いお休みを~☆