Mykoちゃん、Cたん


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折り紙と宇宙技術☆

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2013.12.20|shiozawa

日本の伝統的な遊び“折り紙”。

日本人であればだれでも一度は遊んだことがあると思いますが

このご時世、世界でもORIGAMI”として認識させるようになってきました。

そんな折り紙ですが、“遊び”という枠を超えて、“テクノロジー”特に、“宇宙技術”にも利用されているようです。

そんな折り紙が利用された宇宙技術を紹介☆

宇宙でも活用される「新しい折紙技術」

 

機械工学の技術者チームが、宇宙空間で放つときちんと大きく開く、低コストでコンパクトなアレイを設計するため、「折紙の数学」の専門家の知識を求めている。

米国ユタ州にあるブリガムヤング大学(BYU)のチームは、宇宙ステーションに電力を供給できるソーラーアレイ技術を開発している。

彼らは、ロバート・ラングが紹介する古くからある日本の「折紙(origami)」に関心をもった。ラング氏は数少ない折紙の専門家のひとりであり、折紙の数学や新しい折紙技術を研究している。

ラング氏は自身のウェブサイトで、折紙が、「Eyeglass」望遠鏡からエアバッグの折り畳みまで、技術の世界に大きく貢献できることを指摘している(同氏が折り紙の公理や新しい折り紙技術についてTEDで説明している動画を文末に掲載した)。

折紙は今回、直径25m、厚さ1cmというシリコンのソーラーアレイのインスピレーションになった。このアレイは、250kWの電力を発電する性能があるが、折り畳むと幅2.7mのコンパクト版になる。

現在は、広げると約1.25mになる試作機しかないが、チームはこれから数年をかけてこの技術を完成させる予定だ。

「折紙は、アンテナやソーラーセイル、さらには小惑星を捕まえるための広がるネットにも利用できるだろう」と、ラング氏は語る。

引用:Wired.jp

そう。

宇宙に運ぶにはコンパクトにしなければロケットに搭載できない。

宇宙に出て安定状態になったら、太陽光パネルだったり、太陽光圧だったりのエネルギーを得るために

大きな羽を広げなければいけません。

より大きい面積をコンパクトかつ、きれいに畳んだり広げたり。

その折り方は様々。

昔から有名なのはミウラ折り

その世界ではとっても有名です。

 

<ミウラ折り>

 

 

もちろん海外だけでなく、日本のJAXAでも利用されているようです。

■太陽の力で推進する宇宙ヨットIKAROS(イカロス)  2012.05.21打ち上げ>運行中

ソーラーセイル(太陽帆)は、超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進む宇宙船です。

ソーラー電力セイルは、帆の一部に薄膜の太陽電池を貼り付けて大電力発電を同時に行います。

この電力を用いて高性能イオンエンジンを駆動することで、ハイブリッド推進を実現し、効率的で柔軟なミッションが可能となります。
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」(IKAROS = Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)では、帆だけで宇宙空間を航行できること及び薄膜太陽電池で発電できることの世界初の実証をめざします。

IKAROSは、H-IIAロケット17号機によって金星探査機「あかつき」と相乗りで打ち上げられました。

 

●広くて薄くて丈夫なソーラーセイル

ソーラーセイルは、太陽光を十分に受けることができれば、燃料を消費することなく、宇宙空間を進むことができます。

このアイデアは100年程前からありましたが、帆の素材や展開方式など非常に難しく、近年になりやっと実用化の見通しがついてきました。IKAROSの帆は対角線の長さが20mもある正方形で、厚さはわずか0.0075mmのポリイミド樹脂です。

帆の膜面には、薄膜太陽電池だけでなく、姿勢制御デバイスや理学観測用センサも搭載されています。
この薄くて軽いソーラーセイルの膜面は、IKAROSの機体をスピンさせて、その遠心力によって膜面を展開し、展張状態が維持されます。膜面先端には、おもりが取り付けられていて、膜面の展開・展張をサポートします。

展開は2段階に分けられ、本体側面に搭載された展開機構によって1段階目は準静的に、2段階目は動的に展開します。

この展開方式は、ブーム等の支柱を用いないため比較的軽量で、膜面が大型化しても適用することが可能です。

引用:JAXA

この、IKAROSの羽の展開方法がこちら。
<「ソーラー電力セイル」展開方式>

ロケットから分離した後、正方形のセイルの角に取り付けた四つの重りを同時に解放する  1.先端の重りを分離

巻き付けたセイルを押さえているつっかい棒を少しずつスライドさせて、遠心力でセイルを徐々に引き出していく。完全に引き出すと十字の状態に  2.一次展開

つっかい棒を倒すと、折り畳まれていたセイルが解放され、遠心力によってセイルが一気に広がる  3.二次展開

展開終了後も回転を維持することで、セイルが広がった正方形の状態を保つ  4.完成

引用:こだわりアカデミー

で、この折り紙を利用した宇宙ヨットは世界初でギネスブックに載ったようです。

「IKAROS」世界記録に認定!  2012.11.30

この度、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」が世界初の惑星間ソーラーセイル宇宙機として、また搭載していた2つの分離カメラDCAM1とDCAM2が世界最小の惑星間子衛星として、それぞれギネス世界記録TMに認定されました。

写真左:森治 IKAROSデモンストレーションチーム長
写真右:澤田弘崇 開発員(DCAM開発とりまとめ担当)

引用:JAXA

折り紙の技術は、宇宙だけでなく身近な所にも実はたくさん応用されているようです。

折り紙という二次元の世界を3次元へと変換できる小さな宇宙

まだまだこれから応用されるであろう無限の可能性を感じます。

それにしても、折り紙を最初に思いついた人はすごいなあ。

ありがとうございます。

 

 

 

「理化学研究所」がガチアニメを作っていた!

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2013.12.14|saito

こんにちは、齋藤です。

※公式HPより

さて、表題の件気になりましたか?

順を追ってご説明致しましょう!

 

皆さんは、「理化学研究所」をご存知でしょうか?

「理化学研究所」とは?

独立行政法人理化学研究所は、日本で唯一の自然科学の総合研究所として、

物理学、工学、化学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で研究を進めています。

当研究所は、1917年(大正6年)に財団法人として創設されました。戦後、株式会社「科学研究所」、特殊法人時代を経て、

2003年(平成15年)10月に文部科学省所轄の独立行政法人理化学研究所として再発足しました。

研究成果を社会に普及させるため、大学や企業との連携による共同研究、受託研究等を実施しているほか、

知的財産等の産業界への技術移転を積極的に進めています。

※公式HPより

という事で、何がなんやらといった印象をお持ちでしょう。

そんな「理化学研究所」の関連組織でもある、

独立行政法人 理化学研究所 放射光科学総合研究センター
X線自由電子レーザー施設 SACLA

通称「SACLA」

※公式HPより

SACLA(さくら、SPring-8 Angstrom Compact Free Electron Laser)は、

兵庫県の播磨科学公園都市内に位置するX線自由電子レーザー(XFEL)施設。

日本初のXFEL施設である。 SPring-8に隣接し、実験設備の一部をSPring-8と共用する。

SPring-8とともに特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律に云う特定放射光施設である。

※wikipediaより

く・わ・し・く・は・こ・ち・ら\(◎o◎)/⇒公式HP

というわけで、そんな科学技術の粋を集めたような機関が、なんっと

以前から、漫画やアニメなどのコンテンツを作っていたというから驚きですよね!(強引。。)

そのコンテンツとは、『未来光子 播磨サクラ』!

※公式HPより

まさかの美少女アニメ・マンガ。。

特設ページもこんな感じに。。!

※公式HPより

サイトでは、 播磨サクラの誕生秘話の漫画や壁紙集。

ピコスコープSACLAで見た世界のアニメーションや実際の研究員が執筆する「エイトハカセ」などなど

かなり豊富!

というか、各コンテンツ・WEBサイトの作り込みが本気過ぎてヤバイ。。

※公式HPより

ちなみに施設の写真は、上記。

かなり広大な施設ですね☆

そして、お待ちかねの動画でぃす!

 

未来光子 播磨サクラ

※youtubeより

 

。。。普通にかっこいいな。。

マスコットキャラの「ピコネコ」も可愛らしいですね☆

※公式HPより

以前、ブログでもとりあげたTOSHIBAのダブルサークル

公認会計士アニメなどなど、どんどん他業界もアニメを取り入れており、日本の技術や文化と日本が誇るアニメーションの

コラボが盛んになっていくのは、個人的には非常に良い傾向だな~と思いました。

 

ありがとうございます!

超巨大企業の新ビジネスの色々☆

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2013.12.13|shiozawa

多くの企業がリスク分散のためにメインの市場とは違ったビジネス市場を開拓する事はよくあります。

それは世界的で指折りの超巨大企業でも同様です。

そのビジネスが非常に先進的で挑戦的なのでご紹介☆

まずはSNSの巨塔、“FaceBook”。

 

■Facebook、人工知能研究ラボを立ち上げ  (2013.12.10)

米Facebookが人工知能(AI)ラボを立ち上げだ。

同ラボの所長に就任するというニューヨーク大学Center for Data Scienceの所長を務めるヤン・ルカン教授が、自らのFacebookで発表した。

 yann

ルカン教授の専門は、機械学習、コンピュータ視覚、移動ロボット工学、計算論的神経科学。

DARPAの野外ロボット向けアルゴリズムプロジェクトを統括した経験も持つ。

 同氏はラボの具体的な課題については明らかにしていないが、AIにおける大きな進展が長期的な目標としているという。ルカン氏は現職と兼任し、FacebookとCenter for Data Scienceはデータ科学、機械学習、AIの研究で協力していくとしている。

引用:IT Media

SNSとは一見全く異なる世界ですが、新しい顧客獲得や新たな市場創出など、人工知能によりSNSビジネスをさらに発展させていくことのできる可能性も秘めています。

人工知能自体は、他にも多くの企業が進出しておりますので、すでにライバルはたくさんいるはず。

ただ、ビジネスとして確立されておりませんので、はたしてFaceBookはどのような人工知能をどのような目的で開発していくのかとっても楽しみです。

次は、さらに巨大な企業。

検索エンジンのトップランナー“Google”。

■「人が運転するより安全」、独自ブランドの自動走行車を開発するGoogle

Google XはGoogle研究所として機能し、1960年代の宇宙開発のように、壮大な目標に向かって研究を進めている。

Google X最初のプロジェクトが自動走行車 (Self-Driving Car、下の写真) であり、この研究がGoogle X設立のきっかけとなった。

自動走行技術の概要

Googleは、2009年、スタンフォード大学のSebastian Thrun教授と共同で、自動運転技術の開発を始め、翌年、Google Xを設立し、本格的な研究に着手した。

Google自動走行車は、センサーでとらえた情報を人工知能の手法で解析し、安全な走行路を判定するものである。

車両上部にLidar (light detection and ranging) を搭載し、レーザーにより物体との距離を測定し、車両周辺の3Dマップを作成する。

車両前部と後部にRadarを搭載し、前後の物体との距離・速度を測定し、遠方の物体の位置を把握する。フロントグラスにはビデオ・カメラが設置され、信号機、道路標識、前方の車のテールライトなどを検知する。

屋根のGPSアンテナで位置を把握し、四つの車輪にはPosition Estimatorが搭載され、短距離の移動を測定し、正確な位置を算定する。

人工知能技術で走行路を判定

各種センサーから収集した情報で、自動車の位置を正確に把握できるが、どのレーンを走っているかまでは分からない。

そこでLidarのイメージをGoogleの得意とするマップに重ね、どのレーンを走行し、どこに横断歩道や交差点があるかなどを把握する。

このスタティックな情報に、他車、歩行者、信号表示、道路標識などダイナミックな情報を重ね合わせ、マップ (上のグラフィックス) を完成させる。

これら情報を解析し、安全な走行路を判定する技術として人工知能が使われている。

引用:IT Pro

グーグルはグーグルマップやグーグルアースで持っている膨大な道路情報に加えて、高速なデータ処理技術に高度な画像処理技術まで持っておりますので自動走行自動車においてはずば抜けて先行しているのではないでしょうか。

将来の自動車は“車を作る技術”以上に車を“安全に自動コントロールする技術”で選ばれる時代が来るのかもしれません。
さらに、Googleからもう一つ 。

■米Google、「健康と幸福」を研究するベンチャー子会社Calicoを設立  (2013.09.19)

米Googleは18日、「健康と幸福」について研究する新ベンチャー「Calico」の設立を発表した。

CalicoのCEOには、米Apple社会長、またバイオベンチャー米Genentech社会長で元CEOであるArthur Levinson氏が就任する。Levinson氏はCalicoの創業出資者でもあり、ほかにGenentech社会長、スイス製薬会社大手Hoffmann-La Roche取締役、米Apple社会長の役職も務めているが、これらの役職はそのまま継続する。

 Calicoについて、米Google CEOであるLarry Page氏は「病気や老化は、私たちの家族すべてに影響を与える。医療やバイオテクノロジーの周辺領域で長期的に、考えられないほど大きな規模で考えることによって、私は何百万もの人生をより良い物にできると信じている」と設立意図を説明した。

Page氏は、Googleの本業と関係なさそうに見える事業に進出することについて、自分のGoogle+ページで「株主への我々の最初の手紙で説明したように、テクノロジーには人々の人生をより幅広く改善できるだけの途方もない可能性がある。既存のネットビジネスと比較して奇妙、あるいは投機的であるかのように見えるようなプロジェクトに投資するとしても、驚かないでほしい」と説明した。

引用:Internet Watch

人の最大の欲求は健康に長生きする事。

それは今も昔もそして将来も変わることはないと思います。

薬品メーカーや医療関係のみが担う市場かと思っていましたが、そこにまさかのGoogle。

しかし、少し考えてみればまたまたGoogleが持っている膨大な情報と高速なデータ処理技術を駆使することでこういった全く異なった市場に新しい風を吹き込むことができてしまいそうな気がするのは私だけでしょうか。

グーグルは強い!!

こちらも非常に楽しみです。

そして、次はPC界の巨人“マイクロソフト”。

新市場開拓の情報は他社と比べてあまり聞こえてきませんが。。。

ビル・ゲイツ「次世代コンドーム」に関心 マイクロな薄さでソフトな肌触り?

「次世代コンドーム」を開発したら10万ドル(約940万円)―――米マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏によるこんな呼びかけが、ネットの注目を集めている。
さまざまなアイデアがやりとりされる一方で、マイクロソフトやウィンドウズに引っ掛けた「ネタ」投稿もかなりあり、中には「(次世代ウィンドウズと鳴り物入りで登場した)ビスタのようになるのでは」「セキュリティホールが見つかって漏れそう」などと不安がる人も出ている。

新たな形状とデザインを求める

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が2013年3月4日に発表したところによると、「快感を保持あるいは高める新素材」「ユーザー・エクスペリエンスの向上につながる新たな形状とデザインのコンドームの開発とテスト」といったいくつかの例が出資の対象としてあげられている。
創業資金10万ドルに加えて、最高で100万ドル(9400万円)まで出資する可能性もあるという。
狙いはエイズウイルス(HIV)の感染拡大を食い止めること。コンドームは感染防止のもっとも効果的な手段とされているが、快感が損なわれるといった理由で使いたがらない男性が多く、それが「受け入れがたい代償」をもたらしていると同財団は指摘している。

引用:J-Cast

こちらは完全にゲイツ財団ならではで、新しい市場開拓としてはちょっと毛色は違いますが、非常に面白いものです。

サブタイトルの“マイクロな薄さでソフトな肌触り?”は実に上手に掛けたなぁと感心してしまいます。

しかし、コンドームもこれから決してなくなるとは思えませんからぜひ開発の成功を祈っています。

 

人類が生存する限り、止まる事のない技術の進歩。

今できないことがすべて当たり前の時代は必ずやってくるような気がします。

そう感じられる時代である限り、斬新なテクノロジーがこれからももっと誕生するはずです。

ありがとうございます。

 

世界初のスキャナ内蔵カッティングマシンが今月発売!!

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2013.12.11|iwamura

こんにちは、nakanoです!

 

先日も弊社ブログにて取り上げております『3Dプリンター』の進化、

 

MAKE:JAPAN様より

 

2Dのデータを3D化して、造形や建築物に活かす事が出来る画期的なプリンターですね。

その進化も、日進月歩、

遠くない未来、家庭用として一家に一台とまで言わせる急成長ぶりは、

医療の面ひとつをとっても目覚しいものがあります。

 

新しい皮膚を「プリンティング」するという発想の大きな問題として、人それぞれ異なる皮膚のトーン、明るさを再現するのがかなり困難である…ということです。なぜなら我々の肌はとてもユニーク、薄くて変わりやすく、完璧なレプリカを生成するのがとても難しいようですね。様々な研究で興味深い議論が成されていますが、ハイライトは2つ。

ウェイクフォレスト大学で研究しているJames Yoo氏は、火傷の患者の肌に直接プリントできるマシンを国防総省の資金助成を受けながら研究しています。

一方リバプール大学では、慎重にキャリブレーションできる3Dスキャナーを用いて、各被験者の肌のサンプルを取得し、より正確なパッチをプリントできる、という研究を進めています。

ギズモード様より

 

人の細胞の免疫に抵抗の少ないインプラントとしてや、

義手・義足などの形成物は理解できますが、

皮膚をプリントする…という概念までもがすでに研究されています。

 

ドイツのフラウンホーファー研究機構のGünter Tovar氏は、合成ポリマーおよび生体分子の混合物を使用して3Dプリントされた血管をつくる「BioRap」というプロジェクトを指揮しています。このプリントされたシステムは、現在動物実験中で、人体実験はまだ行っていませんが、いずれ臓器移植も3Dプリンターで実現する予定だそうです。

ギズモード様より

 

そして、こちらはなんと『血管』

プリンターといっても、もう何でもプリント出来る時代…なんですね…

 

そうは言ったものの、実際に3Dプリンターが現れてから、

自分の周囲に「我が家3Dプリンターあるよ!」という人間がどのくらいいるでしょうか…?

一家に一台の時代が…と言われておりますが、

今のところ、まだその可能性が進化の途中のため、

普及となるとまだまだ先の話のようです。

 

そんな中、価格もサイズもお手頃な、

また3Dプリンターとは違ったデータを再現するマシンが、

今月の24日(クリスマスイヴですね!)に発売します!

それがこちら!

 

ブラザー販売は、布や紙を好きな形にカットする家庭用カッティングマシン「Scan N Cut」を12月24日に発売する。世界で初めてスキャナを内蔵し、手書きイラストなどをスキャンしてオリジナルのカットデータを作成できるのが特徴。実売予想価格は5万円前後。

ITmediaニュース様より

 

そうです、カッティングマシンです!

 

『カッティングマシン』…??

いまいちピンと来ないかもしれませんが、

はさみを使用せずに紙を切ることが出来るのが、カッティングマシンですね!

 

このカッティングマシン、

世界初のスキャン機能内蔵の為、データで入力した形に、正確に、素早く、

しかも、紙以外にも布などを切る事ができるんです!

家庭用のミシンの技術を応用し、アップリケやキルトの制作も簡単に出来てしまうんです。

 

これはつまり、型紙を入れれば、型紙通りに布が裁断されて、

あとは縫製をするだけ…という、服作りの応用にもなるのでしょうか…

 

機能としては、カッティングのみですが、

スキャン機能内蔵なので、

子供の落書きや、細かなデザインまで、

どんなものでもカットしてくれる優れものです!

 

クリスマスのプレゼント…になるかはわかりませんが、

手作りのクリスマスプレゼントの制作には一役買いそうです!

 12月24日発売の『scan N net』、

3Dプリンターに負けず劣らずの、今後の進化にも注目ですね!

 

ありがとうございました。

3Dプリンタで大きなものから小さなものまで☆

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2013.12.06|shiozawa

一度こちらのブログでも取り上げさせていただきました“3Dプリンタ”。

自由度が高く、しかも簡単に3D化できてしまうということで革命を起こし続けています。

一時期、特に注目されたのが3Dプリンタで作成した拳銃。

さらにどんどん考えもつかないようなものまで作られるようになってきております。

その中でも今回は、

特に3Dプリンタで作られた大きさに注目して紹介します。

まず最初がこちら。

■3Dプリンタで精緻に造形された極小サイズのレーシングカー

大きさ330マイクロメートル×130マイクロメートル×100マイクロメートルという極小サイズのレーシングカーを3Dプリンタで造形したのが、ウィーン工科大学のJürgen Stampfl教授らのチーム。

ちなみにマイクロメートル(㎛)はミリメートル(mm)よりも1つ小さな単位で、0.001mmが1㎛。

今回の造形にかかった時間は4分でなんと世界新記録、造形誤差は1㎛以下だったそうです。

 

 

アップで見ると微妙な段差が見えますが、写真下部にある縮尺と比べると、ほんとうに微妙な段差であることがわかります。さすがは誤差1㎛。

Jan TorgersenさんとPeter Gruberさんの前にある巨大な装置が使用された3Dプリンタ。

引用:Gigazine

極小サイズのものでも“速くて簡単”という3Dプリンタの特徴がちゃんと維持されています。

今回は模型ということで特別何かに応用されたわけではないですが、

誤差1um程度の精度でコントロールできることから、多くの電子機器の微細化技術に応用できそうです。

ということで、

さっそく3Dプリンタを電子機器に応用したものを次に紹介☆

3Dプリンタでリチウムイオン電池を「印刷」する技術をハーバード大学が開発

本物の心臓や一軒家など、3Dプリンタで「印刷」できないものはない時代になりつつありますが、ハーバード大学とイリノイ大学の研究チームが、髪の毛よりも細いサイズのリチウムイオンバッテリーを3Dプリンタで印刷する技術の開発に成功したことを発表しました

 

印刷されたリチウムイオン電池は非常に小さなものですが、「一般的に使用されている同種のバッテリーと変わらないチャージ性能およびエネルギー密度、寿命を備えている」と研究チームは語っています。

微細加工技術の発達により、極小の医療機具や小型の虫形ロボット、メガネに埋め込み可能なカメラとマイクなどが開発されてきましたが、それらのデバイスへの電力供給は、固体材料を薄いフィルム状に成型された電極を用いることがほとんど。

この方法だと、材料が非常に薄いためエネルギーを十分に蓄積できず、その結果、デバイスは小型化できてもバッテリーが大きいままになるという問題を抱えていました。

そのブレイクスルーとなったのが3Dプリンタを用いた微細成型技術でした。研究チームでは3Dプリンタの加工精度を高めると同時に、科学的、電気的に優れた機能的インクを開発することで高い性能を実現。

微細な成型を行ってバッテリーとして動作させるためには、歯ミガキ粉がチューブから押し出されるようなやわらかさと、直後に硬化して形状を保つという特徴を持ち、電気的特性を備えてバッテリーの電極としての機能を果たすための特性が求められました。

http://www.youtube.com/watch?v=H4V07og2pCw 

引用:Gigazine

リチウムイオン電池という名前は最近は多くの人が耳にしたことがあるかと思います。

例えば、携帯電話の電池パックや

ハイブリッド車のバッテリー

などなど。

多くの身近なもので利用されているリチウムイオン電池ですが、それと同等レベルのものが3Dプリンタですでに実現できているということです。

ごく最近生まれた新技術がまだ初歩的な研究段階でここまでの性能を出せるというのは間違いなく革命ではないでしょうか。

 

しかも、

3Dプリンタが得意なのは小さいものだけではありません。

今度はとっても大きなもの。

巨大な3Dプリンタを使い一軒家を20時間で建ててしまう「Contour Crafting」

ゼネラル・エレクトリックはジェット機のパーツを3Dプリンティングで作りはじめており、個人レベルだけではなく工業的なレベルでも3Dプリントの技術が用いられていますが、巨大な3Dプリンタを使って2500平方フィート(約230平方メートル)の家を20時間で建ててしまうというのが「Contour Crafting」というプロジェクトです

このプロジェクトの最も優れた点は、レイヤーを重ねてパーツを作成し、建物を短時間で完成させてしまうということ。

また、これまで手作業で行っていたことを全てオート化し、ロボティクスの技術と伝統的な建築法を融合させることによって短時間でも十分な強度を実現しています。

現在はさまざまな種類のセラミックを素材として試しているところで、まだ開発中の技術ですが、安価な素材を使った3Dプリントによる建築が実現すればCal-Earthと共同して災害時に仮設住宅を作ったり、発展途上国の居住問題を解決できる可能性もあります。

 

引用:Gigazine

なんと大きな約230平方メートルの家をたったの20時間で作ってしまう。

家の建設には何週間もかかるという概念を完全に壊しています。

しかも動画にあるようにかなり自由度の高い設計が可能。

夢の一軒家が安価で手に入れられる時代が来るかもしれません。

でもやっぱり一番気になるのが“強度”。

思った以上に強度はありそうです。

あとは薬品に溶けたり、簡単に穴があけられたりさえしなければ、簡易的な家としてではなくても利用できるかもしれません。

これらの事から3Dプリンタには

小さすぎる、大きすぎるといった概念にとらわれる必要がない(全くないわけではないですが。)事がよくわかります。

小さいものから大きいものまで、ニーズに合わせて、早くて簡単に

つまり、逆の“遅くて大変なもの”こそ3Dプリンタの活躍できる世界になりそうです。

2013年も残りわずか。

2014年もまた新しい斬新な3Dプリンタの利用方法が生まれてきそうです。

ありがとうございます。

 

 

 

 

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