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シェアしたくなる、気持ち。
2009.07.13|iwamura
こんにちは。kawaiです。
今日は、先日のカンヌでバイラルアド・シルバーを獲得したばかりの「The T-Mobile Dance」をご紹介します。かなり有名ですので、既にご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
リバプール駅に100人のダンサーを仕込んで実施したバイラル企画。注目していただきたいのは、「事件」を観ている一般の方のリアクションです。
携帯電話でカメラを撮る人もいれば、デジカメでムービーを操作する人も。その場で電話して目の前の状況を伝える人までいます。みんな、インスパイアされ、その感動を誰かにシェアしています。
物質的な満足が充分に満たされる現在、人間は何を求めているのか?その答えが「人生のシェア」であると、T-MOBILEが言っているように聞こえました。
ところで、その「シェア」を実現しやすくするツールは一体何でしょうか?そう、SNSです。「SNSの日記更新が飽きちゃった」って方は、参加スタイルを変えてみてはどうでしょうか?コメントの書き込みだけでも、充分にこの「シェア」は楽しめるはずです。
誰もがコミュニケーションの「素人」な時代。ぜひ、楽しんでいきましょう!
なんだかなあ・・・
2009.07.03|umiushi
「矢口真里の挑戦に地味に対抗するしょこたん」とか、
「カキの殻剥きがダガーナイフな件」とか、
特に後者は笑い事じゃないんだけど、「あらまあ」とか「なんだかよく分からんがまあがんばれ」と言って済ませそうなニュースの一方、
なんだかなあ・・・な一報がこちら。
<免許証>女装して妻名義で再交付申請の男逮捕 借金のため
カツラやハイヒールなどを身につけて女装し、妻(53)の免許証の再交付を受けようとしたとして、埼玉県警鴻巣署は1日、同県川口市安行、自称警備員、石 田勝明容疑者(49)を私文書偽造・同行使、詐欺未遂の疑いで逮捕した。同署によると、石田容疑者はギャンブルや飲食で消費者金融から約500万円の借金 をしており、「妻の免許証を使って新たに借りるつもりだった。妻には無断でやった」などと供述しているという。
逮捕容疑は1日午後1時5分ごろ、同県鴻巣市鴻巣の県警運転免許センターで妻になりすまして「運転免許紛失・盗難てん末書」などを提出、妻の免許証の再交付を申請したとしている。がっちりした体格であることなどから女性職員が怪しんで署に通報した。
(画像と本文は関係ありません)
自称警備員って、自宅警備員のことじゃないのか。オレが言うのもなんだけど、
鴻巣署によると、石田容疑者は身長約160センチ。当時、化粧をして肩まである女性用のカツラをかぶり、黒いTシャツにミニスカート姿だった。ストッキングとハイヒールにネイルアートまでしていたという。
そのエネルギーで働けよ、と。
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そういや少し前、息子に成りすまして受験して2秒でバレたオッサンがいたなあ、と思い探してみたらありました。
この父親は大阪府豊中市の配置薬販売会社社長(54)(つまりは置き薬の会社ね
)で従業員でもある息子(20)になりすましての受験でしたが・・・・
本当はストレートヘアに眼鏡の社長、今回は息子に似せるためにわざわざ髪にはパーマをかけ眼鏡をはずして用意周到・準備は
顔を見られないように机に顔を近づけて問題を解いていましたが試験官にチェックされ替え玉受験が発覚(年齢が違いすぎるよね~)
即座に退席処分となり「有印私文書偽造・同行使罪」で告訴される見込みです父親は昨年8月の第1回目の試験で合格済みでしたが「社員である息子にも資格を取らせたかった・息子には相談せずにやった」と罪を認めています
(お気に召すまま気の向くまま さんより)
なんだかなあ・・・
SF作家の山本弘さんが、事実は小説より奇なり、の例として
「もし作品中で『バケツで濃縮ウランを汲み出した』なんて書いたら、『そんなわけあるかい』って言われるに決まってる」
みたいなことおっしゃってましたが、だよなあ。
「妻の免許証を再交付してもらうため女装して警察署来訪」
「ドラ息子の替え玉で精一杯若作りして受験」
なんて、文章にするとドリフの台本ですよ本当。
島歌のハナシ~沖縄戦から64年~
2009.06.25|iwamura
沖縄戦が終結した日から、2日経ってしまいましたが、今日になって発見したので、アップ。
THE BOOMの「島唄」の一部が、沖縄音階ではなく、日本語音階であることについて、触れていました。
…THE BOOMの名曲「島唄」(宮沢和史 詞・曲)の旋律は、沖縄音階(ドミファソシド)で書かれています。しかし、曲の途中で、沖縄音階でない、日本のヨナ抜き音階(ドレミソラド)が出現する箇所があります。
ウージの森で あなたと出会い
(ドシラドミソミ ミレドレドラソラ)
ウージの下で 千代にさよなら
(ドレミミソラレ ミレドドレミレ)というところです。私は、突然ここで沖縄音階が姿を消すのはなぜなのか、ずっと疑問に思っていました。それが、最近読んだ新聞記事で氷解しました。
〈うたの旅人〉海を越えた魂 ザ・ブーム「島唄」 (asahi.com)
上に掲げた歌詞は、太平洋戦争末期、沖縄戦で起きた「ガマでの集団自死」を暗示しているというのですね。
「彼らを死に追いやったのは、当時の日本の軍事教育。沖縄音階では歌えない」
という判断で、ここだけはわざと日本風のメロディーにした、と。
※フェルマータ/「島歌」に沖縄音階が一部使われていない理由 より抜粋(部分略)
なるほどと。
音楽や、映画や芸術というものは、メッセージであるなと。
皆の心に、残る唄には理由があるのだと。そう思いました。
asahi.com(上記リンク踏んでください)には、歌った宮沢さんのコメントも載せられており、世界に広がった「島唄」について
「自らの意思とは違う死に方を選ばざるを得なかった多くの魂が、空へと舞い上がり、海を渡っていったのだろう」
と、おっしゃられております。
かく言う小生も、映画「男たちの大和」を見終わった後、ひとり新宿の街を歩いていて、ちゃらちゃらした若者のたむろっぷりを見(自分も含めて)、「テメエら。。。」と、やるせなくなったことを思い出しました。
一昨年、沖縄に初めていったときも、ひめゆりの塔と、平和祈念資料館にひとり、足を運びました。
スキューバダイビングもいいと思います。お金を使うこともとても大切です。
なにより、みんなが笑っている幸せな現在こそが、先人のみなさんの供養になると思いますから。
ただ、笑ってるばっかりじゃなくてさ!とか、おかしいこといっぱいあるぜ!って、思っている人がいるとしたら、ひょっとしたら、沖縄戦は、まだ終わってないのかもしれませんね。
がんばれよ潘基文もよ~(若干とばっちり)。
でも、俺もがんばらねえとな。命かけて、「みんなのために」ってツッ込まねえとな。
今日も、熱いですけれども、がんばりましょう。
野口健さんがカッコイイから知ってほしいです。な件。
2009.05.28|iwamura
山で自分の出したうんこも持って帰れ!という、やややりすぎ感のあるニュースが入ってきたのだが、今日は、富士山、エベレスト清掃登山を行う、野口健さんについて書こうと思う(これトップページオープニング超かっこいいな)。
※ちなみに、彼の著書では、これが一番アツくて面白かったです。
ヒマラヤの8000メートルを超えるところへゆくと。
もう自分を守る人間は自分しかいなくて、自分で生きて帰ってこなくてはならない。
ロシア人とアメリカ人の夫婦が、エベレストに登った。8000メートルを超えたところで、奥さんが動けなくなった。
「あなただけでも登頂して。」
旦那は一人で登頂したわけだが、帰りに奥さんを連れて帰ろうとするが、もう凍傷で、奥さんの脚は動かない。
彼は最終キャンプまで戻って、温かいお茶を持ってきて、奥さんを励まし、足も揉んだ。しかし、彼女は立てなかった。意識はしっかりしているのに。
無線での2人のやりとりは、ベースキャンプのスタッフまで、全員に聞こえていた。しかし、吹雪の中、誰も助けにいかれない。
旦那は、飛び降りた。
その夜、奥さんの声も、聞こえなくなった。
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8000メートルってそういう、ところみたいです。6000メートルを超えると、空気が薄く、ヘリコプターも飛べないみたいです。
そんなところでゴミ拾われたら、しょうがねえな。3000メートルでした自分のクソぐらい、文句言わずに持って帰るかと(まあ、賛否はあるとおもうのですし、それでいいと思います)。
さて、そんな8000メートルで清掃登山を行う野口さんですが、つい先日、ヒマラヤから帰国されました(ブログでも書いてらっしゃいますね)。
毎回、「行きたくない」って思われるみたいです。命がけですからね。でも、その度に「また行きます!」と言ってしまって、自分を鼓舞する彼がスゴイな。
彼が、清掃登山について語っているので、ちょっとYouTube(3分05秒ぐらいからが熱いです)で覗いてみましょうか。
これ結構凄いことを言っていて彼。
「シンボルを徹底的綺麗にする。そうすることでそのムーブメントが必ず全体に波及する。」
世界のトップを、日本のトップを、徹底的に綺麗にしようじゃねえか。という彼の想い。完全なるトップダウン。頭とってやるぜ!という彼ならではの男くさい環境活動のやり方が、なんともかっこいいなー。ひょうひょうとしてるけど、相当この人強いですよ。
さまざまなネタを、ビジネスや私生活に結びつけるのは小生の悪い癖であるけれども、まずは自分の一番大事だと思うところから徹底的にやっつけて、意識を変えるって大事かもしれませんね。
さてそれでは最後に。
清掃登山でシェルパ(地元の「山の案内役兼ポーターさん)を3人亡くされている野口氏。
活動を続けること、世界のトップから、地球全体を美しくすることの他に、シェルパ基金、マナスル基金の設立も行いました。7大陸最高峰上っただけじゃ終わらないところが、凄い。
彼なりの責任の取り方なんだろうなと思う。辛いだろうなと思う。それでも、人に何を言われても、たとえ火だるまになっても、自分の道を突き進める人間に、ぼくもなりたいです。
もうすぐごみゼロの日(5月30日)になりますが、ちょっと早めに、環境ネタについて書いてみました。
新型インフルエンザに対する日本の反応について
2009.05.25|iwamura
新型インフルエンザに対する日本の対応に関して、そろそろ自社のブログだしひとこと言っておくか。
誤解を恐れず言ってしまうと、もうハッキリ言ってこれはもう、「ネタ」ですね。
連れの会社が(接客業だが)マスクを全社員がするとか上から命令下りてきたそうだが、もう「異常」を通り越して「ネタ」。超迎合じゃんマスコミに。視聴率アガるからやってるだけでしょ(それだけじゃあないけどねもちろん)。会社命令とかそこまで行っちゃうと集団ヒステリーでしょ。
もちろん「感染はさせませんよ」的なスタンスや見せかけは大事だが、「自分の脳みそで考えずに」そんなことをやってる会社や人間がいるから、「ウチの子に伝染ったらどうすんだ!」とか言われて、校長が泣いちゃったりするんだよ。アホかと。
アメリカやドイツに住んでる人のブログなんかを見ると、その辺はもうリアルに「おかしいでしょ」と。
でもねー、そもそも超過死亡の概念によると、インフルエンザが関係して、日本国内だけで1万人以上亡くなってる年とかザラ。あのさー。
※社会実情データ図録より抜粋
もちろんね。今回のは「新型」だから、予防方法や、今後の突然変異的なウィルスの成長や強さがまだわからない。だから疑心暗鬼になるのはいたしかたない。でも、「疑心暗鬼すぎて、彼女を殺した犯人を階段から突き落とそうとしたら、それが自分の彼女だった系」の悲劇も避けたいんです(この話ですね。知ってますか(ゲキコワ))。
俺は個人的にオカシイのだろうか。
海外に行くのは罪になってしまうのだろうか。
周りに言ってみても、「そうは言っても、自分もかかりたくはないしさー。」っていう答えにもならない答えが(そりゃ当たり前だろが)返ってくるばかりで、昨今ずっとイライラしていたところなのだが。
京都大学がふつーに言ってくれてました。超スッキリした。
本学においては、今回の新型インフルエンザへの対応のため、感染症対策会議およびインフルエンザ対応専門家グループを設置し、医学的、生物学的見地をふまえ対応方針(最新の方針は平成21年5月20日付け第4版)を決定してきたところです。
今回の、京都市内においての感染確認をふまえ、上記対策会議等で検討の結果、本学においては、現時点においては、通常どおりの授業を行うこととします。
休校はしねえと。
そして以下。
不幸中の幸いというべきか、毒性は強くありません。しかし、持病のある場合や妊婦では重症化するおそれもあります。また、秋以降に強毒化する可能性も懸念されています。
このインフルエンザに効くワクチンは当分ありません。発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。
これこれ!ココ大事!
かかると免疫ができるの!
これさー、人間が生きていく上でも、一番大事なことじゃなかったの?
失恋が怖くて「もう恋なんてしない」とか言ってるのと、もうレベルが一緒ですよ、今の騒ぎ方は。
この辺の話は、こないだ看護婦である妹ともしていて、「まあ医療関係者が言う話じゃないかもしれないけれど」と、彼女は言っていたが、医療関係者だからこそ言っていいのだ。言うべきなのだ。
インフルエンザにかかったことないヒトなんていないでしょ。もちろんあのつらさも知っているけど、だからといってかかった人を差別的に非難したりする権利がそいつらにあるのか。よしんばもしその権利がそいつらにあったとしても、そいつらには「愛がない」か、「馬鹿」かのどっちかとしか俺には思えないのだが。
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なんだか「朝から失礼!」な月曜日(笑)。
でも、「自分で考えて」「自分が正しいと思うことを」行動で示せる5月最終週にしたいのであります!