Mykoちゃん、Cたん


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宇宙太陽光発電構想☆ 

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2014.03.21|shiozawa

日本の国土の約25倍もあるアメリカ。

土地も日本と比較したらたっぷりあるはずですが、夢のような研究をアメリカは国家レベルで行っているようです。 

その方法はシンプルでエネルギーのことに興味がある人ならすぐにでも思いつきそうな手段☆

 

宇宙で発電、地球に伝送:米海軍が進める宇宙太陽光発電構想  2014.3.19

米海軍調査研究所(NRL)では、軌道上で太陽発電を行い、地球にマイクロ波で送電する技術を開発中だ

SolarEn社も、同様の発電を2016年に開始する計画だ。

米軍は、世界最大の石油消費者だ。石油価格が上昇しているなかで、米軍はより効率的な代替策を求めている。
米海軍調査研究所(NRL)では、軌道上で太陽光を捕捉して発電し、地球にマイクロ波で送電する技術を開発中だ。

こうした宇宙太陽光発電によって、多額の防衛費を節約できる可能性があるだけでなく、軍隊の移動や展開も容易になると期待されている。
NRLではこれまでに、異なる2種類の試作品を作成して試験を行っている。

ひとつ目の「サンドイッチ」モジュールは、すべての電気部品を2枚の正方形パネルの間に詰め込むという革新的な設計から名付けられたものだ。

上面は太陽光を吸収する光起電パネルになっている。

中央の電子システムでエネルギーが無線周波数に変換され、底面のアンテナから、地上の対象に向けて電力が伝送される。

最終的にはこのようなモジュールを、ロボットを使って宇宙で大量に組み立てて、1kmに及ぶ非常に強力な人工衛星を形成する構想だ(NRLの宇宙ロボット工学グループは、すでにそうした汎用ロボットに取り組んでいる)。

 

ふたつ目の「ステップ」モジュールは、サンドイッチ式の設計の一部を修正して開くようにしたもので、オーヴァーヒートせずにより多くの太陽光を受けることができるため、効率がさらに高まる。

<サンドウィッチモジュール と ステップモジュール>

引用:Wired.jp

 

確かに、宇宙で発電できれば作る場所も地球上ほど気にする必要がありませんし、より強い太陽光のエネルギーが得られそうです。

ここで一番のネックはどうやってその発電したエネルギーを地球に送るかのようです。

マイクロ波ならば送電できる?

確かに損失は多そうですが送れるみたいです。

が、SolarEn社は2016年に送電を開始とのことで2年後?!

元記事が正しければ、随分近い将来に開始するようです。

では、日本はそういった類の研究開発をしているのかな、、、と思ったら、しているようです。

■SCIENCE NONFICTION  実現は意外に目前!  2013.4.19up

宇宙太陽光発電(Space Solar Power System=以下SSPS)」とは、地球の静止軌道上に浮かぶ太陽光発電設備だ。

その規模は直径2~3kmのミラー2枚と、直径1.25kmの太陽電池2枚、そして直径1.8kmの送電部からなる巨大な建造物。1基あたりなんと1GWの出力を持つ。これを地上の巨大なレクテナ(受電アンテナ)に送電するという。

このSFのような話が今、現実的な計画として進められているのをご存知だろうか。

JAXA研究開発本部の藤田辰人氏は解説する。「2030年頃には数MW級の大型実証プラントを建設し、実証でき次第、1基目の建設を開始します」。

なんと18年後に巨大太陽光プラントが宇宙に浮かぶ! 「太陽電池といえば、昼夜・天候に左右されるという認識がありますが、宇宙では皆無です。

24時間常に直射日光から最大のエネルギーを取り出せます。さらに燃料を必要としないので、輸入燃料の価格変動にも左右されません。

  

そしてなにより、安全でクリーンです」。まさしくいいこと尽くしのSSPS。

「技術的には可能」とのことならば、すぐにでも実現していただきたいところだが、やはりネックはコスト面にある。

藤田氏によると、試算ではSSPS1基あたり2~3兆円かかるとのこと。とりわけ課題として大きくのしかかるのが、輸送コストだそうだ。

「建設には1基あたり1万5000トンの資材を宇宙に打ち上げなければなりません。

想定したロケットでは1回で50トンの打ち上げが可能。ということは300回の打ち上げが必要となります」。逆にこの1万5000トンを維持すべく、プラントの軽量化、太陽電池の効率化が最大の鍵となる。

例えば巨大なミラーは「㎡あたり300g」が当面の目標だ。SSPSの実現は、「重量・効率・コスト」との戦いと言い替えてもいいかもしれない。

引用:SOLAR Journal

意外にも日本も将来的な実現に向けてJAXAが開発しているということ。

しかも、送電効率がネックではなく、

宇宙へ運ぶ“コスト”がネックとの事だから、なお近い将来のようにも感じます。

17年後には完成目標。

日本みたいな平地が少なく、天災が多い国こそ、宇宙太陽光の必要性や重要性が感じられそうです。

はたしてアメリカより先に本格的な発電プラントが完成できるか。

将来が楽しみです。

ありがとうございます。

 

ウクライナがらみのサイバー攻撃と三菱東京UFJ銀行の公式サイトがヤバい件

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2014.03.18|iwamura

ということで、まずは14日、プーチン大統領(ロシア)がサイバー攻撃されたようです。

【モスクワ共同】ロシア大統領報道部は14日、プーチン大統領の動静などを伝えるサイトがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。ウクライナ情勢をめぐり、ロシアと欧米の関係が緊張しているが、報道部は、どこからの攻撃か言及していない。ロシア通信が報じた。
ロシア政府系の他のサイトも攻撃を受け、中央銀行のサイトは14日午前10時(日本時間午後3時)から約1時間、機能停止に陥ったという。
報道部は、動静を伝えるサイトが「強力な攻撃」を受け「攻撃の継続に伴い、障害が発生する恐れがある」と説明。被害を食い止めるために「あらゆる手段」を取っていると発表した。

河北新聞より

さて、翌日15日はNATOがヤられております。

北大西洋条約機構(NATO)報道官は15日、NATOのウェブサイトがサイバー攻撃を受けたことを短文投稿サイト「ツイッター」で明らかにした。軍事機構の運用やシステムに影響はないとしている。

ロイター通信によると、「ウクライナへのNATO介入に反対する」ウクライナのグループが自らのウェブサイトで実行を表明したが、真偽は不明。同国情勢をめぐり、NATOとロシアの間で緊張が高まっていることが背景にある可能性がある。

報道官によると、NATOの複数のウェブサイトに対し、一度に大量のデータを送りつけ、処理できなくする「DDoS攻撃」が行われた。サイトへのアクセスが一時できなくなったが、16日にはほぼ回復した。(共同)

産経新聞さんより

結構ガチです。

【The fifth domain】

2011年7月、米国防総省は「サイバー空間」を陸・海・空・宇宙空間に次ぐ
「第五の戦場」であると定義し、サイバー攻撃に対して武力で反撃すると宣言した。

イスラエルがシリアに空爆した際に防空システムの乗っ取ったとされる事件(2007年)
や、イランの各施設がサイバー攻撃を受けウランを濃縮する遠心分離機のシステムが
ウイルス攻撃を受けた事件(2010年)など、「サイバー戦争」は現実のものとなって
いる。こうした危険は、さらに電力・通信・交通など攻撃対象は生活の中枢に及ぶ。

その中で、日本の対応は大きく遅れを取っている。現在の法律では、サイバー攻撃に
対して自衛隊は出動すらできない。

※Amazon「第5の戦場」サイバー戦の脅威

ということで、ゴリゴリのサイバー戦争がクリミア半島において始まってしまっておるようですが、大丈夫でしょうか。

もはや原潜のつばぜり合いの前に、ネットがバチバチする時代になってしまいましたね。。。

さて、では我々にとって対岸の火事なのか、と言われれば、そんなことはなくお茶の間(というか皆さんのPC周りで)昨今流行りのフィッシング詐欺メールがこちら。

Google DocsやGoogle ドライブのユーザーを標的とした最近の巧妙なフィッシング詐欺メールについて、株式会社シマンテックが注意を呼び掛けている。

このメールは、Google Docsの重要文書を確認するよう促す内容のもの。リンク先となっているGoogle Docsの偽ログインページが、Googleのサーバー上にホストされているのが特徴だ。この偽ページは、詐欺師がGoogle ドライブに公開ファイルとしてアップロードしているもので、プレビュー機能を使って共有アクセス可能なURLを取得し、それを詐欺メールに記載しているのだという。偽ページではあるがSSLを介して提供されていることもあり、「さらに本物らしく見える」。

Internet watchさんより(2014/3/17 18:53)

これはだいぶ巧妙。

グーグルドキュメントというか、グーグル立ち上げてpass word入力画面出ただけで何も考えずに打ち込んじゃう(むしろ反射)ところありますよね。

これは慣れてる人ほどヤられちゃいそうだというか。怖い。

そして極めつけが神経質とも思える三菱東京UFJ銀行さんの公式トップページ。

すげえトップページになっとります。

なんかあったんでしょうか。

ただ少なくとも

「三菱東京UFJ銀行からのメールにはまず気を付けてみよう」という意識は持てるようになります。

因みにサイバー攻撃により自分の預金が奪われた!といったケースが発生した際、銀行は保証をしてくれるのでしょうか。

韓国の銀行や放送局が3月下旬、サイバーテロを受けて、社内コンピューターシステムが一斉にダウンした。攻撃を受けた新韓銀行では、現金自動預払機(ATM)業務やインターネット取引などに一時障害が発生したという。

仮に、日本の大手都市銀行や信用金庫のデータサーバが攻撃され、私たちの預金データが失われたり、別の金融機関に送金されたとする。そのような場合、預金はなかったことになるのだろうか。それとも、取り戻す方法はあるのだろうか。あるいは、国家による保証があるのだろうか。藤谷護人弁護士に聞いた。

●通帳などで証明できれば、銀行に対する「払い戻し請求権」を失うことはない

藤谷弁護士によると、預金者と銀行との間では『金銭消費寄託契約』という契約が結ばれているという。

「たとえば、預金者のパソコンがハッカーなどによって乗っ取られて、オンラインで銀行から預金が引き出されたような場合には、預金者の外観をそなえた『準占有者』に対する支払いとして、銀行は特約により免責される可能性があります」

つまり、預金者個人のパソコンがサイバー攻撃をうけた場合、銀行は金銭消費寄託契約のもと、免責される可能性があるということだ。では、銀行のコンピュータがサイバー攻撃をうけたケースでは、どうなるのだろうか。

「今回の韓国の事例のように、銀行のコンピュータに対してサイバーテロが行われて、預金者の責任ではなく、預金が他へ移転・消滅させられたような場合には、預金者が通帳などによって預金債権を証明できる限りは、銀行に対する払い戻し請求権を失うことはないでしょう」

●「国家が個人の預金を保証するということは考えにくい」

このように説明したうえで、藤谷弁護士は、銀行のサイバーテロ対策について、次のような解説を加える。

「銀行は当然の事ながら、このような時に備えてセキュリティ対策として、前日までのデータはバックアップを取っており、バックアップデータは本番コンピュータとは切り離して保存されているため、幾らサイバーテロでもバックアップデータまで侵害することは考え難いと思います。」

では、確率的には低いかもしれないが、銀行のバックアップデータまで失われるようなことがあれば、どうなるのか。国家による預金の保証はあるのだろうか。

「万が一、バックアップデータまで失われた場合には、年金データの喪失事件と同様の大混乱が生じる余地があります。この場合、国家が支払義務を負う年金ではなく、一私企業である銀行のために、国家が個人の預金を保証するということは考えにくいでしょう」

弁護士.comさんより

長いので簡単にまとめます。

①韓国の銀行も昨年3月だがサイバー攻撃によりシステムダウンさせられている

②個人のサーバやPCから預金が移転、消滅させられた場合、銀行は特約により免責される可能性がある

③銀行のサーバが攻撃されてもバックアップがあるが、それさえ死んだ場合国家は保証しないだろう

うーん、ぜんぜんだめじゃないか。

しかしながら、先日のビットコインの顛末を見ても、誰も保証なんてしてくれなかったもんなあ。。。

上記「弁護士.com」ではそういった「銀行サイバー攻撃への対応」として

・記帳しましょう

というまるで対応になっていない回答しか言っていない(!)のだが、簡単に言うとそういうことで、

・銀行からの証書(領収書)としての通帳記帳を怠らない

・複数の銀行、海外の銀行、現金、ゴールドバー、不動産等に資産を分散しておく

・個人でも会社でも、セキュリティ対策をしっかり行っておく

くらいしか方法は無いのだろうなと思います。

なんだかすごい時代になってしまいました。

【結論】自分の資産は自分で守るしかない

ということのようです。

地中深くのマントルに膨大な水か☆

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2014.03.14|shiozawa

地球は表面の約70%が水に覆われた水の惑星」です。

さらに地球表面にある水の97%までが海水なのですが、

その海水よりもたくさんの“水”が地中の奥深くにあるかもしれないようです。

■マントル内部の水の存在を示唆する”リングウッダイト”を地球上で初めて発見  (2014.3.13)

カナダ・アルバータ大学のGraham Pearson氏らはこのたび、地球内部に水が存在している可能性を強く示す「リングウッダイト」という鉱物を、地球上で初めて発見したと発表しました。この成果は、科学誌Natureに掲載されています。

underground-ocean-discovered-01

<リングウッダイトを含んだブラウンダイヤモンドの岩石。(アルバータ大学ウェブサイトより)>

近年の研究により、地球内部のマントル層は、「上部マントル」と「下部マントル」の二層構造になっていることが知られており、地下400〜700kmには両者の境界面となる「マントル遷移層」が広がっているとされています。

このマントル遷移層の構成成分として考えられているのが、リングウッダイトと呼ばれる岩石です。

この岩石は、1969年に隕石の中から初めて発見(Nature)されたものですが、惑星の形成過程に関するシミュレーションや地質学的な研究から、近年ではどうやら地球の内部にも存在しているらしいということが明らかになっています。

この岩石の大きな特徴として水を豊富(自重の1.5パーセント程度)に含むことが可能ということがあり、これが地球内部に存在していることが証明できれば、地中深くに大量の水が存在していることを示す手がかりになります。しかし、これまでリングウッダイトは地球上では発見されていませんでした。

今回研究グループは、ブラジル・マットグロッソ州のジュイナ地域に流れる川で2008年に採取されていたブラウンダイヤモンドのサンプルを、ラマン分光やX      underground-ocean-discovered

線回折といった手法を用いて数年がかりで分析。

その結果、このダイヤモンド中にはリングウッダイトの成分がわずかに含まれていることが確認できたとしています。

引用:ガジェット速報

シミュレーションや地質学的な研究から、近年ではどうやら地球の内部にも存在しているらしいということが明らかに ?

人間にはとても到達できない地中400〜700kmにあるであろう未確認の岩石の存在が予測た上で、今回の的中。

それにしても超高圧・超高温の地中で水が石に閉じ込められてしまうとは、なんとも不思議。

ただ、今回のリングウッダイトのような実物ではありませんが、存在を高めるようなものは以前から色々と発見されていたようです。                  

■地球内部の水の貯蔵庫が10億年以上存在し続けていた証拠を発見

地球内部のマントル遷移層に、10 億年以上もの長い期間にわたって水が安定に貯蔵されていた証拠を、世界で初めて明らかにしました。

マントル遷移層補足 1は地球内部の上部マントルと下部マントルの境界部に位置し、深さ約 410 km から 660 km の間に存在しています。

マントル遷移層が地球内部における重要な水の貯蔵庫となっている可能性については 20 年以上前から予測され、また実際に水を含んだマントル遷移層が全球規模で局所的に存在していることが分かっていましたが、どのくらいの期間、水の貯蔵庫として存在し続けているのかについては明らかにされていませんでした。

今回、我々は、特にたくさんの水が存在することが推定されている中国北東部下のマントル遷移層に着目し、直上の火山岩の化学組成について、詳細な解析を行いました。

その結果、10 億年以上前の原生代に沈み込んだ海洋プレートからマントル遷移層に水が供給され、そしてそれ以降、このマントル遷移層が水の貯蔵庫として安定に存在し続けていた証拠を見出しました。

引用:東北大学

地中の地層とその地層の違いとその水含有率の違いがよくわかるのがこちら。

■「巨大な水の貯蔵庫」マントル遷移層

岩石は圧力や温度に応じた相転移をする。

ウォズレアイトやリングウッダイトが存在しているマントル遷移層では、上部マントルや下部マントルに比べてはるかに多くの水を蓄えることができる

「マントル遷移層を構成する鉱物であるウォズレアイトやリングウッダイトは、大量に水を含むことができることがわかりました。
もしこの地下の『水の貯蔵庫』を満杯にすると、実に海水の10倍もの水を含むことができる」と大谷さんはいいます。
この貯蔵庫に実際にはどれくらい水が含まれているのかについてもこの研究によって判明しつつあります。
また、どうやらマントル遷移層における水の分布が不均一らしいということもわかりました。
スラブの近くには水が多く、離れると水が少なくなるのです。
マントル遷移層でとどまったスラブでは、温度の上昇で脱水反応が起こります。
これにより、スラブ付近の上部マントルの最下部に「重いマグマ」ができる可能性があることもわかりました。

引用:最前線の声

空にはまだ見たことのない無限の世界が広がっています。

同様に、足元にある地中にはまだ誰も見たことのない未開の世界が広がっていることを教えてくれる発見でした。

まだこれからも誰もが想像しえない世界の発見があることを楽しみにしています。

ありがとうございます。

 

小さな太陽作り、一歩前進☆

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2014.02.28|shiozawa

太陽☆

なくなってしまったら地球上のすべての生物が滅亡してしまうほど、たくさんのエネルギーを遠くから降り注いでくれる大切なものですが

小さな太陽を作る研究は結構むかしから行われています。

それが“核融合”の研究です。

その核融合の研究で少し進展がありましたのでご紹介☆

核融合に向けて一歩前進    2014.2.26 WED

ローレンス・リバモア国立研究所の物理学者たちが、核融合を引き起こすために燃料によって吸収されたエネルギーよりも大きな融合エネルギーをつくり出すことに成功した

 

最終目標は極めて野心的だ。そして誰もそれを隠さない。

いわゆる自律的核融合に到達することだ。

太陽やすべての恒星の中で起きているエネルギー生成のプロセスだ。

2つ以上の原子核が近づいて互いに結合し、より重い1つの原子核を形成して、エネルギーを放出する。
しかし、2つの原子核を一緒にするには、陽子を遠ざけておこうとする電磁反発を上回る非常に高い圧力に到達する必要がある。

地球上で、恒星と比べてずっと低い温度でこのメカニズムを引き起こすことは至難の技であるため、この課題は何十年も科学者たちを専心させてきた。

これに成功することは、ほとんど無限のエネルギー源を得ることを意味するだろう(核融合に用いられる燃料は、重水素と三重水素の混合物で、簡単に入手できる)。

そしてクリーンだ。というのも、核分裂と違って核融合は放射性廃棄物を生み出さないからだ
アメリカのサンフランシスコ近郊にあるローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の研究者たちは「Nature」で、最終目標に向けて重要な一歩を達成したことを語っている。

要約すると、オマー・ハリケーン率いる科学者たちは、反応を引き起こすために燃料によって吸収されたよりも多くの核融合エネルギーを解き放つことに成功した。

いい換えると、彼らは世界で初めて1を超えるエネルギーの利得を測定した。
確かに点火(核融合のエネルギーが重水素と三重水素の原子核を閉じ込めるために使われるエネルギーよりも大きくなるプロセス)について話すことはまだできない。しかしそれでも画期的な結果だ。

引用:Wired.jp

ということで、太陽が強い光や熱という形で膨大なエネルギーを宇宙にまき散らしまくっているのは、核融合反応によるものだということです。

でも、はて、、、核融合って何?ということで超簡単に説明するとこんな感じ

書いて字のごとく、

二つの物質(核)がくっついて(融合)して核融合☆

核融合とは軽い原子核どうしがくっついて、より重い原子核に変わることをいいます。 

 

          <核融合>

くっついたときにとても大きなエネルギーが出ます。太陽も核融合で燃えています

核融合研究は、地球に小さな太陽をつくって、このミニ太陽からでるエネルギーを利用して電気を起こすことを目指しています。

引用:核融合科学研究所

そう、太陽のように何にもしなくても、自分のエネルギーでどんどん反応してエネルギーを作り続ける事ができれば、エネルギー問題は亡くなるはずです。

しかも太陽は水素(H)と水素が核融合してヘリウム(He)になるわけですが、地球にも水素はたくさんあるわけです。

水(H2O)は水素と酸素の化合物ですし。

しかも、核分裂と違って放射性物質はでない☆

なんせ、一番軽い水素とヘリウム。                   

放射性物質は水素やヘリウムと比べたらとても重たい物質ばかりですし。

では核分裂は?

ということで

                             <核分裂>

と言うことで書いて絵のごとく

物質(核)が分裂して核分裂☆                 

分裂するということは大きなものが二つになるということで、当然軽い2つになるわけです。

そして、その時に大きなエネルギーが発生します。

今色々と問題になっている原子炉発電はこの核分裂によって水を蒸発させて電気を発電しているわけです。

つまり、分裂させてエネルギーがほしい!というわけで

とても分裂しやすい物質として放射性物質を使うわけです。

わざわざ不安定なものを使っているわけです。

 

話が戻りまして、放射性物質を発生させないで膨大なエネルギーを生み出せる“核融合”。

日本の研究開発はどうかというと、

■核融合実験設備(超電導型)、組み立てはじまる   2013年1月28日

日本原子力研究開発機構は那珂核融合研究所(茨城県那珂市)に設置する超電導型核融合実験設備(JT-60SA)の組み立て開始に合わせて現場を公開した。

JT-60SAは、地上に太陽を作り将来のエネルギー源として利用を試みる核融合炉の研究において、超高温プラズマを安定的に保持する研究などを行う実験設備。

研究の成果は、日欧米などが共同で取り組む国際熱核融合実験炉(ITER)とともに、核融合原型炉の実現に寄与する。

JT-60SAは、ITERの設計や核融合研究の発展に大きく貢献し2008年に引退した臨界プラズマ試験装置(JT-60)の後継で、超電導化することでより長時間、超高温のプラズマを保持できるようになるという。(写真はすべて茨城県那珂市)

引用:電気新聞

バリバリ研究しているようです。

早く日本に小さな太陽”が誕生すれば、ごたごたしたエネルギー問題も一発解決。

非常に挑戦的で難解な研究ですが、応援しております。

ありがとうございます。

世界初。ウナギの完全養殖に成功☆

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2014.02.14|shiozawa

日本人いとってはなじみの深い”うなぎ“。

私ごとですが、ふと思い出して“かば焼き”がどうしても食べたくなる時があります。

そんなウナギですが、

日本ウナギが減少しており、いずれは口にすることができなくなってしまうといった噂が実しやかに囁かれるようになりました。

実際のところ、稚魚の漁獲量もかなり落ち込んでしまっています。

かなり絶望的なグラフ。

いかに急激に減少しているかがよくわかります。

ニホンウナギ、絶滅危惧種に指定か?

水産庁によると、シラスウナギ(稚魚)の今季(2012年12月~13年4月)の漁獲量はわずか5.2トンと過去最低となり、中国などからの輸入7.4トンを加えても、2013年のシラスウナギの池入れ量(養殖池に入れられた量)は前年に比べて21%減の12.6トンにとどまった。

うなぎは「絶滅危惧種」に指定されるのか?

養殖業者が仕入れるシラスウナギの1キロあたりの価格は、12年が215万円で、前年の2.5倍に急騰。13年は260万~270万円とさらに高値になっている。

引用:J Cast

いかんせん、“ウナギの生態”は昔から謎で、つい最近まで解明されておりませんでした。

どこからやってきてどこで産卵し、成長するのか。

産卵場所が発見されてからまだ10年もたっておりません。

東京大学 大気海洋研究所
塚本勝巳 教授

まず、1991年には、フィリピン海の中央部の比較的表層域(0〜400m)で10㎜前後の小型レプトセファルスを約1000尾採集するのに成功した。

2005年には、西マリアナ海嶺のスルガ海山西方の海域(水深200m)で、孵化後2日目のプレレプトセファルスを約400尾採集。

2008年には、水産庁との共同プロジェクトとしてトロール船「開洋丸」が加わり、はじめて親ウナギ5匹の採集に成功した。

古代ギリシャ時代からの謎だった「ウナギの産卵場所」を突き止めた!

<ニホンウナギの卵>

残る卵については、2009年に31個を世界ではじめて採集でき、今年6〜7月には、さらに147個を採集することに成功しました」と塚本教授。

引用:nature japan jobs

そうなんです。

日本ウナギの産卵場所は日本からはるか離れたグアム付近の深海とのこと。

つい最近まで見つからなかったのには納得です。

わざわざそんな遠くにまで産卵しに行くという不思議。

自然には謎が多いことを痛感です。

そんなウナギですが、とうとう最近”完全養殖に成功“したそうです。

affラボ 世界初 「ウナギの完全養殖」に成功

長年に渡って研究が続けられていた「ウナギの完全養殖」の悲願がついに達成されました。
(独)水産総合研究センターで、人工授精により生まれ育ったウナギの2世が誕生、現在も順調に生育しています。

 

ビーカーに入った受精卵をふ化水槽に移す。飼育室はウナギの仔魚が生息する深海の環境に近づけるため、普段は真っ暗だが餌を与えるときや作業をするときには、青い光をつける

<ビーカーに入った受精卵をふ化水槽に移す。飼育室はウナギの仔魚が生息する深海の環境に近づけるため、普段は真っ暗だが餌を与えるときや作業をするときには、青い光をつける>

ふ化後9日目の仔魚、体長は7.5mmに成長

<ふ化後9日目の仔魚、体長は7.5mmに成長>

     

待ち望まれていた成果
(独)水産総合研究センター(以下、水研センター)は4月上旬

「実験室で生まれ成長したウナギのオスとメスから精子と卵を採取し、人工授精を行った受精卵から、2世代目となる※仔魚(しぎょ)をふ化した」

と、発表しました。

この「ウナギの完全養殖」の成功は、世界初の快挙です。

ウナギは古くから日本の食文化に浸透している魚です。

ところが近年では、養殖用の稚魚(シラスウナギ)の捕獲量が世界的に減少しており、ウナギ養殖に必要な量を供給できないという事態も起こりました。

こうした状況から、人工的に稚魚を生産する技術の開発と確立は、不安定な天然資源に頼らずにウナギの養殖を実現する方法として、養殖関係者も長い間待ち望んでいたことでした。

引用:農林水産省

これはウナギ好きの私としても非常にうれしいことです。

今回成功した“完全養殖化”を商業レベルにまで昇華させ、市場に安定供給できる

ようになる事を願っています。

本当は、天然のウナギが自然に増加し、絶滅危惧種に指定されない事を一番望んでおりますが、

天然の日本ウナギはすこしだけ背伸びすれば食べられる程度の存在でいてほしいと切に願います。

ありがとうございました。

 

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