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ジェスチャー通話、内蔵タトゥー通話、携帯電話の進化が凄まじい!
2013.11.13|iwamura
こんにちは、nakanoです。
携帯をiphoneに変えてから、1年以上が経ちましたが、
まだまだスマートフォンの底力は、私には見えていないところです…
その上、日々進化し、入ってくる情報もナゾナゾのようなワードばかりなので、
たまには流行の先端について調べてみたいと思います。
イタリアよりやってきた今年日本で発売されております、
今年の冬にピッタリのアイテム『Hi-Call Talking Magic Glove』
■手がスマホの受話器になる手袋「hi call」、日本で発売
指がスマートフォンの受話器になる手袋「hi call」が国内で発売された。
オンラインストアiPhone Tunes STOREで9800円で販売する。寒くても手袋を脱ぐ必要なし。「電話のジェスチャー」で話ができる。
小指部分にマイク、親指部分にスピーカーが内蔵されており、Bluetoothでスマートフォンと接続する。いわゆる「電話のジェスチャー」で、親指を耳におし当てて相手の声を聞き、指先に向かって話しかける。
手首部分にマルチファンクションボタンがついており、端末がカバンの中に入ったままでも着信に対応可能だ。※にわか日報様より
ジェスチャーで会話とは!
しかも冬の防寒には最適で、
着信があってから、慌ててゴソゴソと鞄の中を探す必要もなく、
勿論手袋のままでのタッチパネル操作が可能!
※APPbank様より
バッテリー持続時間は最長で12時間、
付属のUSBケーブルで充電を行います。
※APPbank様より
ちなみにレザー素材の物もあり、サイズ展開もされています。
この冬売り切れ必須商品ですね!
冷え性で、物をすぐなくしてしまう私には最適のアイテムです…
それにしても、ジェスチャーで電話が話せる時代が来た…かと思いきや、
日々の進化はもっと凄い!
もうジェスチャーも必要としない通話方法が、今着実に開発されております。
携帯電話やスマートフォンで通話するには、本体やイヤホンに内蔵されているマイクに口を近づけて音声入力をするのが当たり前ですが、Google傘下のモトローラが、スマートフォンなどへの音声入力機能を提供する電子回路マイクを内蔵した電子タトゥーを人間の首にプリントする、という常識を覆すような音声入力方法「モバイル通信デバイスと電子タトゥーのカップリング」という特許を出願中であることが判明しました。
※gigazine様より
マイク内蔵の電子タトゥーを首に彫って、それで通話が出来る…
というまるでSF映画のワンシーンのような音声入力方法が開発中であることが判明!
話を聞くだけだと、どうも疑わしいですが、
この電子タトゥーには、マイクや無線通信用のICチップが内蔵されていて、
首にプリントすると、話した時の喉の振動でその声を拾い、
スマートフォンに転送される…という仕組み。
しかも、首の電子タトゥーへの充電は、携帯からワイヤレスで出来る…との事。
全てハンズフリーで行える為、視覚や身体に障害のある方でも使用する事が出来、
通話中の雑音が入ることなく、正確な音声通話が可能になるわけですね!
特許取得中のまだまだ開発段階ですが、
これからのモバイルフォンの進化にますます期待です!
ありがとうございます。
民間宇宙旅行開発の近況☆
2013.11.01|shiozawa
“民間宇宙旅行”。
まだ実現していませんが、たとえば
俳優の岩城滉一さんが“芸能界初で宇宙旅行に行く”と半年前くらいに言い、テレビで取り上げられていました。
別に、“そんなの無理だよ。。。”なんて感じた方はもう少ない時代がいつの間にか来ているようです☆
ということで最近の民間宇宙旅行実現に向けた開発状況を紹介します。
■成層圏や宇宙空間に観光旅行:各社のサーヴィスまとめ
アリゾナ州の新興企業World View社は、気球に吊るした広めのゴンドラにお客を乗せて、高度30kmまで連れて行くという計画を発表した。
弾道飛行のロケットほど高い料金を払うことなく、成層圏における漆黒の空や地球の湾曲を楽しみたいという人々が対象だ。
World View社の計画は、弾道飛行ロケットに搭乗して上空110kmまで行くVirgin Galactic社の「SpaceShipTwo」には、高度で遠くおよばないし、無重力も体験できない。
しかしWorld View社のゴンドラからの眺めは数時間(あるいはそれ以上)続く。
SpaceShipTwoの旅は、最高高度に滞在するのはわずか数分間であり、その後は地球に下降するのだ。さらに、SpaceShipTwoの搭乗チケットは250,000ドルだが、World View社のほうは75,000ドルと、ずっと安い。
引用:Wired.jp
飛行方法としてはもっとも単純で簡単な気球を応用した宇宙旅行。
大気の薄い成層圏までまさか気球でも行けるとは知りませんでした。
しかも、成層圏まで行けば、こんな感じで地球が見られるとのこと。
しかも、1000万円以下の値段でいけるので、大金持ちでなくてもいける。
低価格でなければ、本当の意味での民間宇宙旅行とは言えませんし。
そういった意味で、まさに民間宇宙旅行の第一歩にとってもふさわしい方法だと思います。
先ほどの紹介の中の比較対象で書かれておりました“SpaceShipTwo”とは、このような民間宇宙船のようです。
■米企業による宇宙船”SpaceShipTwo”が二度目の動力飛行試験に成功。最高速度はマッハ1.43 (2013.09.08)
SpaceShipTwo(SST)はアポロのような発射台から煙を上げて飛び立つ機体ではなく、母船「WhiteKnightTwo」とロケットエンジンを搭載した機体から成り立つ「スペースプレーン」といわれる宇宙船。
打ち上げにスペースシャトルのような特別な施設を必要とせず、滑走路から飛行機のように離陸・着陸することが大きな特徴です。
そんな機体のテストは前回同様カリフォルニアのモハーヴェ空港/宇宙港でテストは行われました。
SSTは母船に搭載され離陸すると高度約46,000フィート(約14km)で切り離され、20秒間のロケットエンジンの燃焼で、最大高度69000フィート(約21km)、最高速度マッハ1.43に到達しました。
4/29のテストでは高度約46,000フィート(約14km)の記録は最大高度56000フィート(約17km)、速度はマッハ1.2とのことでしたので、今回のテストではその記録を更新することに成功したようです。
というわけでテストの様子は以下より。エンジン停止後には尾翼を可動させ空気抵抗で減速するフェザーモードの確認も行われているので注目です。
引用:おたほー
まるで飛行機が3体、横につながったような形。
外見は飛行機のようですが、これで宇宙に行けちゃうようです。
言葉より、こちらの試験飛行動画がとっても話割安いです。
今までに見たこともない方法で宇宙に飛んでいく姿が見られます。
<Virgin Galactic SpaceShipTwo First Powered Flight>
なるほど。
中央の機体が離れて宇宙に飛んでいくのですね。
かなりいいところまで来ているので実現も近いうちにできそうですね。
それにしても、デザインがとてもクールでカッコイイです☆
そして、こちらは実現は当分先になるかもしれませんが、完成すればかなり低コストで宇宙ステーションまでいけるようになる“宇宙エレベータ”
<宇宙エレベータ>
大林組が建設構想を打ち出した時に一度紹介させていただきました。
完成は2050年が目標とのことですがもっと早く実現できそうな可能性は、技術の進歩で見えてきそうです。
建造方法について、紹介した内容がありましたのでご紹介。
■宇宙エレベーターの建造方法
1.赤道の静止軌道上に静止衛星を打ち上げ、宇宙エレベーター建設用の場所を確保する。
2.静止衛星から、エレーベーターのケーブルを地上へ下ろしていく。
3.赤道上の土地にケーブルがついたらそれを固定する。
4.ケーブルをつかんで上っていく「クライマー」を製作。
5.クライマーをケーブルに取り付けて出来上がり。(『一般社団法人 宇宙エレベーター協会』顧問の皆神龍太郎さんのお話)
意外とシンプルな方法。
しかも、費用は1-2兆円ぐらいと試算されているようで、英仏海峡トンネルの建設費1兆8,000億円とさほどかわらないようなので、建設費用の問題はなさそうです。
とにかく、柔軟で強度の非常に高いロープを開発する必要があります。
それ次第でぐっと実現可能性が上がりそうです。

まるで映画のよう?! 自己修復能力を持つ『ターミネーター』とは…??
2013.10.16|iwamura
こんにちはnakanoです!
技術の進歩に驚かされるばかり、
先日、ノーベル化学賞の発表がございました。
速報:スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、2013年のノーベル化学賞のをマーティン・カープラス(仏ストラスブール大学)、マイケル・レビット(米スタンフォード大学)、アリー・ワーシェル(米・南カリフォルニア大学)の3氏に贈ると発表した。
※化学者のつぶやき様より
ノーベル賞といえば、
世界的にも人気のあの作家が次こそは!と話題になったり、
生理学・医学賞を受賞したips細胞の山中教授が記憶に新しいところですが、
自分と全く無縁な事なので、ついつい見逃しがちになってしまいます…
…良くない傾向です。
今回、ノーベル化学賞を受賞された3名の受賞内容ですが、
『複雑な化学システムのマルチスケールのモデル開発』
…との事。
…これだけですと、きっと凄いはずなのに、凄いのかどうかもわかりませんが、
簡単にいうと、
『タンパク質や生体分子の振る舞いをコンピュータで計算しシミュレーションする方法を開発』
普通、実験といえば、理科の実験のように、実験室で、フラスコや液体を使って、何度も試験して…
というのが常ですが、これがコンピューター上で、ある程度の予想や化学反応の計算が成り立つ…という、
衝撃的な内容です。
詳しい事はこちらでご覧になれます。
なんだか全てが、アニメや映画のようですね…
そんな映画のような驚くべきニュース、
こちらのポリマー素材が話題の「ターミネーター」
自分の体を自己修復する機能を持ったポリマーがCIDETEC電気化学技術センターにより開発された。残念ながら金属ではないが、一度切ると常温に放置しておくだけで自然にくっつき、引っ張ったりしてもはずれないのだという。まさにターミネーターのようなポリマーはその機能のとおり名前も「ターミネーター」である。
※秒刊SUNDAY様より
ターミネーター2のT-1000のように、
切られても元に戻り、打たれても元に戻り、とにかく元に戻る自己治癒能力を持つポリマーなんですね!
※秒刊SUNDAY様より
こちらの動画もとても魅力的です!
T-1000は液体になったり、個体だったりと形状を変えたりしますが、
そういった形状を変えられるものはいずれ作られるんでしょうか!
用途としては、T-1000のようにロボット…というわけにはいかないと思いますが、
電化製品や自動車などの部品に使用され、製品の寿命を延ばす事が期待できるわけです。
金属やプラスチック…というわけではないので、なかなか難しいと思いますが、
医療系でもその自己修復能力が活かされる可能性を感じています!
※Wikipediaより
『人間が想像出来ることは、人間が必ず実現できる』
「海底二万マイル」や「十五少年漂流記」を書かれたフランスの作家ジュール・ヴェルヌの言葉。
空想も妄想も、沢山すればする程、進化はもっと無限に広がるわけですね!
ありがとうございました。
火星への有人飛行計画の進み具合☆
2013.10.04|shiozawa
数年前にNASAが火星の有人飛行計画を開始する発表がなされましたが、
アメリカの経済状況やオバマ政権の不安定感、軍縮などもあり“計画もとん挫するのではないかな”と思っていましたが、意外にも着実に計画は進んでいるようです。
■2030年火星への旅、NASAが新たな工程表 月面や小惑星探索など有人飛行へ準備着々 2013/9/30
米国が2030年代に実現を目指す火星旅行への動きが加速している。
各国の宇宙機関と共同で今年8月、新たな工程表を作成したほか、来年には宇宙船の試験飛行が始まる。
ただ、片道で半年以上の長旅は、飛行士が浴びる放射線対策など多くの課題を抱えている
実現までの技術的な準備として月面探査や、月の軌道近くに小型の宇宙基地を設置して長期滞在する案に加え、NASAが今年1月に打ち出した小惑星の捕獲探査計画を新たな選択肢として盛り込んだ。
工程表は国家間の正式合意ではないが、各宇宙機関はこれを念頭に研究を進める。
米国は火星飛行への足掛かりとして小惑星探査を重視。
21年にも直径7~10メートルの小惑星を無人宇宙船で捕獲して月の軌道付近まで運び、有人宇宙船で到着した飛行士が探査する計画だ。
米国はオバマ大統領が10年、火星周回軌道に人類を送り込む計画を発表。
アポロ宇宙船に似た新型宇宙船「オリオン」と大型ロケット「SLS」の開発を着々と進めている。
引用:産経新聞
やはり、有人飛行となると人体に与える影響や、技術的な問題が心配ですが、密室の中での人間関係もやはり心配ですね。
そんなことを考えると思い出すのが
宇宙での人間関係の葛藤を色濃く表現した映画”サンシャイン2057″ 。
ハリウッド映画ですがイカロス2号の船長カネダは真田広之が演じています。
極限状態での人々の心理をすごく面白く表現しており、宇宙映画というより心理映画という観点で楽しかった気がします。
宇宙線による人体への影響や、無重力による体力低下は確実に心理状態に影響してくるはずです。
こちらの映画のような事が起こらないことを切に願ってしまいます。
話を戻しまして、こちらがその新型宇宙船のオリオンです。
この中に数人のパイロットが入るわけですが、印象としては意外と小さいように感じます。
今回の火星の有人飛行計画で向かう火星ですが、現在キュリオシティにより火星探査が進められていますが、ここ最近興味深い発見がいくつかされていす。
■火星のクレーター、数十億年前の巨大火山噴火跡 隕石説退ける 2013/10/3
隕石が衝突した跡との説があった火星のクレーターが、数十億年前に巨大な火山が爆発的に噴火してできたカルデラ地形と分かったと、英国の自然史博物館と米航空宇宙局(NASA)のチームが英科学誌ネイチャーに2日発表した。
この火山は容積が数千立方キロという大量の噴出物を大気中にまきちらして崩壊し、「エデン」と呼ばれる幅55~85キロの盆地になった。
無人探査車「キュリオシティー」が赤道近くで分析した細かい砂状の岩石も、この時の名残らしい。
チームは太古の火星では火山活動が活発に起きていた可能性を指摘。赤い惑星の成り立ちを知る重要な手掛かりになりそうだ。
引用:産経新聞
調査すればするほど仮説が裏返っていき、非常に面白いものです。
他にも
■火星の土壌は水分を含んでいる、NASAの火星探査ローバーによる分析調査で判明 2013/09/26
NASAのCuriosityローバーによる初となる火星の土壌の成分分析結果により、火星の表面の土壌には重量あたり数パーセントの水分を含んでいることが判明した。
そしてこの研究成果は、5つの論文によって構成されたCuriosity ミッションに関わる特別セクションとして今日出版された科学雑誌「Science 」を通じて発表された。
なんと、火星の土には水分が含まれている事が確認されていたとの事。
今まで、火星の地層深くには氷が眠っているのではないかなど、色々な説がありました“火星には水かある”という証拠が得られたことはうれしいことです。
まだまだ謎の多い火星への有人飛行計画。
これだけ技術の進んだ時代ですが、“百聞は一見にしかず”。
大きな危険が伴いますが、直接行って直接目で見る事にかなうものはないでしょう。
人間の欲求は不思議なものですね。
ありがとうございます。
五輪に間に合ってほしい最新インフラ☆
2013.09.20|shiozawa
“東京オリンピック”の開催が9月7日に正式に決まって早くも2週間。
<2020年五輪の開催都市を東京と発表するロゲ会長(AP=共同)>
七年後の開催に“間に合えばいいな!建設されればいいな!”と感じるインフラ計画をいくつかご紹介☆
■新国立競技場
新国立競技場
設計 ザハ・ハディド・アーキテクト 英国
工期 平成26年7月~平成31年3月末
工費 1300億円(解体費用別途40~50億円)収容人数 8万人
敷地面積 11万3千㎡
屋根 開閉式
陸上トラック 9レーン
座席 ピッチ付近は移動式
<新国立競技場の建設予定地>
<新国立競技場イメージ>
こちらは、100%問題なく建設されると思われます。
総工費は1300億円とのこと。
1スタジアムにかける工費としてはかなり大規模。
デザインも近未来的かつ斬新で集客人数も8万人と通常のスタジアムの2倍近いことからも今までにはないスタジアムになる事は間違いありません。
次は、私の主観的意見ですが、オリンピックに間に合えば間違いなく1番注目されるアトラクションになるのではと期待しているものです☆
■世界最大の観覧車、日本に登場?:オランダの建築事務所が設計
「Nippon Moon」という超巨大観覧車が、日本に出現するかもしれない。
2階建てカプセル32個が40分で1周し、スマホのアプリで拡張現実も楽しめる設計だ。
いまのところ高さは明らかにされていないが、設計したオランダの建築設計事務所UNStudioは、英国のロンドンにある大観覧車「ロンドン・アイ」の2倍の規模になると示唆している。
ロンドン・アイの高さは135mだ。
「ロンドン・アイのほぼ2倍の規模だ」とUNStudioの創設者ベン・ファン・ベルケルはWIRED UKに語った。
なお、現在世界最大とされる観覧車は、高さ165mの「シンガポール・フライヤー」だ。
135mのほぼ2倍ということは270m!
現在、日本最大の観覧車は
葛西臨海公園の ダイヤと花の大観覧車東京の 117m(111m)。
スケールが全く違います。
また、観覧車という概念を超えた全く新しい乗り物のようです。
例えば、池袋のサンシャイン60が240mですから全然この観覧車の方が巨大。
もしオリンピックまでに完成しましたら私は絶対に行きたいです☆
そして、最近ひそかにささやかれているのが“リニア建設の前倒し”。
そして、ついおとといJR東海がリニア中央新幹線のルートと中間駅の位置を正式発表しました。
■工費9兆円、リニア始動 計画前倒し望む声
1964年10月に開業した東海道新幹線以来の大プロジェクトが実現に向けていよいよ動きだす。
東海旅客鉄道(JR東海)は18日、2027年の開業を目指し、リニア中央新幹線の東京(品川)―名古屋間の詳細なルートと駅の位置を公表した。
総工費9兆円をかけ、全面開業時には品川―新大阪間を最短1時間強で結ぶ。
20年の東京五輪開催決定を受けて開業前倒しを望む声や、地域活性化への期待から計画への注文なども出始めた。
品川―名古屋間では神奈川(相模原市)、山梨(甲府市)、長野(飯田市)、岐阜(中津川市)の4県にそれぞれ中間駅をつくる。
JR東海は同日、駅の位置や詳細なルートを盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)準備書を沿線自治体に提出した。
13年度に国の認可を得て、来年度中に工事が始まる見通しだ。
20年に東京五輪開催が決まったこともあり、開業の前倒しを望む声も高まっている。
菅義偉官房長官は18日の記者会見で、「五輪には海外から多くが日本を訪れる。我が国を代表する技術、リニアに部分的に乗っていただければいい」と語った。
経済同友会の長谷川閑史代表幹事も「少しでも開業が早くなれば、経済効果と国民意識の高揚効果があると思う」と早期開業に期待感を示した。
これまで「リニアはJR東海が独自の判断でやっている計画だ」と距離をおいてきた自民党内の雰囲気も変わりつつある。
「名古屋止まりでなく新大阪まで一気につくった方が経済効果が高い」「なぜ品川駅発着なのか。東北や新潟、北陸とのアクセスを考えれば本来は東京駅の下にターミナルをつくるべきだ」と注文する声が漏れ始めた。
引用:日経新聞
東京-名古屋間のリニアモーターカー開通は2027年。
東京オリンピックにはとてもとても間に合わない計画ですが、せっかくオリンピックという世界にアピールできるまたとないビッグチャンスを無駄にしてしまうのはもったいない話です。
でも、実は建設に時間がかかってしまう理由の一つが“JR東海が自己資金で賄うため”だそうです。
わざわざ政府からおカネ借りて、横槍を入れられてめんどうなことにならない為のようです。
つまり、政府が支援しつつもJR東海の意向に合わせて開発すれば間に合う可能性もゼロではないわけです。
仲良く協力し合って間に合わせる事で世界にアピールしてほしいものです。
ただし、むりやり間に合わせるための手抜き工事だけはしてほしくないですね。
オリンピック開催による期待感。
そして、今回紹介したような魅力的なインフラ開発。
これらによる雇用拡大、内需拡大でうまくいけば日本は長い長い20年間のデフレ脱却を実現する事ができるのではないでしょうか。