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ロッテリア まずかったら返金
2009.07.16|umiushi
ロッテリア「おいしくなかったら全額返金」キャンペーン開催
ロッテリアは15日、新商品『絶妙ハンバーガー』の発売と、同商品のプロモーションの一環で「おいしくなかったら全額を返金する」取り組みを、16日から 7月31日まで行うことを明らかにした。同社はこのキャンペーンについて「おいしさに本気で取り組む挑戦」を消費者に理解してもらう試みと述べている。(中略)
16日より全国で一斉発売される『絶妙ハンバーガー』(単品360円・セット価格660円)は同社が2007年11月から発売している『絶品チーズバー ガー』をはじめとした「絶品シリーズ」の系譜を受け継いだ新メニューで、超粗挽きのひき肉を使ったジューシーで肉感的なパティ、全体のバランスを考慮した 野菜などを使ったプレミアムメニュー。「絶品シリーズ」は今年6月末までに累計2300万食を販売しており、同社は今回の『絶妙ハンバーガー』を投入する ことでさらなるリピーターの獲得を目指す。
・・・お前ら全員オモテ出ろ。
味覚が十人十色なのは分かる。誰もが美味しいと思うものは無いからな。
たとえばカレー。誰でも好きなものと思いがちだが、親父がインド人なのに「カレーが苦手」とのたまう
という例もある。
よっぽど味に自信があるんだろうが、何を考えておるのか。
何より
同キャンペーンは1人1回限りで、食べた量が半分以下であること、レシートと現物の持参、アンケートへの協力などの条件を満たした人に限る。また、セットやクーポン券利用の場合は単品価格分のみの返金となるほか、各店個数限定のため早期終了を行う場合もあるという。
どうせそれ捨てるんだろうが。農家と牧場の人と材料のウシさん小麦さんたちに謝れ。
我ながらいつになくブッキラボウな物言いですが、食べ物を大事にしない奴は許せんumiushiでした。
「勝間和代さんの商魂」に対する「切り込み隊長のコメント」が面白かった件。
2009.07.08|iwamura
早朝からネットをフラフラする習慣がいいかどうかは別として、面白い記事は転がっているよな、な件。
ネタですよ。悪意はまったくありませんからね。
「切り込み隊長Blog」が面白かったので、そのまま引用しちゃいます。
「カツマー教祖、ネット広告費を語る」
勝間和代女史が何か言ってます。
ネット広告の停滞は課金ビジネスで救えるか
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT2n000006072009
「ネット広告が停滞」と打っておきながら、トップページには「ネット広告10%増!!」とか大本営発表が貼ってあって、相変わらず日経は意地悪だなと思います。
09年の世界広告市場、ネット拡大 前年比10.1%増
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090707AT2M0700N07072009.html
ただ、勝間和代女史の解説はこなれていて、オーソドックスな内容で、それほど文句も出なさそうな感じなのですが、強いて文句を言うなら「お前が言っているのはネットでコンテンツを流通させる話であって、広告モデルそのものの話じゃねーだろバカタレ」という程度でしょうか。よく書けていると思います。
ところで、勝間女史の記事のしたのほうに、勝間印の情報商材が強烈にプッシュされており、自画自賛のクロスファイアというフルスロットルの驚くべき商売根性が炸裂して好感が持てます。よその媒体で何をしているんでしょう、この人は。かっこいいです。恥じらいなく敢行できる勝間女史も、力の限り黙認する日経ネットも。
「ネットで金を取るにはどうするか」のメソッド解説で「(3)顧客セグメントの厳選」とブチ上げておきながら、猛然と「勝間和代 脳力up」を強く推奨。それでも足らずに「人生戦略手帳」もあわせて買いたい買わせたい。さすがです、そのダボハゼぶり。そこまで徹底するからこそ成功できるのだと身をもって表しておられるのですね…。
〆のお言葉は、絶え間ない改善と柔軟な運営が大事という一般論へと急収縮しているんですが、要するに「これ、私がマジで成功してるからガチでお前ら見習ったほうがいいと思います。私に金払わない奴は死ね」という風情のお話のようにも感じ、やはり勝間和代女史は真の教祖だと思いました。
※切り込み隊長BLOGより抜粋
切り込み隊長はヤらしい商魂には、文字通りガンガン切り込んできてくれていつも面白いのだが。
ただ勝間和代女史からROCKETWORKSも学ばなくてはならない点は、やはり、キチンと「てめえのキャッシュポイントを自信満々におススメする!」というその「真っ直ぐなスタンス」ではないでしょうか。
俺これは、すごく大事だと思うし、それが、エンタテインメントになっていれば、人生戦略手帳の980円も高くないと思うんですよ。
モノの価値って紙や印刷代だけじゃなくて、勝間さんの面白さも含めてじゃないですか。
だから「アリ」(笑)。
今日も商売商売!がんばりましょー!!!
※勝間和代女史の面白さについて更に学びたい方はこちら。
シリコンバレーに、学ぶ。
2009.07.06|iwamura
はじめまして。
これから週に一度、コチラでブログを書かせていただきます、kawaiです。
テーマとしては広告・マーケティングが中心になります。
ただ、コミュニケーションビジネスは仕事すべてに応用できる分野。
みなさんの日々のビジネスにおいて、何かキッカケにつながれば幸いです。
完璧な論を目指すつもりはありませんので、意見、反論など、どんどんお寄せください。スパム以外は大歓迎です。未熟者ですが、何卒よろしくお願いします!
まずは、こちらから…。
(ビジネス全般のお話になります)
昨年の春頃の産経新聞で、インターネットビジネスに精通している梅田望夫氏が、シリコンバレーで見た社会や組織で創造性を生む5つの重要な要素をつづっていました。まとめると、起業家精神、チーム力、技術者の眼、グーグリネス、大人の流儀です。ここでは、第1定理の「アントレプレナーシップ」(起業家精神)に注目してみましょう。
第1定理は「アントレプレナーシップ」(起業家精神)。
新しい物事に対する積極的意欲、リスクを引き受けて果敢に挑む姿勢、不確実な未来を楽しむ精神の持ちよう、飽くなき探究心や冒険心や没頭、変化を求める心、自分の頭で考え続ける力、始めたら徹底して勝つまでやりぬく気持ち。
「アントレプレナーシップ」を支える「常軌を逸した熱」は、「やりたいことをやる」という気持ちと、「社会をより良くしたい」という思いの組み合わせによって持続する。倫理性と経済性が融合したシリコンバレーのそんな独特の論理が、仕事の面白さを倍化させ、強い「働く意欲」の源になっている。
シリコンバレーのリーダーたちは「世界をより良き場所に」という気宇壮大な言葉をカジュアルに使う。新しいテクノロジーをより多くの人が利用することで、「より良き社会」を生み出せるという信念が根底にある。
「善意で世の中をよくしよう」でも、「己の欲のために働こう」でもないこの独特の論理によって、シリコンバレーの爆発的な創造性は担保されてきた。
「自分の努力が、社会の将来のためになる」。
良い意味でのエゴが、アントレプレナーたちのモチベーションを支えています。
自分の周りにもシリコンバレーからやって来た人たちがいますが、彼らが口にするのは「For Me」より「For You」。でも、その根底には強烈な「For Me」が流れています。決して口に出すことはありませんが、話しているとなんとなく感じてきます。
自分のためだけにがんばっているとどこか虚無感が漂いますし、誰かのためだけにチカラを尽くしているとなんだか疲れてくる。「自分は何のためにがんばっているのだろう?」。そのように疑問に感じることがあれば、自分はどちらかに偏りすぎていないか、立ち止まって確認してみるのもいいのではないでしょうか。
※ちなみに日本では、インターフェイスデザイナーの中村勇吾さんが「公共性のあるエゴ」という言葉を使っていました。また、インダストリアルデザイナーの川崎和男さんは、「わがまま」の重要性をご自身の書籍で語られています。
世界のツインスター
2009.06.24|umiushi
ここ数日野球が休みなので、もっぱら模型が気になるumiushiです。
模型といえば、世界のタミヤ
そのタミヤのリーダーたる、御年74歳になられる田宮俊作会長でいらっしゃいます。
いやしかし、色んな意味でお若いですな。
「(ドイツを爆撃しまくった飛行機だから)ドイツじゃ売れませんね」
とか、結構すごいことをさらっと言っちゃうのがいいですね。
先日、氏の著作を文庫で改めて読みました。模型ファンでなくても面白そうなエピソードが満載ですので、ひとつだけご紹介したく思います。
「車の構造を知りたかったら、まずタミヤのキットを作るといい。」
by
フェラーリのエンジニア(本当)。
すげー会社だ本当に。
「下着のトリンプ」における「おねだり機能」がズルい件。
2009.06.01|iwamura
天使のブラ、とかで有名な下着メーカーの「トリンプ」さんですが、「がんばるタイム」の導入等でオモシロい会社さんとして有名ですね。
しばしばマスコミに取り上げられるトリンプ随一のユニークは制度。毎日2時間(12時30分~14時30分)、コピー・電話・立ち歩き禁止。部下への指示や上司への確認も禁止。自分の仕事だけに集中するための貴重な時間です。「天使のブラ」もこの時間に生まれました。スケジュールどおりに動ける。自分の仕事に集中できると、社内でも好評です。
個人的に、サイトのモデルが外人ばっかりで気に食わなかったのだが、そうか、ドイツが本社だったらしょうがないな(完全に好みの問題だ)。
世界最大の下着メーカーさんみたいです。知らなかった。
さて、そんなトリンプさん、さすが業界リーディングカンパニーはやることが違うぜ!
「おねだり機能」にビックリです!「これはズルい!」
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Triumphが取った作戦は、「女性ユーザ」が、自分で購入するのではなく、彼氏(旦那?愛人?)に対して「おねだり」をする機能を付与し、あえて彼氏を経由して(男性に)購入させる、という作戦。
- 女性が下着を選び、「おねだり」をすると
- 彼氏のメール(主に携帯)へ、「おねだりメール」が送られます(画像で下着が見れます)
- メールを受け取った彼氏は、当然色々な想像を膨らまし・・・
- メールのリンクをクリックすると、サイトを経由せずそのまま購入フローへと進みます
- 80%近い確率で、セクシー(?)下着を購入してしまいます
敢えてフローを増やすことで、検討から購入へとフェーズが移った瞬間にターゲットを確度の高い方へ移してしまう仕掛けです。
しかも、男が下着を選ぶ余地が全く無いため、購入までが一直線。
コミュニケーションの流れを瞬時に切り替えることが可能であり、かつパーソナルなつながりのある「携帯」のデバイス特性を最大限に生かした施策ですね。
※80%近いコンバージョン率を達成した、Triumphの恐るべき「おねだり機能」~Feel Like A Follinstarより抜粋(部分略)
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これはズルいでしょ~。これはズルい(笑)!
まあ、彼女とか奥さんからのメールかどうかはこの際別問題であるが、カワイイ女の子から、ケータイに下着の「おねだり」が来たら、これはもうコンバージョン率は100%でしょう!男としては。
つーかそして、「おねだり」という言葉には、どうしても甘美かつロマンの響きがあるよな。
これはすごいなーシカシ。ある意味ギリギリであるよ。。。
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それじゃあ今日も俺は、愛するあの子のために働こうではないか!な月曜日!
2009年も下半期突入!ガンバリマショウ!!!
※下着ネタで、ROCKETWORKSは第6期に突入の本日です。いつもウェブサイトご訪問、ありがとうございます。