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「日本のポップパワー発信10策」ってなによ?

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2013.04.09|iwamura

ということで「日本のポップパワー発信10策」を提唱するのは中村伊知哉せんせいその人であります。

蝶ネクタイがカッコいいですね。

日本のポップパワー発信10策
http://blogos.com/article/59692/

そしてここに我らがやまもといちろう先生が果敢に切り込まれております。

※以下引用

中村さんの話を全否定しているように見えるかもしれませんが、基本的な私の考え方は「アイデアを出すのは構わないけど、民間から出てきた自然発生的なアウトバウンドを支援するという話以上の関与を政策で行うのは望ましくないんじゃないか」という話です。

>[1] 主要国首脳会議、World Economic Forumその他海外首脳の集まる会議において、ポップカルチャー宣言を首相が表明するとともに、ポップカルチャー政策を一元的に推進する機関を設立し、民間から登用する長官が世界中を渡り歩く。

恥ずかしいからやめてください。

しかも、ポップカルチャー政策を一元的に推進する機関は、どのような予算と権限で何をする窓口になるのでしょう。

>[3] アジア、南米等の新興国向けにポップカルチャー専用のテレビ3チャンネルを編成するとともに、同番組を世界にネット配信する。

素朴な疑問なのですが、これはどこの資本でやるのでしょうか。

経産省や総務省がファンドを組んで~ という話なら、それはNationalization、国家による放送の占拠という話に他なりません。むしろ、海外のポップカルチャー番組のプロデューサーが日本製番組を買いやすくしたり、先方の法律で扱いやすいようなガイドラインを作ればそれでいいんじゃないんですか。

>[5] 初音ミク、ピカチュー、ガンダムなどのキャラクターについて国際ネット投票を実施し、上位5名をポップカルチャー大使に任命し、Facebookやtwitter上で多言語観光キャンペーンを打つ。

これは誰が見るんでしょうか。届く層はどの辺なんでしょうか。どういう効果があるんでしょう、この施策で。

>[7] 映画、放送番組、音楽、アニメ、マンガ、ゲーム、デザイン、7種のデジタル・アーカイブ構築を推進するため、著作権制度等の特例措置を講ずる。

これはいいんじゃないでしょうか。例外を設けずに進めていくぞということであれば賛成なんですが、これはポップカルチャーとは本来無関係の、日本の文化・芸術全体に対する施策ですよね?

>[10] 京都、沖縄などの地域やコミケ、ニコニコ超会議、沖縄国際映画祭などのイベントを10件、国際ポップカルチャー特区として認定し、二次創作や税制等の特例措置を講ずる。

なんで特定地域や特定事業者の話になっちゃうんでしょう? 誰に対する配慮ですか?

>[20] 海外及び国内の20大学に日本ポップカルチャー講座を開設し、アーティストを講師として派遣するとともに、その場を利用してアニメ、ゲーム、音楽などを創作するワークショップを開催する。

このレベルであれば民間でGDCやCEDECその他イベントをやってるので、薄く後援してくれればそれでいいんじゃないでしょうか。

[30] 30本の人気アニメの権利を開放し、世界中のアニメファンに日本のPRビデオを二次創作してもらう。

アイデアとしては良いのかもしれませんが、税金使ってやることでしょうか。

[50] アニメやゲームの制作力に基づくデジタル教材を50本制作し、途上国にODAで情報システムとともに提供する。

もはや、アニメやゲームの素材制作において、フィリピンやベトナムは主戦場になっており、いまさら教材といっても周回遅れの感は否めないです。

[100] 日本を代表する100人のクリエイターのメッセージ動画を配信する。

税金使ってやることでしょうか。

[1000] 正規コンテンツ配信サイト、アーティストのブログ、問題のないファンサイト等1000サイトを選定し、無償で英中西仏葡の翻訳を付して発信する。

問題のないサイトの選別は誰がどうやるんでしょうか。翻訳コストも含めて、運営に費用がかかりすぎるのではないでしょうか。どうやって閲覧者を呼び込むんです?

一応、対案として、もしも私がコンテンツ産業の中からポップカルチャー支援策をまとめなければならないということであれば、絶対にやりたいことを列挙してみます。

■ 知的財産権管理徹底のためのWG設置

もちろんファンサブやプレイ動画といった日本文化の海外展開で浸透している部分はありますが、著作権の点で問題となっている部分も多く、割れやパクリといった問題は続発しています。

日本発のクールなコンテンツがしっかりと日本の制作者へ資金還元されるように、問題となりそうな国や地域の著作権の状況を確認し、日本の想像力が互恵的な取引に結びつくような方法を考えて欲しいと思います。

■ 二次利用、情報発信のための著作権関連の法律整備

発信者は民間であったほうがいいと思います。そこに国や役人の関与があるとぶっちゃけダルいです。

その民間からの発信が、制度上、法律上、慣習上の妨げを受けないよう、国が理解をして進めてくれればそれで充分です。「踊ってみた」「歌ってみた」における音楽の著作権(JASRAC等対策含め)や、CCの扱い、二次利用に対する収益の分配方法など、法律やガイドラインさえあればもっと発信できるのに、という方向で考えてもらったほうがいいと思うのです。

っていうか、アウトバウンドとか言ってますけどそれってマーケティングですよね。そんなの役人が音頭取ってどうするんですか。

■ 発信すべきもののレーティング組織を作る

考え方はまったく正しいと思います。ただ、文化差はちゃんと考えて欲しいです。

[引用]
●考え方

 その際、子ども+大人、アマ+プロ、伝統+現代、科学技術+文化、ハード+ソフトという日本ポップカルチャーの特徴を活かしつつ、平和を志向し、宗教色が薄く、無国籍的な日本ポップカルチャーの潜在的な魅力を共有するよう努める。

ただ、もうガンダムだ初音ミクだ、すでにカネになってるものを発信するんだと言われても意味がないでしょう。利権の匂いしかしないです。

日本のコンテンツを海外に売るにあたって、児童向けや漫画以外がなぜ好まれないかというと、文脈に乏しいからです。無意味にエロかったり、残虐だったり、日本の学園モノとか彼らはまったく共感しません。肌の露出などもそうですが、児童ポルノ扱いされるようなコンテンツに「クールジャパン」のラベルを貼って、映画祭だ特区だって、それは英語圏の人たちから見えればエロ祭りですよ。日本人からすれば、萌えだ何だとブヒブヒ言ってて、大人が見て「キモいなあ」と言ってれば済みますけど、お前らの言っているクールジャパンの結構な割合は児童ポルノ紛いと思われています。

だから、ちゃんとレーティングしてね。

※ 私は児童ポルノの専門家ではありません。

※ クールジャパンコンテンツネタ周りでは、やまもと先生このへんのエントリも熱くて必読です。秋山先生はともかく、もしドラがなあ。。。

やまもといちろうブログさんより

極論にあえて極論とやまもと先生おっしゃられるように、極論です。

また、まっとうなことだけでカネが動くのかという資本主義のカルマもまたあり、難しいところです。

ただ、こうした議論が積極的に行われることは、それに関わる人間の世界にとってみれば熱くやりがいのある世界への変貌であり、歓迎すべき事実ではあると思います。

週明け、そろそろトップギア入ってくる火曜日。

本日も励みたいと存じます。

 

新概念「SNEP」の現状とは…?!

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2013.02.27|nakano

こんにちはnakanoです。

 皆様、「SNEP」(スネップ)という言葉をご存知でしょうか?


あまり耳に慣れない言葉かと思いますが、
新概念として、今ネット上で話題になっております。

 先にこちらをご覧下さい。

 
 
厚生労働省より発表されております「ニートの数の推移」

 ニートとは…

「Not in Education, Employment or Training」の頭文字をとって、「NEET」

こちらはよく耳にする言葉かと思いますが、
本来の意味としては、
15〜34歳の若年層の非労働力人口の中から学生と専業主婦を除く、求職活動に至っていない者。
俗にいわれる家事手伝いは、厚生労働省の定義では、ニートとされないようです。
 

 

【雇用者(役員を除く)】

・雇用者(役員を除く)(5173万人)のうち,正規の職員・従業員は3330万人と,前年同期に比べ5万人の増加。
非正規の職員・従業員は1843万人と,前年同期と同数。このうち労働者派遣事業所の派遣社員は10万人の増加

【完全失業者】

・完全失業者(263万人,前年同期に比べ19万人の減少)のうち,失業期間が「3か月以上」の者は183万人と,21万人の減少。このうち「1年以上」は103万人と,19万人の減少

【非労働力人口】

・非労働力人口(4543万人,前年同期に比べ18万人の増加)のうち,就業希望者は405万人と,46万人の減少。就業非希望者は4049万人と,72万人の増加。このうち「65歳以上」は73万人の増加

 

私は、このデータを見て先ず、

「就業非希望者」とは、一体何?!という疑問が湧きました。

就業希望者が46万人減少…に伴い、72万人増加している「就業非希望者」
簡単に言ってしまうと、
「適当な仕事がありそうにない」ため求職意欲が低下したとみられる者
との事。

 欧米では、この「ニート」という呼び方はせず、「社会参加困難者」とされ、差別用語のひとつだと社会問題になっていましたが…

 
冒頭のお話に戻りますが、
「SNEP」という言葉、
これは、「Solitary Non-Employed Persons」(孤立無業者)から取られた言葉で、
「一人ぼっち+ニート」=「SNEP」
そう呼ぶ方も少なくないようです。

 

Amazon様より

 

『ニート -フリーターでもなく失業者でもなく-』

 こちらの著書や、その他、『子供がニートになったなら』などの著者である玄田有史氏ら東大教授による

2012年半ば頃から提唱されていた造語のようで、
基本概念としては、
「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚者。就業していない。家族以外の人と2日連続で接していない」
人々の総称を指して呼ぶようです。

 

 スネップは総じて社会から距離を置いた生活を送っていて、「テレビの視聴時間等や睡眠時間が他の無業者に比べて長く、家族を含めた誰とも一緒にいない一人型の孤立無業ほどその傾向が強い」
「電子メールなどインターネットの利用も少なく、パソコンゲームやテレビゲームの利用頻度も特別に多いとはいえない」
「過去一年にスポーツ、旅行ボランティアなどを一切経験していないことも多い」といった特徴が見られるという。

どんな人がこの「SNEP」になりやすいのかというと、
性別:男性
年齢:30代以上
学歴:中卒ないし高校中退(専門学生はなりずらい傾向)
男性は「自立」への強い社会規範がある為、それがかえってプレッシャーになり、陥りやすいと考えられています。

総務省統計局の「社会生活基本調査」の集計によると、
この「SNEP」は、2006年時点で既に100万人を超え、過去10年間に45万人の増加を見せているという事です。


反してこちらの著書は、「ニートの歩き方」
必要最低限の収入があれば幸せに暮らせるじゃないか…
そんなにお金を稼ぐ必要があるのか…?という、
日本では、まだまだ新しい考えですが、
全員足並揃える事はない、と個性を謳う著書ですね。


ただ、近年、若年層の孤独死が問題視されているように、
「NEET」とはまた別の「SNEP」は、
「就業意欲」ではなく「生命欲」の減退に繋がりかねない大きな問題だと思います。

これからは、「NEET」ではなく「SNEP」が社会現象として問題となる時代なんでしょうか…


孤独を抱えてなかなか外に出ることができない方に、
とてもオススメな映画

※『369のメトシエラ』公式サイトより

 

369のメトシエラ

人と関わりを持たずに生活していた主人公が隣室の老女と出会うことで、変わっていく姿を描いた人間ドラマです。
孤独の寂しさや汚さよりも、美しさの際立つリアルな現代ファンタジーになっています。

一度ご覧頂く事も、一歩外に出るきっかけになるかもしれません。


ありがとうございます。

新作映画公開! アニメ放送禁止?! 今も話題のドラえもん

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2013.02.21|nakano

こんにちはnakanoです。

 

前日の内容に引き続き、本日も近日公開のアニメ映画をご紹介させて頂きます。

 

※画像 テレビ朝日 様より

 

皆さん、ご存知のドラえもんです。

アニメ放送から今年40年目になると思いますが、

長く幅広い層に深く愛されている作品です。

映画だけでも30作品を超え、

去年の9月3日には、「ドラえもん生誕100年前」とされ、

併せて色々な記念イベントが行われていました。

 

そして、今年公開となる映画がこちらです!

 

 

ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)

ドラえもんの映画は沢山観ていますが、

その中でも今回の作品は、大変期待しています!

 

ストーリーは、

 

 

昼寝をしているドラえもんの鈴が、怪盗DXによって盗まれてしまうところから始まります。

「シャーロックホームズセット」で調べてみると、

未来にある「ひみつ道具博物館」に手がかりがあることを知り、

みんなで向かいます。

 

 

そこは、全てのひみつ道具が展示されてある博物館。

そこで、沢山のひみつ道具が盗まれていることを知り、冒険が始まるんですね!

お、この画像は…

ドラえもんのひみつ道具のひとつ、「どこでもドア」の原型です。

 

今回、音楽を担当するのは、「Perfume(パフューム)」

 

 

タイトルは「未来のミュージアム」

今回の作品にピッタリですね!

 

 

ジャケットもコミックス仕様になっており、とっても可愛いです。

 

どんな人でも一度は憧れたドラえもんのひみつ道具が沢山出てくる今回の作品、

誰でも知っている「どこでもドア」など有名なひみつ道具の歴史を見られたり、

あまり登場しないレアなひみつ道具の再登場や、画面に見切れているのではないかと、

根強いドラえもんファンも食い入ってみる事間違いなしです!

 

「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」は、

3月9日~ 全国ロードショーです!

私も是非観に行きたいと思います!

 

※以上画像 ドラ映画公式サイト 様より

 

そんな今も昔も大人気のドラえもんですが、

数ある海外展開の中で今、

「放送禁止」となった国があり、話題を呼んでいます。

 

アジア圏では大きく広まっていますが、

ブラジルやアルゼンチンのある中南米、リビアやサウジアラビアのあるマラビア圏、

ロシアやイスラエルなど、数多くの国でアニメの放送が行われ、

スペイン語やカタルーニャ語などの5言語で翻訳された本誌の出版も人気を博しています。

 

アメリカでのドラえもんの放送が、難しいのは良く聞かれる話ですが、

単に、のび太君の性格があまりに依存性が高すぎ、児童の教育上問題がある…というのが理由のようです。

ですが、よく考えてみると、のび太君の性格は日本、ドラえもんがアメリカ…という何とも的を得た意見をおっしゃる方もいらっしゃるので、

複雑な気分です…

 

しかし今回、放送禁止で話題になっているのは、バングラディッシュなんです。

 

バングラデシュからの報道によると、同国政府が「ドラえもん」のテレビ放映を禁止することが19日までに分かった。ドラえもんはバングラデシュの子どもたちにも大人気だが、ヒンディー語で放映されているため、公用語ベンガル語の学習の妨げになると考えた。

同国の情報相は国会で「子どもたちの学習環境がドラえもんによって妨げられることを望まない」と表明。国内のテレビ局に対し、放映禁止を通知した。ドラえもんの人気が高すぎて、子どもたちがベンガル語ではなく、ヒンディー語で会話することが社会問題になっていたという。

アジアの新興国では、ドラえもんなど日本のアニメが強い支持を集める。特に漫画家コンビ「藤子不二雄」のキャラクターは人気だ。

インド・ニューデリーで今月開かれたアニメのイベントに参加した米国の出版関係者は、藤子作品について「子どもに限れば、本国日本よりアジアの方が人気があるのではないか。経済成長を続ける国で受け入れやすいストーリーなのかもしれない」と指摘した。

日刊スポーツ.com 様より

 

人気がある為に、放送禁止になる。

これでは子供達はかわいそうですね…

悪影響を与える…といったアメリカの意見とは違い、

私にはヒンディー語の学習にも繋がる好印象を抱きますが、

その国々によって、捉え方は様々ですね。

 

ドラえもんがもし英語を話し始めたら、

今の子供達の英語能力は上がるんでしょうか…

 

そんな事を考えながら、私は新作映画を楽しみに待ちたいと思います。

 

ありがとうございました。

女性のBOZE問題と、体罰とかそのへんのあれこれ。

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2013.02.05|iwamura

ということで、手前味噌ではあるが、昨日の☆KAYA☆の記事は秀逸であった。

「BOZE IS SEXY」とする観点は、どのメディアでもあまり叫ばれておらず、たとえばコメント欄のumiushi氏のコメントを引用してみよう。

その昔わたくしが大学浪人していた予備校で,美大コースもあって「おっ」と思うような美形の女子受講生がいらしたのですが,その子がある日丸坊主で登校してきまして,別に面識があるわけでもないのにうろたえた記憶がよみがえりました.
思うにそれ以来,女性の丸坊主は,ちょっと自傷行為と区別のつかない雰囲気もある危うさも含んでいるのがまた,危険な魅力なのかと思っています.個人的には昔なつかし「西遊記」の玄奘三蔵を演じた故夏目雅子も,あの頭巾の下は丸坊主であって欲しい気もします.

BOZEに限らず、ボーイッシュな女子を支持することの多いiwamuraと致しましても、わかる部分が大であります。

峯岸みなみさんのケースは、ある意味、「仕事」である以上、誹謗中傷こもごも受け止めることが問題提起であり、宣伝行為であり、というところを考えてみた場合、まあたとえばナチスによる暴力を思い起こさせるとかいろいろおっしゃる方もいらっしゃいますが、アレはやっぱり(youtubeはもはや削除されておりますが)泣いていたのがまずかったんだろうなと思われます。

さて、一方の柔道女子代表監督の件。

角界に続け! とばかりにスキャンダラスな話題を振りまいております我が国の柔道界ですが、なんでも暴力指導を巡って告発が天を轟き、呼び出された空に舞う龍が東京五輪を粉砕せんばかりの勢いとなっております。

何が一番面白いって、谷亮子です。

谷亮子議員 監督留任は「賢明な判断」
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130131-1079064.html
園田監督辞任 暴力も「死ね」も認めた
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20130201-1079346.html

同じ日刊スポーツであるにもかかわらず、谷亮子が監督のことを庇った直後に監督が暴力沙汰を認めて自ら辞任という、まさに流れ落ちる滝のような予定調和でありまして、虹まで出ている感じで美しいです。

谷亮子氏「私は暴力受けた経験ない」 再発防止策求める
http://www.asahi.com/national/update/0131/TKY201301310106.html

まるで田村亮子時代も含めて現役の頃は暴力沙汰がなかったとでも言わんばかりの物言いが素晴らしいのですが、当時出ていた『噂の眞相』では谷亮子自身がその練習で結構なことを相手にやらかしていたことが告発されるなど、彼女だけの責任ではないにせよ触れないほうがいいことがたくさん転がっているように感じられるわけです。

やまもといちろうブログさんより抜粋

基本的に、暴力とか体罰はだめだとは思います。

だめというか、時代遅れなんでしょう。「昔は大阪まで歩いて10日かかったのだ!だからお前らも歩け!」と言われましても、という事なんだと思います。

ただ、イイセン逝ってるよなあ東スポさん、と思った記事が下記。

新日本プロレスのキャプテン・ニュージャパン(30)が先輩・永田裕志(44)が行っていた“体罰”を告発した。

連日の報道に触発され、キャプテンは暗い過去を思い出したのか?かつて新日プロでデビューした平澤光秀(プエルトリコで行方不明中)が永田からひどい体罰を受けていたことを公にする。

「リング上でビンタ、控室で殴る、そこに愛があればいい。だが、あれは青義の名を借りた体罰。ひどい時には試合中にまでビンタされたり、プロレス技を仕掛けられたり、腕を固められ身動きを取れなくされた上、体の上で白目になられるなど精神的苦痛を味わった…。過去の出来事として風化させずJOCに訴えたい」(キャプテン)

東スポwebさんより

まあ、この辺が格闘技の難しさというか。

サッカーや野球での体罰は100%否だと思うんですよ。

ただ、プロレスや柔道、あるいは空手という、いわゆる相手をやっつける、叩く、蹴る、投げる、極める、といった技で勝敗を決する「格闘技」において、その練習過程、訓練課程における、例えば「組手」とかの立ち位置や、スパーリング的なものをどう定義づければいいのかと。

もちろん、組手やスパーにかこつけてのいじめや体罰ってありそうでもあるのですが、これはほかの競技やいわゆる「すぽーつ」とは一緒にできない側面も歴然とあると思うわけです。

以前、亡くなった格闘家アンディ・フグの練習について書きました。殺人的で非科学的に見えた彼の練習は、しかし、本人に言わせると必要なこと、だったのです。なぜならば、空手とは痛みに耐える競技でもあるから──。スポーツのトレーニングに慣れた人間の目からすると、彼がやっているのは罰そのものでした。

柔道は、痛みに耐えなくていいのでしょうか。

迷っています。スポーツではなく武道だった柔道にも、完全なるスポーツの論理を持ち込んでいいものなのか?(金子 達仁) – 個人 – Yahoo!ニュース

上記記事は読んでみる価値はあるでしょうね。

もちろん、体罰反対!をベースに書かれていらっしゃいますが、日本人にはうなずける部分も多いかと。

いずれにせよ、iwamura見解としては、「体罰は時代遅れ」あるいは「現代では非効率」だとしか言いようがない。

川島英五の歌みたいなカッコいい哀愁を帯びた時代遅れではなくて、本当にそうなんだろうと思う。

そういった意味での日本人の魂の脱戦後と申しますか、今年は流行語大賞にもなりそうなんですけれども、利益を追求するために厳しいチーム環境を是とする「ブラック企業」のあり方なんかにも影響を与えそうな「体罰問題」です。

でも、根本的に、日本社会全体の経済だったり、今の厳しい環境が何とかならない限り、少子高齢化の中で他国と張っていく上で、今後もこうした問題は頻発してゆくでしょう。そうした問題を解決するための「躍起になった結果の体罰/ブラック企業」であるとも考えられるわけで。。。

例えば、徴兵制なんかで兵役2年とか、3年とか潜ってくる他国の屈強な若者たちへ、当問題への意見展開を求めてみたい気もしますね。

ちなみに、小生の肉親で桜の代紋の会社にお世話になっているのもいるんですが、めっきり昨今は「体罰」と呼ばれるようなものはなくなっており「都民を守るために身体を張るべき」人間たちまでもが、「すぽーつ化」することについて、想いを馳せてしまう、如月の朝となっております。

現場からは以上です。

武道について。

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2013.01.27|iwamura

こんにちは!

inoueです。

 

ようやく、道端の雪も解け、

節分を迎える準備が始まります。

今年の節分の方角は、「南南東」ということで、

巻きずしを無言で丸かじりしたいと思います!

しかし、自宅からの南南東がどちらかわからないので、

意味がなさそうです・・・

 

さて、今回のテーマといたしまして、

「武道」の事について、書きたいと思います。

※画像は T-shirts trinityより引用

 

武道と致しましても、多くの武道がございます。

空手、柔道、剣道、合気道等、

恐らく、”道”とつくものはほとんどが武道だと思います。

武道とは、元々は武士道と呼ばれ、それが江戸時代後期頃から、

武術の事も指すようになったと言われております。

 

「武道」という言葉は江戸時代には武士道のことを指したが、江戸時代後期頃から武術のことも指すようになった。

明治維新によって武士身分が廃止され、武術は廃れ、武術興行などを行いなんとか命脈を保つ状態となった。このような中、嘉納治五郎柔術を独自に理論化・合理化した講道館柔道を開き乱取り稽古を盛んに行い大いに栄えた。これを参考に日清戦争直後の明治末から大正にかけて、これまでの技術が主となる内容ではなく教育的効用や精神修養を重んじる風潮となり[注釈 1]、日本の伝統的な戦闘技術である武術を精神修養としてのとし、学校教育に採用した。

その背景について、福島大学教授の中村民雄や筑波大学名誉教授の渡辺一郎らの研究によると、武術興行などを行い堕落した(とみなされた)武術と区別するために、教育的に有用である真剣な修行という意味で「武道」という名称を用いたのであるという。

wikipedia より引用

 

本来は、身を守るための術であります、

武術や武道ですが、

実は、私大学生の間、空手をやっておりました。

 

※画像は、スポーツクラブ・エスポより引用

 

高校生の時に、

当時テレビなどでも大いに盛り上がっておりました、

K-1や、PRIDEといった、格闘番組の影響で、

空手がしたい。と思い大學で始めました。

 

1933年(昭和8年)、唐手は大日本武徳会から、日本の武道として承認された。これは沖縄という一地方から発祥した唐手が晴れて日本の武道として認められた画期的な出来事だった。

1929年(昭和4年)、船越義珍が師範を務めていた慶應義塾大学唐手研究会が般若心経の「」の概念から唐手を空手に改めると発表したのをきっかけに、本土では空手表記が急速に広まった。さらに他の武道と同じように「」の字をつけ、「唐手術」から「空手道」に改められた。

大日本武徳会において柔道の分類下におかれていたこともあり、差別化のために取手(トゥイティー)、掛け手(カキティー)と呼ばれた柔術的な技法を取り除き、打撃技法に特化した。

沖縄から組手が十分に伝承されなかったため、本土で新たな組手を創作付加し、こうして現在の空手道が誕生した。

wikipediaより引用

 

現在の空手としても有名な、極真空手や、正道会館など、

フルコンタクトと呼ばれるものではなく、

”型”が中心の、空手を大學の部活ではやっておりました。

 

 ※画像はwikipediaより

 

本来、空手道は、型を何度も何度も繰り替えし、

鍛錬するものとされておりました。

型というものは、教える人、行う人によって、

解釈が無限に変化するため、難しいものです。

ですが、基本稽古と型を、長年やり続ければ、相当な実力はつきます。

それから、優秀な指導者のもとで学ぶという事も、重要です。

たまに、何故空手をしているのか。何の為にしているのか。

と考えた事がありました。

 

そんな時、宮本武蔵という剣豪を描いた、井上雄彦さんの

バガボンド

※画像は amazonより引用

 

という漫画を読んでいた時に、

ふと目に留まった、一言、

 

「いかに鞘から抜かずにおくか そのために我々は死にもの狂いで剣を振っとるのだ 」(by柳生石舟斉)

 

なるほど!と思いました。

自分の力量を、やる前に解らせてしまえばいいのか。

と、単純な私は稽古に励みました。

そして、最終的にたどり着いた、バガボンドのセリフの一つが、

こちら!

 

「強い人は皆優しい。」 (by沢庵)

 

いつも何かに迷ったり、考えたりするときは、

偉人や本のセリフなどから、

ちょっとしたアドバイスを貰ったりします。

 

バガボンドの名言集。

プップスーの紹介します 記事より

上記、2セリフ引用

 

やっぱり、空手は楽しいものなんですよね。

 

最近では、文部科学省が、

全国の中学校で、武道を必修化にしました。

 

文部科学省では、平成20年3月28日に
中学校学習指導要領の改訂を告示し、
新学習指導要領では中学校保健体育において、
武道・ダンスを含めたすべての領域を必修とすることとしました。
武道は、武技、武術などから発生した我が国固有の文化であり、
相手の動きに応じて、基本動作や基本となる技を身に付け、
相手を攻撃したり相手の技を防御したりすることによって、
勝敗を競い合う楽しさや喜びを味わうことができる運動です。
また、武道に積極的に取り組むことを通して、
武道の伝統的な考え方を理解し、
相手を尊重して練習や試合ができるようにすることを重視する運動です。
文部科学省HPより引用


体育の先生方は、ダンスや武道を、
学校が終わった後に、講習に行っているみたいです。



中学1、2年で必修の武道 教員対象に柔道講習会 和歌山

産経新聞 1月23日(水)7時55分配信

中学1、2年で必修の武道 教員対象に柔道講習会 和歌山

講習会で技を練習する体育担当の教員たち=和歌山市(写真:産経新聞)

今年度から中学1、2年生で必修となった武道の指導力向上を目指し、体育の教員を対象にした柔道の講習会が22日、和歌山市の県立武道館で行われ、教員たちは基本動作や技の指導を受けた。

体育担当教員の柔道の技能向上と指導法の習得を目指し、県教委が21、22の2日間開催。県内の中学、高校の教員15人が参加した。

講習会では、県柔道連盟の幹部が講師を務め、寝技や投げ技などについて実技指導。教員たちは、講師から「しっかりと正面を見て、動作をイメージして」などとアドバイスを受けながら練習を繰り返し、動作を確認していた。

橋本市立隅田中学の教員、久保雅秀さん(43)は「やればやるほど奥深さを感じる競技。しっかり学び、授業につなげていきたい」と話していた。

今年度から中学1、2年の体育で男女とも武道が必修になり、県内では柔道のほか剣道や相撲、なぎなた、合気道などが授業で行われている。剣道の講習会は2月に開かれる。

yahoo ニュース記事より引用

 

武道だけに関わらず、人に何かを教える。

というのはもの凄く難しいことであります。

私も最初は、この決定に、素人が教えていいものじゃない。

良い指導者を連れてきて、教えないと誤った方向に行ってしまう。

と思いました。

 

特に、武道は、技などを教えるだけでは決してありません。

指導者とは、読んで字のごとく、「道を指し、導く者」。

先生方には、大変でしょうが、

継続して、週に2回、もしくは1回でも通って頂き、

武道の楽しさ、そこから学べる色々な事を学び、

生徒さんたちに教えてあげてほしいと思います。

 

最後になりましたが、

合気道の塩田剛三先生

※画像は、合気道養神館HPより引用

 

が弟子に、

「先生、合気道で最も強い技ってなんですか?」

という問いに、その師範が贈った言葉で締めたいと思います。

 

※画像は Walk in the   spirit記事より引用

皆さんも是非、武道をされてみてはいかがでしょうか。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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